おこめ券に有効期限はある?基本情報と使用前の注意点

以前にお中元やお歳暮におこめ券をいただいたけれど、使う機会がなくて引き出しや押し入れにしまったままになっていた方もいらっしゃるかもしれません。
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昨今のお米の高騰もあって、眠ったままのおこめ券を使おうと思ったものの、「有効期限ってあるのだろうか?」そう感じている方のために、本記事ではおこめ券の有効期限をテーマに解説していきます。
おこめ券の有効期限はあるのか?基本情報をチェック
発行元の公式見解
おこめ券を発行しているのは、全国米穀販売事業共済協同組合(通称:全米販)です。
公式見解によれば、おこめ券には有効期限が設定されていません。
つまり、たとえ何年も前に発行されたものであっても、その券が損傷していなければ基本的に使用可能とされています[1]。
過去の発行券でも使える?
おこめ券は過去発行のデザインでも利用可能です。
ただし、稀に取り扱いが難しい店舗もあるようです。
店舗側で真贋判定や引換が困難な場合には、使用が断られることもあるため、事前の確認が重要です。
有効期限の確認方法
おこめ券本体には明確な「有効期限」は記載されていないため、基本的には気にせず保管しておき、必要なときに使用することができます。
おこめ券の使用条件と使える場所
おこめ券は全国共通の商品券です。
精米をはじめとする一部の米関連商品と交換可能な券であり、米穀専門店だけでなく、大手スーパーや一部百貨店、ドラッグストアでも広く利用されています。
「おこめ券取扱店」と掲示されている店舗が対象ですが、掲示がない場合でも対応してくれるケースがあります。
地域農協や生協などでもおこめ券が利用できますが、地域によって取り扱い状況は異なります。
たとえば、都市部では大手スーパー中心に、地方では地場の米店や商店などで使用されている傾向にあります。
おこめ券を使う時に確認しておきたい注意点
劣化・汚損した券の取り扱い
おこめ券は紙製のため、湿気や破損、書き込み等により使用できなくなる場合があります。
券面が変色していたり、汚れで判別不能な場合は店舗側での確認が取れず、使用を断られることもあるため、丁寧な保管が重要です。
おつりはでない
おこめ券は「額面440円(または古いものだと440円未満)」の商品券であり、現金のようにおつりは出ません[2]。
そのため、440円未満の商品と交換した場合、差額は戻らないことになります。
逆に、差額が発生する場合は現金やクレジットカード等で併用することができます。
「おこめ券に有効期限はある?基本情報と使用前の注意点」のまとめ
おこめ券には発行年に関わらず有効期限はありません。
ただし、紙製であるため、湿気や直射日光に弱いため、保管の場所には注意が必要です。
有効期限がないからまだしばらく使わなくても大丈夫と思っていても、劣化や破損が原因で「使えると思っていたのに、断られた…」そんなトラブルを避けるためにも、適切な管理を心がけておくことが大切です。
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<参考文献>
[1]JA全農(全国農業協同組合連合会),「おこめギフト券」,available at https://www.zennoh.or.jp/kome/03secret/01item/point.html
[2]JA静岡経済連,「お米のあのね ~お米券について~」,available at https://jashizuoka-keizairen.net/pearl/pearl11.htm
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