お宝エイド

新着記事

NEW ENTRY

災害・緊急支援

避難所生活で本当に必要なもの一覧|持ち出し品の選び方と身近なモノの活用術

災害時に避難所へ向かうことになったとき、何を持っていけばよいのか迷う人は少なくありません。

● お宝エイドのワンポイント

お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。この機会にお宝エイドでの支援活動をはじめてみませんか。


寄付できる物品一覧を見る


支援先のNPO一覧をみる


寄付方法を見る


※もし、ご支援される際に「譲渡所得税」や「寄付金控除」についてご心配の場合は、ご支援される団体様までお問合せください。

指定避難所には一定の備蓄が用意されている場合もありますが、避難者全員へすぐに十分な量が行き渡るとは限りません。

道路の寸断や停電、断水によって、支援物資の到着が遅れる可能性もあります。

一方、必要そうな物をすべてリュックへ詰めると、重さで移動が難しくなります。

避難所生活に必要なものは、命を守る物、衛生を保つ物、情報を得る物の順に優先することが大切です。

本記事では、避難所へ持参したい必需品に加え、女性、子ども、高齢者、持病のある人などに必要な物、家庭にある物や中古品の活用方法まで解説します。

避難所生活に必要なものを選ぶ基本

避難所の備蓄だけに頼らない

指定避難所の設備や備蓄内容は、自治体や施設によって異なります。

飲料水、非常食、毛布、簡易トイレなどが用意されていても、避難者数が想定を上回れば不足することがあります。

避難所へ行けば必要な物がすべてそろうと考えず、自分や家族に欠かせない物はできるだけ持参しましょう。

特に、処方薬、眼鏡、補聴器、アレルギー対応食品、乳幼児用品などは、代用品の入手が難しい物です。

一般的な防災用品より先に準備しておく必要があります。

持ち出し品と自宅備蓄を分ける

非常用の備えは、避難するときに持つ物と、自宅で生活を続けるための備蓄に分けて考えます。

自宅備蓄には多めの水や食品、生活用水などを置けますが、避難用リュックへ同じ量を入れることは現実的ではありません。

持ち出し品は、実際に背負って歩ける量に絞ります。

避難時には両手を空けられるリュックが便利ですが、体格や年齢、健康状態によって持てる重量は異なります。

階段や坂道を含む避難経路を想定し、無理なく動けるか確かめてください。

避難所生活で最低限必要なもの一覧

飲料水と非常食

避難直後に優先したいのが飲料水と食料です。

持ち出し用には、重さとのバランスを考えながら次のような物を選びます。

  • 飲料水
  • 栄養補助食品
  • 缶詰やパウチ食品
  • 乾パンやクラッカー
  • ようかんやチョコレートなどの菓子
  • ゼリー飲料
  • 割り箸や使い捨てスプーン

避難所では、お湯や調理設備をすぐに使えるとは限りません。

開封してそのまま食べられ、普段から食べ慣れている物が適しています。

缶詰を入れる場合は、缶切りが不要なタイプを選ぶと荷物を減らせます。

乳幼児、高齢者、食物アレルギーのある人、食事制限が必要な人は、個別に対応できる食品を用意しましょう。

備蓄量の目安は家族構成や地域によって変わるため、居住地の自治体が公表している防災情報も確認してください。

常備薬と医療に関する情報

薬は、他の物で置き換えにくい重要な持ち物です。

処方薬や日常的に使用する医療用品とともに、次の情報もまとめておきます。

  • 処方薬と常備薬
  • お薬手帳またはその写し
  • 薬の名称や服用量を記したメモ
  • 健康保険証や診察券の情報
  • 持病、アレルギー、緊急連絡先を記したカード
  • ばんそうこう、ガーゼなどの救急用品
  • 眼鏡、補聴器、補聴器用電池

