古いシャネルに高い価値。歴史でわかる変革と女性に愛され続ける理由
「C」の文字を2つ重ねたロゴを見れば、ファッション好きの女性なら一目でわかるであろう、高級ラグジュアリーブランド、シャネル。
あなたも20~30代だった頃には、シャネルのバッグや財布を1つは持ち歩いていたのではないでしょうか。
今回はこのシャネルの歴史に触れながら、今もなお女性に愛され続けている価値の高さについて迫っていきたいと思います。
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「ココ・シャネル」が一代で築いたシャネルの歴史
シャネルの歴史は、1910年に創業者であるココ・シャネルがパリに帽子専門ブティックとして「シャネル・モード」を立ち上げたところからスタートとします。
同じ高級ブランドとして名を馳せているヴィトンやエルメスとは異なり、ハイブランドでありながら、若い女性でも手の届くコストパフォーマンスに加え、シンプルなデザインやつけ心地のよい素材から、働く女性の支持を勝ち取ったブランドとしても知られています。
この背景には、シャネルを一代で一流のラグジュアリーブランドへと押し上げたココ・シャネルの常に新しい価値観を切り開いていく強さ・生き方そのものが現れており、そんな一線を画するブランドとして台頭していきました。
第二次世界大戦の影響で一時は全店閉店へと追い込まれた窮地も経験しながら、再び1950年代には「シャネル・スーツ」を発表して復活を遂げるなど、ココ・シャネルがこの世を去る1971年までは、シャネルというブランドは、正にココ・シャネルの激動の人生そのものだったと言えます。
バブルの日本で高級ブランドの圧倒的な地位を確立したシャネル
“主人”を亡くしたシャネルは約10年に渡って低迷期を迎えます。その窮地を立て直したのが、1983年にアーティスティック・ディレクターに就任したカール・ラガーフェルドです。
新しくシャネルの“主人”となったラガーフェルドは、従来のココ・シャネルのスタイルを敢えて捨て、現代的な若さと華やかさをテーマとしたアイテムを次々と世に送り出したことで見事に復活させたと言われています。
また、ほぼ時を同じくしてシャネルの日本法人が設立され。バブル期へ突入していく日本の追い風にも乗りながら、シャネルの人気は爆発的に広がっていきます。
1990年代に入ると、マトラッセのチェーンショルダーやバニティバッグ、J12やプルミエールといった腕時計を身につけたOLや大学生の姿だけでなく、
キャビアスキンやエナメルの財布、ブローチやピアスなどの小物類やアクセサリーに至るまで、全身シャネルに身を包んだティーンエイジャー層が街中に溢れかえり、「シャネラー」という社会現象も起こりました。
こうしてシャネルは日本でのブランドの地位を確固たるものにしていき、現在も人気のラクジュアリーブランドの1つとして幅広い世代に愛されています。
ヴィンテージシャネルにも価値。使い道のなくなったシャネルに新たなお役目を
1980年~1990年代にかけて、若い女性の心を掴んで離さなかったシャネル。
当時流行したモデルは、すっかりヴィンテージものとなってしまいましたが、時を経て、現在再び若い世代を中心に、このヴィンテージシャネルの人気が再燃していることをご存知でしたでしょうか。
いくらシャネルでも時代遅れのデザインだからと処分を考えていた方は、ぜひこの機会に、その価値を感じている方のもとへと届けてみてはいかがでしょうか。
お宝エイドでは、役目を終えて使い道のなくなったシャネルのバッグ、腕時計、財布やアクセサリーなど、自宅に眠るお宝を通じて支援の力につなげる活動を行っています。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
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