イカキングで知られる能登道の駅の現在と能登地震復興に向けて私たちにできること

令和6年の元日に発生した能登半島地震は、多くの方に深い衝撃を与えました。
お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。この機会にお宝エイドでの支援活動をはじめてみませんか。
※もし、ご支援される際に「譲渡所得税」や「寄付金控除」についてご心配の場合は、ご支援される団体様までお問合せください。
「何か自分にもできることはないだろうか」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、被災地の復興のシンボルとして注目を集める能登町の巨大イカモニュメント「イカキング」と、道の駅「イカの駅つくモール」をテーマに、地震の影響と現在の課題を知り、私たちにできることを考えるきっかけとなれば幸いです。
イカキングとは?能登の観光名所として根づきはじめた「イカの駅つくモール」
令和6年能登半島地震における様々なニュースをきっかけに、石川県の能登町町越坂にある「イカキング」というモニュメントの存在を知った方も多いのではないでしょうか。
イカキングは全長13メートル、高さ4メートルという大きさで、初めて目にすると誰もが驚く迫力です。
そのユニークな見た目と存在感は新聞やテレビ、SNSでもこの愛称が使われることが多く、今では道の駅「イカの駅つくモール」と並んで、能登町を代表する観光スポットの1つとして知られるようになってきました。
2020年、新型コロナウイルス感染症の影響で観光客は大幅に減少し、能登町の観光や漁業は厳しい状況に直面していました。
そこで町は地方創生臨時交付金を活用し、地域の特産であるイカを題材にした巨大モニュメントを建てることを決断します。
建設当初は「税金の無駄遣いではないか」という厳しい声も一部で上がりましたが、完成後はそのユニークさが話題となり、遠方からも観光客が訪れるきっかけとなっています。
「イカキング」は、能登のイカ漁文化を伝える役割だけでなく、町のシンボルとして人々に笑顔と話題を届けてきました。
すぐそばには「イカの駅つくモール」という観光施設が併設されています。
新鮮な魚介を扱う売店や、地元の特産品を購入できるコーナーなどもあり、のんびりと能登の海の恵みを楽しんでいただける場所として、震災前には多くの環境客で賑わっていました。
このモニュメントが誕生した背景には、地域を活性化させたいという強い思いがありました。
令和6年能登半島地震と「イカキング」の周辺の影響を知る
令和6年能登半島地震の発生と被害状況
令和6年1月1日に発生した令和6年能登半島地震は、多くの方の記憶に深く刻まれた災害となりました。
最大震度7を記録したこの大きな地震は、石川県の能登町を含む広い範囲に甚大な被害をもたらしました。
震源に近かった能登町でも、道路の亀裂や港湾施設の被害が確認され、普段の生活を取り戻すまでに、いまだ多くの時間と人手が必要となっています。
発生当初から地域の人々は寒さの厳しい中でも協力し合い、少しずつ片付けと復旧作業を進めてきました。
イカキングは地震と津波に耐えたのか?
大きな揺れとともに津波の可能性も報じられた令和6年能登半島地震の中で、「イカキング」はどうなったのか気になっている方も多いかもしれません。
併設のイカの駅つくモールでは、50センチの津波によって店内は浸水に見舞われたり、周辺の道路にも被害があったものの、イカキング自体はほぼ無傷で立ち続けていたことが、当時の地元紙やテレビニュースで大きく取り上げられました。
能登地方を中心に甚大な被害をもたらした中で、当初は税金の無駄遣いと批判された経緯を持ちながら、災害の中で立ち続ける姿は、地域住民の方々にとっては心の支えとなったとも報じられています。
イカの駅つくモールの現在と課題
令和6年能登半島地震の発生から約1年半が経った現在も、能登町では復旧作業が続いています。
「イカの駅つくモール」は、地震によって施設の一部が損傷を受けましたが、訪れる方の安全を最優先に、地震発生3ヶ月後の4月に営業を再開しました。
しかしながら、被災を受けたスタッフが仮設住宅から出勤せざるを得ながったり、物品不足の現状も続いていることから、現在もなお時短営業を強いられています。
また、地震の影響によって観光客の足が遠のき、震災前から比べると観光客は1/5に減少したと言われています。
これまで多くの人でにぎわっていた売店や飲食スペースにも、まだ完全な活気は戻り切っていないのが現状です。
さらに、津波の影響を受けやすい地形であることから、今後のまた大きな地震があった際の適切な避難経路の確保という点においても課題が残されています。
しかし、その一方で「イカキング」が再び注目されていることは地域にとって大きな希望です。
耐震性のあるモニュメントが地震に負けず立ち続けたことは、多くの方に勇気を与え、観光の目玉として復興に寄与しています。
観光客が戻ることは、地域経済を支える大切な力になります。
「イカの駅つくモール」が完全な形で営業を再開できるようになるまで、もうしばらくの時間と支えが必要とされています。
能登の復興支援に向けて私たちにできること
建設当初は賛否が分かれた「イカキング」ですが、現在ではその存在が生み出す経済効果が注目されています。
大きな話題性はSNSを中心に拡散され、全国から観光客を呼び込むきっかけとなっています。
被災後も無傷で立ち続けた姿は、能登の人々だけでなく、遠方から訪れる人々の心にも強く残りました。
「イカキングに会いに行こう」という思いが、観光需要の回復につながり、地域に落ち込んだ活気を取り戻す一助となっています。
被災地のために何かできることはないかとお考えの方は、観光として訪れることも地域の経済を支え、住民の生活を取り戻す力になります。
また、現地を訪れることが難しい場合でも、募金や物産の取り寄せを通じて復興を後押しする方法があります。
小さな行動の積み重ねが、被災地にとって大きな支援になることを忘れずにいたいものです。
現在、被災地では様々な復興支援が行われていますが、一例として下記のNPO団体が災害発生直後から避難所で水や衛生用品等の物資配布をはじめとした支援活動を行っています。
- 認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン:石川県輪島市を中心に食品・水等の物資配布や炊き出しを実施中
- AAR Japan[難民を助ける会]:輪島市、珠洲市で炊き出し、県内各地の障がい者施設に支援物資配布
- NPO法人フードバンクとやま:水や食品の寄付、現地で炊き出しする団体への食品や備品の寄付
- 公益社団法人日本国際民間協力会(NICCO):輪島市を中心に生活物資や食料の配布
- 特定非営利活動法人ジャパンハート:能登町、輪島市を中心に要配慮者用支援物資の提供および避難所での医療分野における人的支援
- シャンティ国際ボランティア会:県内で支援物資の配布
いまだ被災地の混乱は収まっていないため、個人としてどのような支援をするのが良いのか、自分には何ができるのか、とお考えの方も多いかもしれません。
お宝エイドでは、上記でご紹介したような、被災地で復旧活動や被災者のサポートを行っているNPOの活動を支援する形で、能登半島地震への支援へとつなげています。
お宝エイドでは様々な物品を通じたNPO団体の支援を行うことができます。お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。あなたもお宝エイドを通じて能登半島地震の被災地支援活動をはじめてみませんか。
(KOBIT編集部:Fumi.T)
<参考文献>
[1] 石川県能登町観光ポータルサイト,「能登町観光の新名所 巨大スルメイカのモニュメント」,available at https://notocho.jp/ikaname/
[2] イカの駅つくモール,available at https://ikanoeki.com/
あわせて読みたいおすすめ記事
RECOMMEND