薬によっては保管方法が決められているため、予備の確保や持ち出し方をあらかじめ医師または薬剤師に相談すると安心です。

自己判断で服用量を変更したり、期限切れの薬を使用したりしないようにしましょう。

身分証明書・現金・連絡先

本人確認や各種手続きに備え、身分証明書や保険に関する情報を準備します。

原本を持ち出す物と、写しで備える物を分け、防水できるケースやチャック付き袋に入れておくとよいでしょう。

停電や通信障害が起きると、電子決済やATMが使えないことがあります。

高額な現金ではなく、小銭を含む必要な範囲の現金を用意します。

また、スマートフォンが使えなくても連絡できるよう、家族、親族、勤務先、学校などの電話番号を紙にも記録しておきます。

スマートフォンと情報収集用品

災害情報や避難情報、家族の安否を確認するため、次の物をセットにします。

  • スマートフォン
  • 充電ケーブル
  • モバイルバッテリー
  • 携帯ラジオ
  • イヤホン
  • 懐中電灯またはヘッドライト
  • 予備の乾電池
  • 紙の地図と連絡先

モバイルバッテリーは保管しているだけでも電力が減り、経年劣化します。

膨張、変形、異臭、異常な発熱がある物は使用せず、自治体や販売店の案内に従って適切に処分してください。

乾電池式、充電式、手回し式など、電源方式が異なる道具を組み合わせると、一つの方法が使えない場合にも対応しやすくなります。

衛生と体調管理のために必要なもの

携帯トイレと処理袋

災害後は、断水していても便器だけは残っていることがあります。

しかし、排水管が破損している状態で水を流すと、汚水の逆流や漏水につながるおそれがあります。

安全が確認されるまでは、避難所や自治体の指示に従うことが重要です。

携帯トイレ、凝固剤、消臭できる処理袋、トイレットペーパーをまとめて用意しておきましょう。

使用済み携帯トイレの捨て方は地域や避難所のルールに従います。

マスク・手指衛生用品

多くの人が同じ空間で過ごす避難所では、衛生を保つための用品が役立ちます。

  • マスク
  • 石けんまたは手指消毒用品
  • ウェットティッシュ
  • ティッシュペーパー
  • 歯ブラシや口腔ケアシート
  • タオル
  • ごみ袋

