ゲームソフトの正しい捨て方は?分別・データ消去と捨てずに手放す方法
遊ばなくなったゲームソフトを整理するとき、迷いやすいのがごみの分別です。
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ゲームソフトには、ディスク型、カートリッジ型、紙箱入りの旧作などがあり、素材や構造は同じではありません。
さらに、自治体によって可燃ごみ、不燃ごみ、製品プラスチックなどの区分が異なります。
また、古いゲームソフトには、現在では入手しにくい作品や生産本数の少ない作品もあります。
壊れている、ケースがない、何年も遊んでいないという理由だけで捨てると、再利用できるものまで失われてしまうかもしれません。
この記事では、ゲームソフトの基本的な捨て方を種類別に解説します。
セーブデータや個人情報への対処、売却・譲渡・寄付といったリユース方法も確認し、納得できる手放し方を選びましょう。
ゲームソフトの捨て方は自治体によって異なる
ゲームソフトには、全国共通のごみ区分がありません。
同じディスク型ソフトでも、ある地域では可燃ごみ、別の地域では不燃ごみとして扱われることがあります。
そのため、見た目や素材だけで判断せず、住んでいる自治体のルールを確認することが重要です。
自治体の公式サイトやごみ分別アプリでは、次の品目名で検索してみましょう。
- ゲームソフト
- CD・DVD
- 光学ディスク
- カートリッジ
- プラスチック製品
- 製品プラスチック
ゲームソフトの項目が見つからないときは、ディスク、ケース、説明書などに分けて調べます。
それでも判断できない場合は、自治体の清掃担当窓口へ問い合わせるのが確実です。
なお、ゲーム機本体やコントローラーは、ゲームソフトとは別に扱われるのが一般的です。
電子基板や金属、充電池などを含む機器を、ソフトと一緒に捨てないようにしましょう。
特に充電池を内蔵した機器は、ごみ収集車や処理施設での発火につながる可能性があります。
種類別に見るゲームソフトの捨て方
ゲームソフトを自治体のごみ収集へ出す場合は、ソフト本体だけでなく、ケースや説明書の分別も必要です。
ここでは代表的な種類ごとの考え方を紹介します。
ディスク型ゲームソフト
CD、DVD、Blu-ray Discなどと同様の形をしたゲームディスクは、自治体によって可燃ごみ、不燃ごみ、または資源回収の対象外となるプラスチック製品などに分けられます。
ディスクに印刷や金属層が含まれているため、プラスチック資源として回収しない地域もあります。
個人情報が心配だからといって、ディスクを無理に割る必要はありません。
ゲームディスクそのものに、氏名や住所、決済情報が記録されることは通常ありません。
割れたディスクは鋭利になり、破片が飛散してけがをするおそれもあります。
自治体から切断などを指示されていない限り、原形のまま指定の方法で出しましょう。
カートリッジ型ゲームソフト
ファミコン、ゲームボーイ、ニンテンドーDS、Nintendo Switchなどで使われるカートリッジ型ソフトは、樹脂製の外装の内側に電子基板や金属端子が入っています。
そのため、外側がプラスチックに見えても、プラスチック資源として出せるとは限りません。
自治体によって可燃ごみ、不燃ごみなどの扱いが異なるほか、小型家電回収の対象品目に含める地域もあります。
ただし、小型家電回収ボックスは、投入口に入る物なら何でも回収できる制度ではありません。
ゲームソフトが対象品目として明記されているか確認してください。
古いカートリッジには、セーブデータ保持用の電池を内蔵したものもあります。
分解には工具や知識が必要であり、基板や端子を傷つける可能性もあるため、ごみ出しのために自分で分解するのは避けましょう。
プラスチックケース
ゲームソフトのケースは、自治体によって可燃ごみ、不燃ごみ、製品プラスチックなどに分類されます。
商品を包む容器ではなく、それ自体が製品として扱われるため、容器包装プラスチックの対象外になる地域もあります。
ケースの表面にある紙ジャケットを簡単に取り外せる場合は、素材ごとに分けます。
ただし、ケースだけを探している人もいます。
特に古いゲームや限定版のケースは、ソフトがなくても再利用される可能性があるため、捨てる前に需要を調べてみましょう。
説明書・紙箱・チラシ
紙製の説明書、紙箱、チラシなどは、状態や加工方法によって古紙回収へ出せる場合があります。
汚れやカビがひどい紙、ビニール加工や金属箔が施された紙などは、資源回収に適さないことがあります。
説明書や外箱は単なる包装材ではありません。
操作方法だけでなく、発売当時のイラスト、世界観、メーカー情報などが記録された資料でもあります。
古い作品では説明書や箱が失われやすいため、これらが残っているだけで収集上の価値が高まることもあります。
限定版の付属品
限定版には、フィギュア、布製品、金属製グッズ、サウンドトラック、冊子などが付属することがあります。
まとめて一つのごみ袋へ入れるのではなく、素材や品目に応じて分別してください。
ソフト本体がなくても、付属品だけを求める人がいる場合があります。
