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リコーダーの正しい捨て方は?ごみの分別方法と処分前の確認ポイント

学校の授業などで使ったリコーダーは、卒業後に出番がなくなり、長期間しまったままになりがちです。

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しかし、いざ処分しようとすると「燃えるごみでよいのか」「プラスチック資源として出せるのか」と迷うこともあるでしょう。

リコーダーの分別区分は、本体の素材だけでなく、自治体のごみ処理ルールによっても変わります。

また、木製リコーダーや専門メーカーの製品などは、捨てずに再利用できる可能性があります。

この記事では、リコーダーの基本的な捨て方、付属品の分別、処分前のお手入れ、寄付や譲渡といった選択肢を詳しく解説します。

リコーダーの捨て方は素材と自治体のルールで決まる

リコーダーをごみに出す場合、最初に確認したいのが本体の素材です。

学校教材として普及している製品の多くは樹脂製ですが、演奏者向けの木製品や、複数の素材を組み合わせた製品もあります。

ただし、素材が分かっても分別区分が一律に決まるわけではありません。

自治体ごとのルールを確認したうえで処分しましょう。

樹脂製リコーダーは可燃ごみまたは不燃ごみが一般的

小学校や中学校で使われるリコーダーの多くは、ABS樹脂などのプラスチックを主材料としています。

こうした樹脂製リコーダーは、自治体によって可燃ごみ、不燃ごみ、製品プラスチックなどに分類されます。

注意したいのは、プラスチック製だからといって、必ずプラスチック資源として出せるわけではないことです。

プラスチック資源回収の対象を容器や包装に限定している地域では、製品そのものであるリコーダーは対象外になることがあります。

自治体の公式サイトや分別冊子で「リコーダー」を検索し、項目がなければ「楽器」「プラスチック製品」「製品プラスチック」も調べてください。

木製リコーダーも自己判断で捨てない

木製リコーダーは木が主材料ですが、接合部にコルクや糸が使われていたり、一部に樹脂や金属の部品が含まれていたりすることがあります。

そのため、単純に木製品として可燃ごみに出せるとは限りません。

また、木製リコーダーには、専門メーカーや工房が製作した演奏用モデルもあります。

古い製品でも、メーカー、モデル、木材の種類、保存状態によっては中古楽器として再利用できる可能性があります。

価値が分からない場合は、ごみに出す前に楽器店や専門業者へ相談するのも方法の一つです。

大型のリコーダーは粗大ごみになる場合がある

一般的なソプラノリコーダーやアルトリコーダーは、粗大ごみに該当しないことがほとんどです。

一方、テナー、バス、グレートバスなどの大型リコーダーは、本体やケースが自治体の規定サイズを超えることがあります。

大型製品は無理に切断せず、粗大ごみのサイズ基準と手数料を確認してください。

分解できるモデルでも、分解後の大きさを基準にするか、元の製品サイズを基準にするかは自治体によって異なります。

リコーダーを自治体のごみに出す手順

リコーダーを家庭ごみとして処分するときは、次の順番で確認するとスムーズです。

1.メーカー名・型番・素材を確認する

まずは、本体やケースにある刻印や印刷を調べます。

メーカー名、型番、素材表示などが分かれば、メーカーの公式サイトや取扱説明書で材質を確認できる場合があります。

一般的なリコーダーは、頭部管、中部管、足部管の3つに分けられます。

無理なく分解できる場合は、それぞれに異なる部品が付いていないかも確認しましょう。

ただし、接着されている部分を工具などで強引に外す必要はありません。

2.自治体の分別方法を調べる

自治体の公式サイト、ごみ分別アプリ、家庭ごみの分け方を記載した冊子などで分別区分を調べます。

リコーダーという品名が掲載されていない場合は、次の項目も確認してください。

  • 楽器
  • プラスチック製品
  • 木製品
  • 製品プラスチック
  • 小型の不燃物

それでも判断できない場合は、自治体の清掃担当窓口に問い合わせましょう。

その際、素材、全長、ケースの有無、分解できるかどうかを伝えると、適切な出し方を確認しやすくなります。

3.汚れを落として十分に乾かす

リコーダーは口を付けて使用する楽器です。

家庭ごみに出す場合でも、唾液や手あかなどの汚れを可能な範囲で落とし、よく乾かしてから袋に入れると衛生的です。

樹脂製リコーダーは、メーカーの説明を確認したうえで、薄めた中性洗剤とぬるま湯で洗える場合があります。

洗った後は水分を拭き取り、直射日光を避けて十分に乾燥させてください。

熱湯や食器洗い乾燥機は、変形の原因になるため避けるのが無難です。

木製品は水洗いによって膨張、変形、ひび割れが起こるおそれがあります。

掃除棒と柔らかい布などで内部の水分を取り除き、風通しのよい場所で乾燥させましょう。

4.指定袋に入れて収集日に出す

分別区分を確認したら、自治体指定の袋に入れ、決められた収集日に出します。

分解したパーツの先端などで袋が破れそうな場合は、紙で包むなどして収集作業中のけがを防ぎましょう。

ただし、中身が確認できないほど過剰に梱包すると、正しく分別されない可能性があります。

