アイオライトに込められた意味とは?新3月の誕生石となった宝石の魅力
2021年に63年振りに改定された日本の誕生石。今回は3月の誕生石として新たに加わったアイオライトについてお伝えします。
美しい濃青色の宝石に宿る意味とは?名前の由来や特徴、石言葉を紐解きながら、アイオライトの魅力に迫ります。
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アイオライトはなぜ3月の誕生石に?名前の由来を紐解く
アイオライトは、強い三色の多色性があり、方向により青紫色、灰黄色、淡青色が見られる変種の鉱物です。
アイオライトの名前は、ギリシャ語のios(紫色)とliyhos(石)を由来する造語として商品やパワーストーンとして使われる際の名前で、鉱物名としての正式な名前は「コーディエライト」と言います[1]。
この名前はフランスの地質学であるピエール・ルイ・アントワーヌ・コルディエ氏に因んでと名付けられ、彼の誕生日が3月であったことから、2021年の誕生石改定で3月の新誕生石として追加されました[2]。
アイオライトの石言葉
アイオライトには、このような石言葉がつけられています。
9~12世紀に西ヨーロッパ沿海部を侵略したヴァイキングが、アイオライトの多色性を太陽の位置を知るために利用していたことから、ヴァイキングの羅針盤の意味を持つ天然石としても伝えられてきました。
こうした背景から、人生の道標となって、正しい道へと導いてくれる意味が込められ、迷いが生じた時や、夢や目標に突き進んでいきたい時などのお守り代わりに、アイオライトを身に着ける方もいらっしゃいます。
また、「誠実」や「貞操」という言葉は、スミレの花言葉とも同じで、アイオライトの青色とスミレの花のイメージを重ね、ヨーロッパでは、古くから結婚のお守りとして、両親から娘に贈られていたとも言われています。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
<参考文献>
[1] 一般社団法人日本ジュエリー協会,「誕生石」,available at https://jja.ne.jp/aboutjewellery/aboutjewellery_inner04.html
[2] 全国宝石卸商協同組合,「3月【 March 】」,available at https://i-rori.com/birthstone/mar/356/
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