全国米穀協同組合（全米販）が発行する「おこめ券」。その名の通り、スーパーや米穀販売店など、取り扱い店舗で提示することで、お米の代金として利用することができます。

とはいえ、「商品券なんだからお米以外にも使えないの？」と思われる方もいらっしゃると思います。

そこで本記事では、おこめ券がお米以外にも使える店について、また実際にどのような商品に使えるのかを調査してみました。

おこめ券がお米以外にも使える店

まず前提として、おこめ券を発行する全国米穀協同組合（全米販）では、おこめ券の利用について、お米以外に使えるという公表はされていません。

ここでは、ネット上の口コミから「おこめ券を使って米以外の商品を購入できた」という事例から使える店をまとめました。

• ドン・キホーテ
• ココカラファイン
• スギ薬局
• かねひで
• ダイレックス
• サンエー
• クリエイトSD
• ライフ
• 西友
• ベイシア
• 綿半
• イトーヨーカドー

店舗によっては、お米以外の商品を購入する際に使える店もあれば、お米が含まれていれば他の商品も一緒に購入する際におこめ券を利用できる店もあるようです。

ただし、上記の中でも店舗によって異なることや運営方針の変更によって現在利用不可となっている店もあります。

また、上記以外にも対象となる店舗も存在する可能性がありますので、おこめ券をお米以外に利用したい場合には、全米販の公式サイトから取扱店舗を検索して、事前に電話での確認または店頭で確認しましょう[1]。

お米以外に使える商品カテゴリー

おこめ券でお米以外の商品を購入したい場合、具体的にどのような商品が対象となるのか。

こちらも公式見解はありませんが、ネット上の口コミからは下記のような商品が実際に購入できたという事例があります。

米関連加工食品

レトルトご飯、冷凍おにぎり、お茶漬けの素、炊き込みご飯の素、米麹を使った調味料や飲料（甘酒など）など、米を主原料とした加工食品は多くの店舗で利用対象に含まれます。

これらの商品も「おこめの変形形」として認められていることがあります。

和菓子・米菓類

お煎餅、あられ、団子など米を原料とする菓子類も、おこめ券使用可能な店舗があります。

特に地域色の強い和菓子屋や道の駅、物産展では、「米を使った商品であればOK」というスタンスを取っていることもあり、地元のお土産をおこめ券で購入するという活用法まで登場するほどです。

基本的には食品関連となっていますが、お米と一緒に購入する事を条件に使える店の場合には、店舗の商品すべてが対象になるところもあるようです。

ただし、こちらも店舗によって異なるケースや生米は対象でもレトルトご飯は対象外などルールが異なるお店も存在しますので、事前に確認するようにしましょう。

お米以外に使えるか確認する方法

店舗の掲示・表示を見る

多くの取り扱い店舗では、「おこめ券使えます」というポスターやステッカーが店頭に掲示されています。

対象商品が限定されている場合は、貼り紙などで詳細が確認できることもあります。

スタッフに尋ねるべき質問例

不明な場合は直接スタッフに聞くのが一番です。

• 「この商品、おこめ券で買えますか？」
• 「おこめ券が使える商品はどのあたりにありますか？」
• 「お米以外で買える商品もありますか？」

上記のような質問をすればスムーズに利用可否や対象商品を教えてもらえます。

「おこめ券はお米以外にも使える？活用できる方法を調査」のまとめ

おこめ券はその名の通り「お米を買うもの」に使える商品券というのが基本になります。

しかしながら、取扱店舗の中にはお米以外の商品に使えたり、お米と一緒に商品を購入すればおこめ券を利用できる店舗が存在します。

お米にしか活用できないと思っていた方も、最寄りの対象店舗でお米以外にも使える可能性がありますので、ぜひ直接お店に確認して活用してみてはいかがでしょうか。

※もし、ご支援される際に「譲渡所得税」や「寄付金控除」についてご心配の場合は、ご支援される団体様までお問合せください。

＜参考文献＞
[1]ごはん彩々（全米販），「おこめ券取扱店舗検索」，available at https://www.gohansaisai.com/shop-search/