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寄付のあれこれ

買い物が誰かの支援になる。「寄付つき商品」の仕組みとは?

#SDGs#寄付

海外に比べると活発ではない、日本の寄付事情

以前にも海外では寄付が盛んという話に触れました。その話をもう少し掘り下げてみると、2007年に日本の寄付総額が5910億円であるのに対し、人口が日本の半分ほどのイギリスでは1兆812億ドルとほぼ倍。内訳をみてみると80%以上が個人の日本に対し、イギリスでは94%以上が企業からの寄付であると大きな違いが明らかになります。

最近流行りの「寄付付き」商品とは?

寄付では遅れをとっている日本ですが、近年、「寄付」を身近に行うことができる環境構築が進んできています。中でも、最近よく見るようになったのが「寄付付き商品」と呼ばれる形態です。

売上の一部を寄付する「寄付付き商品」

「売上の一部は〇〇へ寄付します」というフレーズ、聞いたことありませんか?売上の一部を企業が寄付する取り組みであり、いつもの買い物が寄付の機会になるため、誰もが負担なく社会貢献することができるというメリットがあります。

企業が力を入れる「コーズマーケティング」

このような仕組みは「コーズマーケティング」と呼ばれ、社会の中で大義を果たすためのマーケティングという意味を持ちます。1976年にイギリスで大手ホテルが行ったコーズ マーケティングの成功事例が残っているなど歴史は古く、2014年のアメリカではその市場規模は18億4,000万ドルまで成長しています。企業イメージのアップにも繋がる点も企業にとって大きなメリットですが、その点では正規価格で継続的に生産者と取引するフェアトレードにも選択肢の1つといえるでしょう。

社会貢献は身近なところから始まっている

「寄付」と聞くと意外と身構えてしまいがちですが、生活の中に溶け込んでいるものもあるのです。お宝エイドでは、お宅に眠る使わないブランド物などのお宝の査定額をNPOの活動資金として提供するという形で社会貢献を行っています。特別な準備や費用負担なく、今から始めることができる新しい寄付の形です。


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この記事を書いた人
KOBIT編集部:山崎 葉月 KOBIT公式サイト
執筆歴20年を超えるフリーライターで、2人の子供はすでに独立し、15歳になるビーグル犬と気ままな2人暮らし。初めてボランティアを行ったのは高校生の時で、老人介護施設での体験が現在の活動の基礎となった。マレーシアに5年在住していた経験から、日本以外の社会貢献にも精通している。

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