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おせちの中身に込められた意味や由来。見つめ直そうお正月行事の大切さ

#おせち#正月

毎年お正月に食べるおせちですが、最近は、通販などお取り寄せで購入するご家庭も増えているようで、人気のおせちは9月中には売り切れしてしまうことも珍しくありません。

もしかしたら、本記事をご覧の方も、ここ数年はおせちを作る機会が減ったという方も多いのではないでしょうか。

こうした傾向は、時代が移りゆく証でもありますが、おせちの中身には新年を迎えるにあたり、それぞれの具材に意味が込められています。

そこで今回は、改めておせちの由来を紐解きながら、お正月行事の大切さを考えるきっかけとしていただければと思います。

「おせち」の由来とは

「おせち」は中国から伝わった五節供(節句)の行事に由来すると言われています。

季節の変わり目などに祝い事をする日を「節日」と呼び、この日に食べる料理のことを節日の日の供物から「おせち(御節)」と呼ばれたのが語源とされています。

しばらくは季節の節日に出された食べ物は全ておせちと言われていたようですが、時代とともに節日の中で最も重要とされる正月に出される料理だけをおせちと呼ぶ文化が受け継がれるようになり、現在に至ります。

おせちの中身に使われる具材と意味

おせちには、中身に色々な具材が使われていますが、それぞれに五穀豊穣や無病息災、子孫繁栄などを願う意味が込められていることは、ご存知の方は多いと思います。

しかしながら、具材全ての意味を言える方は少ないのではないでしょうか。

そこで、おせち料理に使われる代表的な具材と意味について一覧でまとめました。

また、具材そのものをイメージしやすいように、各具材の名前にショート動画が見られるTikTok動画へのリンクを貼っていますので、ぜひ合わせてご参考ください。

具材 込められた意味
田作り 五穀豊穣
黒豆 勤勉・健康
数の子 子孫繁栄
蒲鉾 めでたさと慶び
紅白なます 平安・平和
伊達巻き 学問成就
えび 長寿
昆布巻 喜ぶ
栗きんとん 商売繁盛・金運
菊花かぶ めでたい

この他にも、鯛、小肌粟漬、棒鱈、なまこ、するめといった具材や地域特有のものを合わせると、実は数えきれないほどあります。

上記の定番の具材でも、ひょっとすると意味をきちんと知らなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

おせちに込められた意味を考えながら味わってみよう

最近では、子どもから大人まで楽しめるように、洋風や中華風など和洋折衷のおせちだったり、最低限の具材のみ使っておせちを作るご家庭も増えました。

お正月の過ごし方が昔と現在では変わってきているため、本格的なおせち料理を作るのは難しいかもしれません。

しかしながら、この機会におせちの中身に込められた具材それぞれの意味を改めて理解した上で、今年は一品、二品でもご自身で作ってみてはいかがでしょうか。

また、おせちは購入するというご家庭でも、お子様やお孫さまと一緒に、おせちに込められた意味を共有しながら、一年の始まりという大切な時間を過ごしていただければと思います。

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