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古い陶磁器(陶器や磁器など)の使い道。処分の前に支援寄付へつなげよう

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陶磁器の価値と使い道

ご自宅やご実家の整理や断捨離を進めていたら、生前パートナー様やご両親が大切にしていた陶磁器がたくさん出てきて処分に困った経験がおありかもしれません。

そこで今回は、陶磁器の価値についてお伝えし、新たな使い道を考えるきっかけにしていただければと思います。

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意外としらない陶磁器のこと。陶器や磁器の違い

陶磁器のことにあまり詳しくない方にとっては、陶磁器、陶器、磁器などとの違いが今ひとつ分からないこともあるかもしれません。

陶磁器とは、土や石を混ぜて焼いたものの総称で、「焼き物」とも呼ばれるものです。

大きく分けると「陶器」と「磁器」の2つに分類され、他にも「せっ器」や「土器」といったものもあります。

ここでは陶磁器の基本として、陶器と磁器の違いをそれぞれ見ていきたいと思います。

陶器とは

陶器とは、陶土(粘土)を主原料として、およそ800〜1,300℃で焼いたもののことを言い、土を使用することから「土物」とも呼ばれます[1]。

熱を伝えにくい性質があることから、保温性に優れ、熱い飲み物を注ぐ湯のみなどに適しています。

磁器とは

磁器は、主原料がガラス質を多く含んだ陶石で、およそ1,200〜1,400℃で焼いたものになり、「石物」とも呼ばれます[2]。

陶器と比べて熱伝導率が高いため「熱しやすく冷めやすい」のが特徴ですが、吸収性が低いことから、絵付けや鮮やかな装飾を施すことが可能で、使用するだけでなく、小物や置物としてインテリア性もある物が多いことも特徴です。

陶器と磁気の違い 簡単な見分け方

陶器と磁器も釉薬(ゆうやく)と呼ばれるうわぐすりかけるため、見た目だけでは違いが分かりにくいこともあります。

そこで、陶器と磁器の簡単な見分け方として2つの方法があります。

透光性の違い

陶器と磁器では、光を通す透光性に大きな違いがあります。

陶器は素地が緻密なため、光を当てても通しませんが、磁器はガラスの性質に近いので光に当てると透けるのがはっきりと分かります。

ご自宅にある陶磁器の種類が分からないという方は、まずは光にかざしてみましょう。

質感の違い

使われている原料から陶器と磁器では質感も異なります。

お茶碗や湯のみなどの底部分を畳付きと言いますが、その部分には釉薬がかかっていないため、陶器は触ると土のザラザラとした感触がします。

一方、磁器は焼くとガラスのようなツルツルとした感触になります。

古い陶磁器には驚くほど高い価値が眠っている

陶磁器は、およそ1300年以上前に中国や朝鮮半島から日本に技術が伝わったとされ、耐久性があって衛生的に使用できるため、食器や花瓶・植木鉢など、私たちの生活に定着していきました。

しかしながら、時代の変化とともに道具も多様化してきたことで、最近では陶磁器製の食器などを使う機会も減って、気づけば長年食器棚や倉庫に眠ったままになっているご家庭も多いのではないでしょうか。

ただ、こうした陶磁器には使用する価値以外にも、美術工芸品としての価値が認められているものもあります。

具体的には、伝統工芸品として指定されている由緒ある産地の焼き物は、その希少性から価値が高く評価されます。

また、酒井田柿右衛門や徳田八十吉など、著名な陶芸家によって作られた陶磁器は、美術的価値や歴史的価値が評価され、古いものでも数十万円~数百万円の買取価値がつくこともあります。

【関連記事】骨董品とは?意味や種類を知り自宅に眠る”お宝”の価値を確かめてみよう

使い道のなくなった陶磁器に支援寄付という新たな価値を

このように、生前ご家族が大切にされてきた陶磁器の中には、思わぬ価値が眠っていることがあります。

使用を目的とした使い道がなくなった陶磁器でも、その価値を必要としている方はたくさんいますので、処分を検討していたのであれば、この機会に価値をつなげる方法を考えてみてはいかがでしょうか。

お宝エイドでは、価値が眠っている物品を通じて、NPOの支援寄付という新たな価値へつなげる活動をしています。あなたのご自宅でお役目を終えた物を通じて社会貢献へつなげてみませんか。

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KOBIT編集部:Fumi.T)

<参考文献>
[1] 社団法人日本工芸会,「陶土(とうど)」,available at https://www.nihon-kogeikai.com/SASAERU/SASAERU-105.html
[2] 社団法人日本工芸会,「陶石(とうせき)」,available at https://www.nihon-kogeikai.com/SASAERU/SASAERU-109.html

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