テレホンカードはいつまで使える?利用可能な場所や残高確認方法

公衆電話で通話料の支払いに使えるテレホンカード。
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利用する機会がめっきり減った昨今ですが、昔購入したりもらった未使用のテレホンカードや使いかけのテレホンカードはいつまで使えるのか疑問に感じている方も多いかも知れません。
本記事ではテレホンカードの有効期限や残高確認方法など、お手持ちのテレホンカードの利用の可能性について解説していきます。
テレホンカードはいつまで使える?使用期限と現状のルール
テレホンカードの使用に関して、特に「〇年〇月までに使いきらなければならない」というような期限のルールは明示されていません。
ただし、磁気不良カードや破損カードは機器で読み取れないため、使えなくなるケースがあります。
NTTに申請すれば磁気不良のカード交換手続きができますが、郵送での取り換えが必要となります[1]。
また、2006年3月にサービスが終了したICテレホンカードは現在の公衆電話に対応しておらず、磁気カードへの交換期限も2016年に終了したため、現在用途はなくなってしまいました[2]。
テレホンカードの具体的な利用可能場所
NTTが定める基準によれば、以下のような場所には今もテレホンカード対応の公衆電話が存在しています:
- 病院内や官公庁のロビー
- 鉄道駅のプラットホームや構内
- 空港ターミナルビル
- 一部の学校や大学構内
- 観光地や人が集まる施設(イベント会場など)
近年では災害時の通信手段としての価値も見直されており、防災インフラの一環として公衆電話を一定数維持する自治体も増えています。
■ NTT東西の公衆電話検索サービス:NTTの公式サイトで、自宅周辺の対応公衆電話を検索することができるようになっています。出かける前にチェックするとよいでしょう[3][4]。
古いテレホンカードの価値と利活用方法
使用済みのテレホンカードでも、コレクター価値が残っている可能性があります。特に以下のような特徴のあるカードは要注目です:
- 限定生産の記念カード(企業周年・博覧会など)
- アニメや有名人を起用したデザインカード
- エラー印刷や印字ミスのある珍品カード
- 1980年代~90年代初頭に発行された古いカード
これらはコレクターズアイテムとして、オンラインオークションや専門買取店で評価される可能性があります。
また、額装して自宅のインテリアとして活用するなど、美術的にも価値のある利用方法も人気があります。
テレホンカードの買取市場について
現在でも一部の買取店では未使用または少量使用のテレホンカードの買取を行っており、買取相場もカードのレア度や状態に応じて大きく異なります。
例えば:
- 通常デザインの50度数未使用カード → 数十円~100円前後
- レアな記念カード → 数百円~数千円
- プレミアムコレクション → 数万円以上になることも
買取を希望する場合は、事前にいくつかの店舗やネット買取専門店の見積もりをチェックすることがおすすめです。
「テレホンカードはいつまで使える?利用可能な場所や残高確認方法」のまとめ
テレホンカードは決して単なる古い通信手段の名残ではなく、日本の通信文化や昭和・平成の社会を象徴する貴重な存在です。
たとえ電話として使う機会が減っても、記念品、コレクション、あるいは災害時の通信ツールとして今なお唯一無二の価値を持っています。
眠っているテレホンカードがあれば、一度その価値を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
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<参考文献>
[1]NTT東日本,「テレホンカード」,available at https://www.ntt-east.co.jp/ptd/contents/mag_card.html#03
[2]NTT東日本,「ICテレホンカード」,available at https://www.ntt-east.co.jp/ptd/contents/ic_card.html
[3]NTT東日本,「公衆電話 設置場所検索 」,available at https://publictelephone.ntt-east.co.jp/ptd/map/
[4]NTT西日本,「公衆電話 設置場所検索」,available at https://www.ntt-west.co.jp/ptd/map/
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