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ブリキのおもちゃに高い価値!使い道のないおもちゃに支援の力を

#おもちゃの寄付#ブリキのおもちゃ

パートナーが生前趣味で集めていた昭和レトロなおもちゃのコレクションの数々。その中でも、一際大切にしていた事が窺える、誰かに見てもらわんばかりに並べられたブリキのおもちゃたち。

何となく古くて価値がありそうな気もするけれど、ご自身に興味関心がない分野ということもあり、処分しても良いものか迷ってらっしゃる方もいらっしゃると思います。

そこで今回はブリキのおもちゃの新たな使い道を考えるきっかけとして、ブリキのおもちゃとはどういうもので、どれくらいの価値が残されているのかについてお伝えします。

ブリキのおもちゃとは?今はなき昭和の懐かしのおもちゃを知る

「ブリキ」とは、鉄板に錫をメッキ加工した素材のことです。このスズの薄膜が鉄板をサビから守り、耐久力を高めています。その光沢や耐水性、溶接性の高さから、ブリキは今日でもスチール缶の材料として使用されています。

「ブリキのおもちゃ」は、19世紀半ばのドイツで誕生したとされ、その製造のしやすさや安全性からヨーロッパの日用品に広く使われ、次第におもちゃの素材としても人気を博しました。

日本には明治時代初期にこれらのおもちゃが輸入され、はじめは外国製の模倣が多かったものの、第一次世界大戦後、ドイツの敗戦を背景に日本製おもちゃへの需要が欧米で高まりました。

第二次世界大戦中は金属製おもちゃの製造が停止されましたが、戦後の再開とともに米国への輸出が増え、やがて日本はブリキのおもちゃの最大の生産国になりました。特に1950年代から60年代には、この分野での日本の黄金時代が到来しました。

この時代に作られた日本のブリキのおもちゃは、世界中で高い評価を受けており、現在もコレクターの間で価値あるアイテムとして愛され続けています。

レアな物は100万円以上も!?ブリキのおもちゃに眠る高い価値

こうして昭和の歴史を象徴する1つとなったブリキのおもちゃですが、当時の価格は19円50銭ほどだったと言われています。

当時は純粋におもちゃとしての価値だけでしたが、先程触れたように、近年では、おもちゃとしての価値以上にコレクターズアイテムとしての価値が残されています。

状態が著しく悪くなければ平均して1万円前後、その希少性や歴史的背景から、時には数十万円から数百万円、さらにはそれ以上の高値で取引されることも珍しくありません。

通常生産されたものが後にレアアイテムとなると、その価値は高まり、コレクターたちからの注目も集まります。

また、昔のおもちゃは、団塊の世代には懐かしい記憶を呼び覚ます一方で、新たなファン層にもその魅力を広げています。特にブリキのおもちゃは、多くの人々にとって、過去の時代への懐かしい想いと共に、特別な価値を持ち続けているのです。

使い道のないブリキのおもちゃを処分するなら支援の力に

おもちゃとして遊ばれることはなくなった、懐かしきブリキのおもちゃ。現在では当時を知る貴重な手がかかりとしての歴史的価値が残されています。

また、ブリキのおもちゃを始めとした、昭和の懐かしさのおもちゃには、「支援の力」という新たな価値も生み出していることをご存知でしょうか。

参考:「懐かしのおもちゃ」は寄付できる。おもちゃと日本の歴史。

使い道のなくなったブリキのおもちゃを、お宝エイドを通じて、この機会に社会貢献へとつなげてみませんか。

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本記事で紹介した「ブリキのおもちゃ」をはじめ、お宝エイドでは様々な物品を通じたNPO団体の支援を行うことが出来ます。お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。あなたもお宝エイドでの支援活動をはじめてみませんか。


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