捨てる前に、商品名や特典名で検索し、単品で譲渡できないか確認するのも一つの方法です。
捨てる前にセーブデータと個人情報を確認する
ゲームソフトを手放すときは、セーブデータがどこに保存されているか確認しましょう。
保存場所はゲーム機やソフトの世代によって異なります。
古いカートリッジ型ソフトでは、セーブデータがカートリッジ内部に保存されるものがあります。
一方、近年のゲーム機では、本体ストレージ、メモリーカード、クラウド上などへ保存する方式が一般的です。
例えばNintendo Switchのセーブデータは、原則としてゲームカードではなく本体保存メモリーに保存されます。
セーブデータは正規の操作で消去する
カートリッジ側にセーブデータが残るゲームを売却・譲渡する場合は、ゲーム内メニューや本体のデータ管理機能から消去します。
消去方法が分からないときは、メーカーの公式サポートや取扱説明書を確認してください。
必要なデータがある場合は、先にバックアップや引っ越し機能の利用を検討します。
一度消去したデータは元に戻せないことがあるため、家族のデータが含まれていないかも確認しましょう。
アカウントや決済情報は主に本体側を確認する
オンラインサービスのアカウント、フレンド情報、決済情報などは、通常、パッケージソフトではなくゲーム機本体やオンラインアカウント側で管理されます。
そのため、ソフトだけを手放す場合と、本体も一緒に手放す場合では、必要な作業が異なります。
本体を売却・譲渡するときは、アカウント連携の解除や初期化をメーカーの案内に従って行ってください。
ダウンロード版のゲームはアカウントの利用権として管理されるため、物理的な中古ソフトのように自由に売却・譲渡できるものではありません。
アカウント自体の売買も、サービスの利用規約に反する可能性があります。
ゲームソフトを物理的に破壊する必要はある?
ゲームソフトを捨てる際、読み取られないようにディスクを割ったり、カートリッジを切断したりしようと考える人もいます。
しかし、ゲームソフトには通常、住所やクレジットカード番号といった重要な個人情報は保存されていません。
保存されている可能性があるセーブデータについては、機種に合った正規の方法で消去するのが基本です。
ディスクを割ると鋭い破片が飛ぶ可能性があり、カートリッジの分解では工具によるけがも考えられます。
物理的に壊すと、ソフトや付属品が持っていたリユース価値も失われます。
自治体から特別な指示がある場合を除き、無理な破壊や分解は避けましょう。
捨てる前にゲームソフトの価値を調べよう
ゲームソフトの価値は、発売時の価格や知名度だけでは決まりません。
流通数、再販の有無、シリーズ人気、対応機種、付属品、保存状態などによって、後から注目される作品もあります。
特に価値を確認したいのは、次のようなソフトです。
- 生産本数が少ない作品
- レトロゲームや旧型機向けの作品
- 限定版、初回版、店舗特典付きの商品
- 現在は新品を入手しにくい作品
- 配信や移植が行われていない作品
- 箱、説明書、帯、はがきなどが残っている商品
- サンプル版や非売品など、一般販売されなかったもの
値段が付かなかったとしても、作品を遊びたい人や、資料として集めている人へ引き継げる可能性があります。
読み込み不良や記名がある場合も、状態を正確に伝えればジャンク品として再利用されることがあります。
ゲームソフトを捨てずに手放す方法
ごみとして処分する前に、売却、譲渡、寄付などの方法を検討してみましょう。
再び遊んでもらえれば、ソフトを製造するために使われた樹脂や金属、紙などを無駄にせずに済みます。
買取店へ売却する
ゲーム専門店やリユースショップでは、ゲームソフトをまとめて査定してもらえます。
現行機種の人気作は幅広い店舗で扱われますが、古いソフトや限定版は、レトロゲームに詳しい店舗のほうが特徴を評価しやすい場合があります。
査定に出す前に、ケース、説明書、特典、外箱などを探してそろえましょう。
ディスクは柔らかい布で中心から外側へ軽く拭き、カートリッジは外装のほこりを落とす程度にします。
研磨剤の使用、端子の水洗い、カートリッジの分解などは、状態を悪化させる可能性があるため避けてください。
フリマアプリやネットオークションで譲る
フリマアプリなどでは、自分で価格を設定し、必要としている人へ直接届けられます。
一方で、撮影、状態説明、梱包、発送、購入者対応が必要です。
出品時には、対応機種、動作確認の有無、傷、ケース割れ、説明書の欠品、記名、セーブデータの状態などを具体的に記載します。
動作を確認していない物を、確認済みであるかのように説明してはいけません。
ディスクはケース内で外れないように固定し、水濡れや衝撃を防いで発送しましょう。
家族や知人に譲る
家族や知人に遊びたい人がいれば、費用や配送の手間を抑えて引き継げます。
ただし、ゲーム機の種類が合っているか、対象年齢に問題がないか、オンラインサービスが現在も利用できるかを伝えることが大切です。
古いゲームでは、ソフトがあっても対応する本体や周辺機器が必要になる場合があります。
