テレホンカードは払い戻しできる?使い道のないテレカの活用方法

最近はめっきり利用することのなくなったテレホンカード。
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自宅の断捨離を進めている中で、引き出しやタンスの奥から使いかけや未使用のテレホンカードがたくさんでてきて処分に困るケースも少なくありません。
今回は「テレホンカードは払い戻しができるのか?」という疑問を解消し、使い道のないテレホンカードの新たな活用方法を考えていきたいと思います。
テレホンカードは払い戻しは可能なのか?
テレホンカードの払い戻しについて、販売元のNTTに問い合わせをすれば払い戻しができると思った方もいらっしゃるかもしれません。
結論から申し上げると、現在テレホンカードを現金に換金して払い戻しをする制度はありません。
しかしながら、一定条件を満たせば交換や翌月のダイヤル通話料金の支払いに充てることは可能です。
テレホンカードを交換できる条件
一般的に、未使用・使用途中にかかわらず、公衆電話で読み取れなかった磁気エラーがある場合、テレホンカードは交換の対象となります。
また、カードに明確なエラー(例えば、金額の誤記、印刷ズレ)がある場合も、それらは不良品扱いとして、新品カードとの交換が行われることがあります[1]。
テレホンカードを電話料金の支払いに充てる
未使用のテレホンカードであれば、翌月以降の電話料金のうちダイヤル通話料金の支払いに利用することが可能です。
利用できる回線は、加入電話、ISDN、ひかり電話、ひかり電話オフィスタイプ、ひかり電話ネクストが対象となります。
ただし、1枚ごとに55円(税込)の手数料がかかることや、専用の申込書を郵送しなければならないといった注意点もあるため、手続き前にしっかり確認しておく必要があります[2]。
使い道のないテレホンカードの活用方法
実際に通話に使える場所はあるのか?
まだ機能する公衆電話においては、今でもテレホンカードは利用可能ですが、その設置数は年々減少しています。
ただし、災害時やイベント時に特設された公衆電話ではカード利用が可能なケースもあります。
買取店での換金
中古買取店やリユースショップでは、未使用のテレホンカードを一定価格で買い取ってくれることがあります。
額面の50〜90%程度での買取が中心ですが、中にはプレミアカードとして高額査定されるものもあります。
寄付・社会貢献への活用
一部のNPO法人や福祉団体では、未使用のテレホンカードを募って換金し、災害支援や難民支援に役立てる取り組みも行われています。
社会貢献としての新たな価値を見出す方法の一つです。
手元に残しておく「モノ」としての価値
リユースや換金をせずとも、懐かしい記憶のつまったデザインカードは「時代の証言者」としての価値があります。
今や当時の文化やデザインを再発見できる、インテリアとして飾る人も少なくありません。
「テレホンカードは払い戻しできる?使い道のないテレカの活用方法」のまとめ
テレホンカードの払い戻しは現状できませんが、金銭価値に縛られず、一枚の小さなカードが持つ文化的・歴史的価値に目を向けることで、新たな向き合い方がきっと見つかるはずです。
処分を検討する前にもう一度、そのカードの「物語」に目を向けて活用方法を考えてみてはいかがでしょうか。
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<参考文献>
[1]NTT東日本,「テレホンカード | 公衆電話インフォメーション」,available at https://www.ntt-east.co.jp/ptd/contents/mag_card.html
[2]NTT西日本,「テレホンカードによる電話料金のお支払いについて」,available at https://www.ntt-west.co.jp/ptd/mag_card/usage.html
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