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輪島朝市の魅力を知る!火災から復興の歩みを進める能登のシンボル

#災害復興支援に関連するお宝エイド記事一覧#能登半島地震

令和6年1月1日に発生した能登半島地震で大規模な焼失に見舞われた輪島朝市。

千葉県勝浦市の勝浦朝市、岐阜県高山市の宮川朝市と並んで日本三大朝市として、能登を代表する全国に知られる観光名所だっただけに、当時の様子に衝撃を受けた方も多かったのではないでしょうか。

今回は、この輪島朝市の現在を知るきっかけとして、改めて歴史を紐解きながら復興に向けて私たちができることを考えていきたいと思います。

日本三大朝市の1つ輪島朝市とは?能登半島のシンボルの歴史を紐解く

輪島朝市は、奈良時代の後期から平安時代の初期にかけて始まったとされる、千年を超える歴史を持つ朝市です。

市とは、神社の祭りの日に境内で行われる振り売りや行商から発展することが一般的ですが、輪島朝市もその例に漏れず、神社の境内での物々交換が起源だと言われています。

朝市通りは全長360mに及び、その両脇には新鮮な海の幸、採れたての野菜、干物、民芸品などが並ぶ露店が設けられています。

朝7時半ごろからは、おばあちゃんやお母さんたちがリヤカーを引きながら店を開け始め、8時を過ぎると約200軒の露店が出揃います。

多くの商品には値札がなく、価格は売り手との交渉によって決まります。活気のある掛け声「まけとくさけに、こうてくだぁ〜」と共に、買い手を引き寄せるのが特徴です。

輪島朝市は長い歴史を通じて地域の生活市として発展し、買い手と売り手の交流の場として能登の象徴的存在になりました。

輪島朝市の現在を知る。能登半島地震から復興へ向けた道のり

「輪島朝市」が開かれる河井町周辺で、能登半島地震のために約5万平方メートルが焼失し、300棟近くの建物が被害を受けました。

新型コロナウイルスの影響が落ち着き始め、インバウンド需要による外国人観光客の増加で活況を取り戻していた時期に能登半島地震が発生しました。

復旧の見通しが立たない中、3月23日に金沢市金石の漁港町で、火災前の「輪島朝市」を模したイベントが開かれました。この出来事を覚えている人も多いでしょう。

その後、約3ヶ月半を経て7月10日には、地震後初めての輪島朝市が、「ワイプラザ輪島店」で開催され、話題になりました。

出店数は地震前の約100店舗から約40店舗に減少しましたが、地元の人々にとって待望の開催となり、多くの来場者でにぎわいました。

また、朝市通りの火災焼失地域では、6月5日から行政の支援による建物の解体や撤去作業が始まり、復興の第一歩が踏み出されました。

災害復興支援は継続的な力が必要

復興への歩みを始めた輪島朝市ですが、かつての光景が再び見られるまでの道のりは決して簡単ではありません。

もちろんこれは能登半島および石川県内各所で言えることですが、現在もなお、被災地では様々な支援が行われています。

一例として下記のNPO団体が災害発生直後から避難所で水や衛生用品等の物資配布をはじめとした支援活動を行ってきました。

継続的な復興支援のために、個人としてどのような支援をすれば良いのか、自分には何ができるのか、とお考えの方も多いかもしれません。

お宝エイドでは、上記でご紹介したような、被災地で復旧活動や被災者のサポートを行っているNPOの活動を支援する形で、能登半島地震への支援へとつなげています。

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KOBIT編集部:Fumi.T)

<参考文献>
[1] 輪島朝市【公式】輪島市朝市組合,available at https://asaichi.info/

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