相手が実際に遊べる環境を持っているか確認してから譲りましょう。
寄付を検討する
ゲームソフトを受け付ける団体や施設が見つかる場合もあります。
寄付されたソフトを施設内で使用する方法のほか、査定・換金して活動資金に充てる仕組みもあります。
ただし、すべての団体がゲームソフトを受け入れているわけではありません。
対象機種、ソフトの状態、送料負担、送付方法などを公式サイトで確認し、事前連絡なしに送り付けないようにしてください。
ジャンク品として再利用してもらう
読み込めないソフトや傷のあるケースでも、修理の研究、部品取り、ケース交換、展示、資料保存などに使われる可能性があります。
特に希少なソフトは、動かない状態でも捨てずに探している人がいることがあります。
売却や譲渡の際は、読み込み不可、動作未確認、付属品なしなどの状態を明記してください。
欠点を隠さないことが、次の持ち主とのトラブルを防ぎます。
ゲームソフトの価値を損なわない保管方法
すぐに処分するか決められない場合は、劣化しにくい環境で保管しましょう。
ゲームソフトは、直射日光、高温多湿、結露、ほこりなどの影響を受けます。
ディスクはケースに戻し、記録面へ触れないようにします。
カートリッジも端子部分へ触れず、専用ケースや袋で保護しましょう。
説明書や紙箱は湿気でカビが発生しやすいため、乾燥した場所に保管します。
重い物を積むとケースや紙箱が変形するので注意が必要です。
外箱、説明書、マップ、帯、チラシ、特典コードの用紙などは、発売当時の商品構成を伝える資料です。
コードが使用済みであっても、付属品として残しておくことに意味がある場合があります。
ゲームソフトを処分するときの注意点
大量に捨てる場合は事前に相談する
引っ越しやコレクション整理で大量のゲームソフトを処分すると、一度に出せる家庭ごみの量を超えることがあります。
集積所へまとめて置く前に、自治体へ相談し、ごみ処理施設への持ち込みや収集方法を確認しましょう。
店舗や事業所など、事業活動で発生したゲームソフトは、家庭ごみとして出せない場合があります。
事業系ごみのルールに従って処理してください。
無許可の不用品回収業者を避ける
家庭ごみの回収には、自治体の許可が必要になる場合があります。
無料回収をうたう業者へ安易に渡すと、高額な料金を請求されたり、不法投棄されたりする可能性があります。
回収を依頼するときは、自治体が案内する制度や許可業者を利用しましょう。
ゲーム機本体を一般ごみに混ぜない
ゲーム機本体や携帯ゲーム機には、充電池が内蔵されていることがあります。
電池が原因となる発火事故を防ぐため、ソフトとは分けて処分方法を確認してください。
メーカー回収、小型家電回収、自治体指定の回収など、利用できる方法は地域や製品によって異なります。
ゲームソフトの捨て方に関するよくある質問
ゲームソフトは燃えるごみに出せますか?
自治体によって異なります。
ディスクを可燃ごみとする地域もあれば、不燃ごみとして扱う地域もあります。
カートリッジには基板や金属端子が含まれるため、ディスクと別の区分になる可能性もあります。
自治体の公式な分別表を確認してください。
壊れたゲームソフトでも売れますか?
壊れていても売却・譲渡できる場合があります。
希少な作品や限定版は、修理、部品取り、資料保存などの需要が考えられます。
読み込み不良や動作未確認であることを隠さず、ジャンク品を扱う店舗などへ相談しましょう。
ケースや説明書だけでも売れますか?
ケースや説明書だけを探している人がいるため、単品でも需要が生まれる場合があります。
古いソフトの紙箱や説明書、限定版の外箱などは失われやすく、資料的・収集的な価値を持つことがあります。
小型家電回収ボックスへ入れてもよいですか?
ゲームソフトを対象にしている回収ボックスであれば利用できる場合があります。
ただし、投入口へ入るという理由だけで投入してはいけません。
ボックスに表示された対象品目や、設置する自治体・事業者の案内を確認しましょう。
まとめ
ゲームソフトの捨て方は、ディスク型かカートリッジ型か、ケースや説明書を含むか、そして自治体がどのように区分しているかによって変わります。
全国一律の分別方法はないため、自治体の公式サイトや分別表を確認することが基本です。
手放す前には、セーブデータの保存場所を確認し、必要なら正規の方法で消去しましょう。
ディスクを割ったり、カートリッジを分解したりする必要はなく、けがや価値の消失を防ぐためにも無理な破壊は避けてください。
ゲームソフトは、遊ぶための道具であると同時に、作品の表現や発売当時の文化を残す物でもあります。
箱や説明書がない物、動作しない物にも、再利用の可能性が残っているかもしれません。
売却、譲渡、寄付、ジャンク品としての活用を検討し、それでも引き取り手が見つからない場合に、自治体のルールに従って処分しましょう。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
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