マスクは感染症対策に加え、ほこりやにおいを軽減する目的でも使えます。

肌が弱い人は、避難所で配られる製品が合わない可能性を考え、普段使っている物を備えておくとよいでしょう。

着替えと体を拭く用品

下着、靴下、季節に合う着替えを、圧縮袋や防水袋へ入れます。

濡れた衣類や汚れた物を分けるため、空のポリ袋も複数枚あると便利です。

タオルは体を拭くだけでなく、枕代わり、保温、目隠し、応急的な固定の補助などにも使えます。

ただし、傷口へ直接当てる物には清潔なガーゼなどを使い、古いタオルで代用しないようにしてください。

寒さ・暑さ・睡眠への備え

防寒着・雨具・アルミブランケット

体育館や公民館は床から冷えやすく、空調が十分に機能しないことがあります。

冬は重ね着できる衣類、帽子、手袋、厚手の靴下を用意します。

アルミブランケットは薄くて携帯しやすく、体温を逃しにくくする道具です。

ただし、これだけで十分な寝具になるとは限りません。

レインコートやポンチョは雨対策だけでなく、防寒や着替えの際の目隠しにも活用できます。

避難時に傘を持つと片手がふさがるため、状況によっては着用型の雨具が適しています。

夏は携帯扇風機だけに頼らず、帽子、汗拭きタオル、うちわ、飲料水なども準備します。

熱中症が疑われる体調不良がある場合は我慢せず、避難所の運営者や医療担当者へ伝えてください。

寝袋・マット・耳栓

床の硬さと冷えを和らげるため、寝袋や折りたたみマットがあると役立ちます。

キャンプ用マット、ヨガマット、座布団なども、状態がよければ再利用できます。

床と体の間に空気の層をつくる道具は、単なる快適用品ではなく、休息を確保して体力の消耗を抑える物です。

共同空間の明かりや生活音が気になる人は、アイマスクや耳栓も検討できます。

ただし、警報や館内放送に気付きにくくなるため、音を完全に遮断しない、家族と交代で使うなどの配慮が必要です。

人によって追加で必要になるもの

女性に必要なもの

生理用品、吸水用品、下着、デリケートゾーン用の衛生用品、目隠し用ポンチョなどを準備します。

生理用品は種類やサイズによって使い心地が異なるため、普段使っている物を備えるのが基本です。

防犯ブザーや貴重品用の小型バッグも役立ちます。

乳幼児と子どもに必要なもの

  • 液体ミルクや粉ミルク
  • 哺乳瓶や使い捨てカップ
  • 離乳食と子ども用の食器
  • 紙おむつとおしり拭き
  • 母子健康手帳の写し
  • 抱っこひも
  • 着替え
  • 音が出にくい玩具や絵本

子どもが日常的に使っている小さな玩具やタオルは、不安を和らげる助けになります。

換金価値がなくても、本人にとって安心できる物には、避難所で気持ちを落ち着ける大切な価値があります。

高齢者や介助が必要な人に必要なもの

杖、歩行器、補聴器、入れ歯用品、介護食、大人用紙おむつ、尿取りパッドなどを用意します。

避難所の床は段差や障害物が生じる場合があるため、普段使用している移動補助具を優先しましょう。

認知症や言葉での説明が難しい人は、氏名、連絡先、必要な支援、服薬情報を記したカードを携帯しておくと、支援者へ情報を伝えやすくなります。

ペットと避難する場合に必要なもの

ペット用フード、水、薬、食器、リード、キャリーケース、排せつ用品、飼い主の連絡先、健康や予防接種に関する記録をまとめます。

同行避難が可能でも、人とペットが同じ場所で生活できるとは限りません。

受け入れ方法は自治体や避難所ごとに異なるため、平時に地域のルールを確認してください。

避難所生活であると便利な身近なもの

ポリ袋・食品用ラップ・新聞紙

ポリ袋は、ごみの分別、濡れた衣類の収納、荷物の防水などに使えます。

食品用ラップは、食器へ敷いて洗浄に使う水を減らす方法などに活用できます。

新聞紙は敷物や汚れ防止、保温の補助になります。

ただし、食品用の物と汚物処理用の物は混同しないよう、袋の色や保管場所を分けることが大切です。

また、新聞紙など燃えやすい物を火気の近くに置いてはいけません。

ガムテープ・油性ペン・メモ帳

ガムテープは荷物の補修や名前の表示、区画の目印などに使えます。

油性ペンとメモ帳は、伝言、物資の受け取り記録、体調の変化などを書き留める際に便利です。

必要量のテープを平らな板や古いカードへ巻き直せば、かさを減らして携帯できます。

室内履きと底の丈夫な靴

避難所内ではスリッパや室内履きが役立ちますが、屋外や被災した建物の周辺では、くぎや割れたガラスを踏む危険があります。

避難時には、履き慣れていて底の丈夫な靴を選びましょう。

作業用手袋も荷物運びなどに使えますが、危険ながれきの撤去を無理に行ってはいけません。

家庭にある物や中古品を防災用品として再活用する

防災用品は、すべて新品の専用品でそろえなければならないわけではありません。

使わなくなった物でも、状態と用途を確かめれば、災害への備えとして新しい役割を持たせられます。

古いリュックを非常用持ち出し袋にする

通学、通勤、旅行などで使わなくなったリュックは、非常用持ち出し袋として再利用できます。

ただし、長期間保管していた物は次の点を確認してください。

  • 肩ひもや持ち手が切れかけていないか
  • ファスナーが正常に動くか
  • 底や縫い目に破れがないか
  • カビや強いにおいがないか
  • 荷物を入れても無理なく背負えるか

