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子どもの貧困への対策が必要?いま日本が抱えている問題とは

児童支援の乏しさは日本にも存在する

社会保障は、誰もが幸福追求をできるための基盤となる制度として重要です [1]。高齢者向け支出はGDPの8%と充実していますがその一方で、日本の将来を担う子どもやそれを支える家族向けの支援は、0.7%に過ぎない現実があります。

2017年にはGNP(国内総生産)が世界第3位であり、先進国ともいわれる日本。その一方で相対的貧困率は15.6%であり、「子どもの貧困」が取り沙汰されることが多くなっています。

日本の子どもたちのためにできるコト

例えば養護施設や一人親家庭のような環境の中で、貧困と向き合う子どもたちは、自分のお金であっても将来の支出のために、施設などで管理されてしまいます。将来の蓄えは必要ですが、子供たちにとっては”今”も大切。

学校など日常生活では、一般的な暮らしをする子供たちと交わらなければなりません。誰しも経験がある気持ちかと思いますが、着るものや持ち物は大きな要素。用が足りればいい、というものではありません。ですが、養護施設で暮らす子たちは、必要以上に我慢してしまいがちです。

失業や離婚など誰もが養護施設を頼る可能性のある今、誰にとっても他人事とはいえないこの問題。

恵まれた環境や教育が当たり前と思われている日本ですが、二極化は思ったよりも深刻です。格差問題は大きな暗雲として存在し、影響を受けている子供も少なくないということは知っておかねばなりません。

子どもへの支援を寄付で実現する

社会問題というとどうしても海外に目が向きがちですが、日本国内における子どもの貧困も大きな問題です。自身の孫など、身近な子供たちにも決して無縁の問題ではありません。筆者もシングルマザーであり、子どもが持ち物で劣等感を覚えないよう、家計とのバランスに頭を悩ませたものです。子どもの貧困率は、日本の将来にも大きく影響を与えます。

誰もが健やかに成長できるよう支援の輪が必要ですが、闇雲な支援は混乱の元になりえます。適材適所、支援に精通した人や団体が適切に分配することで、支援をより活かすことができるのです。

「お宝エイド」では、貴金属・切手・骨董品といった物品を寄付することを通じて、社会問題を解決するなどの目的をもつNPOを支援することができます。皆様の家に眠ってしまっているお宝を、団体の支援という形で蘇らせてはみませんか?

お宝エイドで取り扱っている対象については以下のページをご確認ください。

物品寄付できるもの _ 物品寄付のお宝エイド

この記事を書いた人
KOBIT編集部:山崎 葉月 KOBIT公式サイト
執筆歴20年を超えるフリーライターで、2人の子供はすでに独立し、15歳になるビーグル犬と気ままな2人暮らし。初めてボランティアを行ったのは高校生の時で、老人介護施設での体験が現在の活動の基礎となった。マレーシアに5年在住していた経験から、日本以外の社会貢献にも精通している。

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