長い間飾られることはなく、あなたのご自宅やご実家に眠ったままになっている絵画があるかもしれません。

その絵画にはひょっとすると、とんでもない価値が眠っているかもしれません。

しかしながら、そもそも絵の価値は誰がどのように決めるものなのか？今回はそんな絵画の価値の決まり方をテーマにお伝えしていきます。

この機会にお持ちの絵画の価値を調べて、新たな使い道を考えてみてはいかがでしょうか。

絵の価値は誰が決めるもの？

現存する絵画作品が高値で取引される理由は、一体何なのでしょうか。それは、資本主義の市場経済の原則と同じく、需要と供給のバランスが大きな要因となっています。需要が多く供給が少なければ価格は上がり、逆に需要が少なく供給が多ければ価格は下がるのです。

しかし、絵の価値はただ希少性だけで決まるわけではありません。アーティストの知名度、制作年代、存命か物故か、作品の数、新たな作品が今後も発表されるかなど、さまざまな条件から美術の専門機関や専門家の評価により決まります。

絵画は、リトグラフなどの版画を除けば、基本的にはオリジナルの一点ものです。この唯一無二の作品であることが、他の商品との差別化ポイントとなります。これは絵だけにとどまらずアート全般に言えることです。

絵画の価値の決まり方。3つの判断基準

では、絵画の価値はどのような基準を基に決められるのでしょうか。

ここでは一般的に絵画の価値が判断される3つの基準について解説いたします。

著名・無名に関わらず「作家物」であるか

絵画の価値を調べる方法として、作家物かどうかは重要なポイントの一つです。有名な作家の絵画は非常に高額な価値を持つことが多いです。

作家物かどうかを判断するためのわかりやすいポイントとして、「作家が記したサイン」が挙げられます。

作家はその絵画を完成させるために全力を注ぎます。そして、完成した作品には必ずと言っていいほどサインを入れます。

ただし、作家のサインや落款は作家ごとに癖があり、素人では判別しにくいことから、作家物の絵画の価値を正確に調べるには専門家による鑑定が必要です。

絵画が描かれた年代と歴史的価値

絵画の価値は、年代が古いほど、またその時代の著名画家が描いたものであるほど高くなる可能性を持ちます。

その理由の一つは、「希少性」が絵画の価値に大きく影響するためです。

例えば、1500年代に描かれた絵画と2000年代に描かれた絵画を比べると、1500年代の絵画は現存している数が少ないため、希少性が高く、その結果として価値も高くなります。

また、希少性や著名な画家の作品でなくても、その絵画が描かれた時代の社会情勢などを反映している場合、その歴史的価値によって絵画自体の価値が高まることもあります。

本物か贋作なのか

その作品を本物と偽って後悔した作品のことを「贋作」と呼ばれますが、当然ながらどんなに名画と言われる作品でも、贋作には価値はありません。

しかしながら、日本でも人気のフェルメールの贋作を作ったことでも知られるハン・ファン・メーヘレンのように、贋作でも評価される事があるのも、絵画の興味深いところと言えるかもしれません。

絵画の価値の調べ方。お役目を終えた絵画を支援寄付という新たな価値へ

絵画の価値は作家の人生の足跡とともに残り続け、時の経過とともに上がっていくものです。

しかしながら、絵画の価値は残り続けても、あなたにとっては年を重ねるとともにお役目を果たすタイミングも少なからずやってくることでしょう。

もし、そうした絵画を遺品整理や断捨離を機に手放すのであれば、価値を必要としている方にぜひつなげて頂ければと思います。

お持ちの絵画の価値を調べる方法としては骨董店や買取ショップにて鑑定する方法があります。

お宝エイドでは、あなたがお持ちの絵画の鑑定を行ったうえで、支援寄付という新たな価値へとつなげる活動を行っています。

お宝エイドでは様々な物品を通じたNPO団体の支援を行うことができます。お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。

寄付できる物品一覧を見る

支援先のNPO一覧をみる

寄付方法を見る

あなたがこれまで手にしてきた絵画を通じて、この機会に社会貢献へとつなげてみませんか。 ※もし、ご支援される際に「譲渡所得税」や「寄付金控除」についてご心配の場合は、ご支援される団体様までお問い合わせください。