反射材や蓄光キーホルダーを付ければ、暗い場所での視認性を補えます。

収納力だけでなく、避難時に安全に運べることがリュックの重要な価値です。

アウトドア用品を備えに回す

寝袋、ランタン、マット、折りたたみ食器などのアウトドア用品は、避難所生活とも相性がよい道具です。

中古品を入手または再利用するときは、破損、カビ、電池の液漏れ、充電池の劣化を点検します。

特に古いランタンやモバイルバッテリーは、外見に問題がなくても内部が劣化している可能性があります。

充電中の異常な発熱や膨張が見られたら、使用を中止してください。

古いタオルや衣類を用途別に備蓄する

使わなくなったタオルや衣類は、洗濯して十分に乾燥させれば、清掃、汚れ防止、緩衝材などに再活用できます。

ただし、避難所で着用する衣類は、サイズと季節が合っているかを定期的に確認しましょう。

清掃用に回した布と、顔や体を拭く清潔なタオルは別の袋へ入れ、用途を表示しておくと混同を防げます。

非常用持ち出し袋の作り方と点検方法

まず、家族全員に共通する物と、一人ひとりに必要な物を書き出します。

薬や眼鏡など代替しにくい物を優先し、その後に水、食品、衛生用品、情報機器を加えます。

中身を詰めたら、実際にリュックを背負って歩いてください。

重すぎる場合は、自宅備蓄へ移す物、家族で分担する物、用途が重複している物を見直します。

保管場所は玄関付近など持ち出しやすい場所を検討し、家族全員で共有します。

点検時には次の項目を確認しましょう。

  • 食品や飲料水の期限
  • 薬と衛生用品の期限や残量
  • 乾電池の液漏れ
  • モバイルバッテリーの充電状態と変形
  • 懐中電灯やラジオの作動
  • 子どもの衣類やおむつのサイズ
  • 季節に合う服装になっているか
  • 緊急連絡先に変更がないか

食品や日用品は、保管したままにせず、期限が近い物から日常生活で使い、使った分を補充するローリングストックが有効です。

物を捨てずに循環させながら、常に使える状態を保てます。

避難前に地域の情報も確認しよう

指定緊急避難場所と指定避難所は、役割が異なる場合があります。

災害から一時的に身を守る場所と、その後に生活する施設が同じとは限りません。

また、地震、洪水、土砂災害など、災害の種類によって適切な避難先が変わることもあります。

自治体のハザードマップで避難場所、避難経路、危険箇所を確認してください。

ペットの受け入れ方法、要配慮者への支援、備蓄品の内容も、地域の最新情報を優先します。

自宅が安全な場合には在宅避難が選択肢になることもあるため、持ち出し品だけでなく自宅備蓄も準備しておきましょう。

まとめ|モノの役割を考えて無理なく備えよう

避難所生活に必要なものは、単に数を増やせばよいわけではありません。

飲料水、食料、薬など命と健康に関わる物を最優先し、トイレや衛生用品、情報収集用品、防寒・睡眠用品を加えていきます。

そのうえで、年齢、持病、障害、アレルギー、ペットの有無など、家族ごとの事情を反映させることが大切です。

古いリュック、寝袋、タオル、衣類なども、安全性と清潔さを確認すれば防災用品として再活用できます。

モノの価値は価格だけではありません。

暗闇を照らす、体温を守る、衛生を保つ、子どもの不安を和らげるなど、非常時に果たす役割にも大きな価値があります。

持ち物を一度そろえて終わりにせず、定期的に使い、点検し、入れ替えましょう。

あわせて自治体の最新情報や避難所のルールを確認し、実際に持って避難できる備えへ整えておくことが重要です。

● お宝エイドのワンポイント

お宝エイドでは様々な物品を通じたNPO団体の支援を行うことが出来ます。お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。あなたもお宝エイドでの支援活動をはじめてみませんか。


寄付できる物品一覧を見る


支援先のNPO一覧をみる


寄付方法を見る


※もし、ご支援される際に「譲渡所得税」や「寄付金控除」についてご心配の場合は、ご支援される団体様までお問合せください。

(KOBIT編集部:Fumi.T)

そもそもお宝エイドとは?


寄付先のNPOを調べる

あわせて読みたいおすすめ記事

RECOMMEND