本当に平和な世界の実現に向けて私たちが考えるべきこと・すべきこと
現在もいまだ解決の糸口が見えないロシアによるウクライナ軍事侵攻の問題。
毎日のようにこのニュースを見聞きしていると、「平和な世界」が程遠い現実に不安を覚えることがあるかもしれません。
そこで今回は、「平和」というテーマを改めて向き合い、本当に平和な世界を実現するために私たちはどうしていくべきなのかを考えていきたいと思います。
お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。この機会にお宝エイドでの支援活動をはじめてみませんか。
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平和とは?様々な角度から「定義」を考える
そもそも「平和」とは一体何なのでしょうか。辞書に書かれている意味はこのようになっています。
おだやかに、やわらぐこと。静かでのどかであること。また、そのさま。特に、戦争がなく、世の中が安穏であること。
参照:精選版 日本国語大辞典[1]
国際平和と安全の維持を主たる目的として1945年10月24日に創設された国際連合では、第二次世界大戦の勃発を防げなかった反省を踏まえ、紛争から戦争へ発展するのを防ぎ、和解を進める役割を担っています。
このように戦争のない世界というのが1つの定義というのは世界共通です。
しかしながら、現在世界的に取り組まれているSDGsでも「平和と公正をすべての人に」が16番目の目標として掲げられているように、紛争・戦争のない社会だけが本当に平和な世界とは限りません。
紛争や戦争が起きていない日本においても、貧困や人権格差、原子力利用など、平和の弊害となる多くの問題が存在しています。
参考:SDGs16「平和と公正をすべての人に」で私たちにできること|支援先におすすめのNPOまとめ 2021年9月度
「平和ではない国」の現状を知り世界が平和にならない理由を考える
世界平和は誰しもが望んでいることのはずなのに、実現できてはいない背景には、紛争・戦争以外の様々な要素や問題があるからなのかもしれません。
経済平和研究所(IEP)が毎年発表している163か国の平和の度合いを示す「世界平和度指数」の2022年の結果では、最も平和な国はアイルランドで、私たちが住む日本は第10位となっています [2]。
一方、平和ではないとされる下位の国はこのようなっています。
- 153位:ウクライナ
- 154位:スーダン
- 155位:中央アフリカ共和国
- 156位:ソマリア
- 157位:イラク
- 158位:コンゴ共和国
- 159位:南スーダン
- 160位:ロシア
- 161位:シリア
- 162位:イエメン
- 163位: アフガニスタン
現在内戦や紛争が起きている国だけでなく、停戦状態や終結した後にも紛争を繰り返している国々も多く含まれていることが分かります。
こうした国々の平和が確立できていないことが、世界全体が平和にならない理由であり、さらには「平和な国」からは「平和ではない国」の現状や苦しみを感じにくい状況が世界平和の実現を阻む1つの障壁となっているのかもしれません。
「本当の平和」を実現するために私たちがすべきこと
本当の平和を実現するためには、私たち1人1人が真剣に「平和な世界を創る」ための行動が必要ではないでしょうか。
その具体的な行動の一つとして、お宝エイドではみなさまのご自宅に眠る物品を通じたNPOへの支援寄付活動を行っています。 この機会に、支援の力で行動の第一歩をはじめてみませんか。
※もし、ご支援される際に「譲渡所得税」や「寄付金控除」についてご心配の場合は、ご支援される団体様までお問い合わせください。 お宝エイドでは、さまざまな社会課題の解決へのチャレンジするNPOやNGOといった非営利団体とパートナーシップを組み、物品寄付型ファンドレジングプログラム『お宝エイド』事業を展開しています。
<参考文献>
[1] コトバンク,「精選版 日本国語大辞典 平和」,available at https://kotobank.jp/word/%E5%B9%B3%E5%92%8C-129092
[2] Institute for Economics & Peace,“Global Peace Index”,available at https://www.visionofhumanity.org/maps/
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