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「寄付」と「寄附」の違いは?募金・支援金・義援金など素朴なギモン

#寄付の意味や仕組みに関連するお宝エイド記事一覧#寄附

国内外に様々起こる社会課題の解決のために、私たちができる行動の1つ「寄付」。

寄付の意味を深く理解しようとすると、「寄付」と「寄附」という文字の違いに疑問を抱く機会が一度はあるのではないでしょうか。

今回は寄付の言葉の違いをテーマに、「寄付」と「寄附」の違いから、「募金」「義援金」「支援金」といった意味の違いまで広げてご紹介します。

「寄付」と「寄附」の違い

早速ですが、「寄付」と「寄附」という2つの表記にはどのような違いがあるでしょうか。

この2つはともに辞書には「公共の事業や寺社などに金品を進んで出すこと。」と定義されています[1]。

意味においては共通していますが、使用する場面で違いがあり、国や自治体など法令・公共の文書では「寄附」という表記が用いられています。

企業や団体、私たち個人が使用する場合など、一般的には「寄付」という表記が使われます。

「寄付」と「募金」「義援金」「支援金」の違い

「寄付」と同じように用いられる言葉として、「募金」「義援金」「支援金」を耳にする機会も多いと思います。

これらには、どのような意味の違いがあるのか、それぞれ見ていきましょう。

募金

募金とは、「お金を募って集めること」という意味があります。

「寄付する」とは、自らの意思で寄付先を選び、金銭を贈るのに対して、「募金する」は、お金を募っているところに金銭を贈るという違いがあります。

義援金

義援金は、災害など被災者のために贈るお金のことを言います。

寄付と混同されがちですが、赤十字・赤い羽根共同募金・自治体・TV局が窓口になって被災地へと贈る役割を担うため、定義としては「募金」に近いと言えます。

<関連記事>
赤い羽根募金とは?意外と知らないしくみや寄付の使い道

支援金

義援金と同じく、被災地に贈るお金のことですが、支援金は特定の団体など、自分で贈り先を選んで寄付をするお金のことを言います。

義援金は被災者に直接配分されるお金で、支援金は被災地の活動するNPO団体などの活動支援に使われるお金という違いがあります[2]。

まとめ

本記事では、「寄付」と「寄附」、「募金」「義援金」「支援金」といった言葉や意味の違いについてお伝えしました。

普段何気なく見聞きしたり、使ったりしている言葉にも、それぞれ意味があることがお分かりいただけたと思います。

もし、間違った使い方や捉え方をしていたことに気づいた際は、この機会に改めて「寄付をする」という意識を深めてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】「寄付することの幸福」は実証されていた! 寄付から得られる幸せの法則とは?

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<参考文献>
[1]小学館,「〔精選版〕日本国語大辞典」,available at https://www.shogakukan.co.jp/books/volume/21431
[2] 日本財団,「支援金と義援金の違い」,available at https://www.nippon-foundation.or.jp/donation/disaster_fund/infographics

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