自治体から包み方の指定がある場合は、その案内を優先してください。

ケースや付属品は素材ごとに分別する

リコーダー本体とケース、掃除用品は素材が異なります。

すべてをまとめて同じ袋へ入れるのではなく、それぞれの材質に合わせて分けるのが基本です。

リコーダーケース

ケースには布、合成皮革、軟質樹脂、硬質樹脂などが使われています。

ファスナーや留め具などの金属部品が付いている場合もあるため、自治体の分別表に従ってください。

簡単に取り外せる金具は分けるよう指定されることもありますが、取り外しが難しい場合は無理に工具を使う必要はありません。

掃除棒とクリーニング用の布

掃除棒には樹脂製と金属製があり、それぞれ分別区分が異なる場合があります。

ガーゼやクリーニングクロスは、多くの地域で可燃ごみに該当します。

ただし、汚れや使用した薬剤によって取り扱いが変わる可能性もあるため、地域のルールを確認しましょう。

運指表や取扱説明書

きれいな紙の運指表や取扱説明書は、古紙として回収できる場合があります。

一方、汚れた紙、ラミネート加工された紙、個人情報が記載された紙などは、可燃ごみに分類されることがあります。

処分前に名前や個人情報を消す

学校で使ったリコーダーには、本体やケースに氏名、学年、組などが記入されていることがあります。

ごみに出す前に、本体だけでなくケースや運指表、購入時の袋まで確認してください。

名前シールは可能であればはがします。

油性ペンによる記名が消えない場合は、読めないように塗りつぶすなどの対策をしましょう。

ただし、除光液や強い溶剤を使うと、樹脂が変色したり、表面が傷んだりする可能性があります。

売却や譲渡を考えている場合は、無理に記名を削らず、「記名あり」「記名を消した跡あり」と相手に伝える方が製品を傷めずに済みます。

捨てる前にリコーダーの価値を確認しよう

リコーダーは、子ども向けの教材という印象が強い楽器です。

しかし、製品によって材質、設計、音色、製作方法が異なり、すべてが同じ価値を持つわけではありません。

教材用の樹脂製リコーダー

一般的な教材用リコーダーは、新品を比較的手頃な価格で購入できます。

また、直接口を付けるという衛生面の事情から、使用済み品は買取店で取り扱われにくい傾向があります。

それでも、未使用品、未開封品、廃番品、複数本のセットなどは、次の使い手が見つかる可能性があります。

学校によって指定のメーカーや運指方式があるため、譲渡する場合は相手の使用条件も確認しましょう。

木製や専門家向けのリコーダー

木製リコーダーには、メープル、ボックスウッド、ローズウッドなど、さまざまな木材が使われます。

専門メーカーの演奏用モデルや工房製作品は、古くても修理や調整によって再び演奏できることがあります。

本体にひび割れやカビがある場合でも、価値のあるモデルなら修理の可否を専門家に相談する意味があります。

自己判断で接着剤を使ったり、紙やすりで削ったりすると、かえって状態や価値を損なうことがあるため注意してください。

捨てずにリコーダーを手放す方法

まだ使えるリコーダーなら、ごみとして処分する前に、譲渡や売却なども検討できます。

換金できるかだけでなく、楽器や教材として再び使ってもらえるかという視点で考えてみましょう。

家族や知人に譲る

きょうだいや親族、知人の子どもが学校で使う予定があれば、譲れる場合があります。

ただし、学校側がメーカー、音域、ジャーマン式・バロック式といった運指方式を指定していることもあります。

譲る前に、学校から配布された購入案内などを確認してもらいましょう。

寄付や回収を利用する

教育支援団体、地域の音楽活動、海外支援団体などが、楽器の寄付を募集していることがあります。

ただし、リコーダーは衛生上の理由から中古品を受け付けていない団体もあります。

寄付を検討する際は、対象品、受付期間、故障品の可否、洗浄条件、送料の負担者を確認してください。

受け付けているか分からない団体へ、事前連絡なしに送ることは避けましょう。

フリマアプリや楽器店で売却する

未使用品や木製モデル、希少な製品は、フリマアプリや楽器専門店で売却できる可能性があります。

出品する場合は、メーカー名、型番、材質、使用年数、傷、割れ、記名跡、付属品、洗浄状況を正確に記載します。

一般的なリユース店では、使用済みの教材用リコーダーを買取対象外としていることもあります。

持ち込む前に、電話や公式サイトで取り扱いの有無を確認すると無駄がありません。

リコーダーを捨てるときの注意点

リコーダーを安全かつ適切に処分するため、次の点にも注意してください。

  • プラスチック製という理由だけで資源回収に出さない
  • 自治体の分別区分と収集日を確認する
  • 本体とケース、付属品を素材別に分ける
  • 名前や学校名などの個人情報を消す
  • 大型品を無理に切断しない
  • 学校の備品である場合は勝手に捨てず、学校へ返却する
  • 学校や販売店へ事前確認なしに持ち込まない

特に学校備品として貸与されていたリコーダーは、個人の所有物ではありません。

不要になった場合も、まず学校へ返却方法を確認してください。

リコーダーの捨て方に関するよくある質問

小学校で使ったリコーダーは燃えるごみですか?

樹脂製リコーダーを可燃ごみに分類する自治体はありますが、不燃ごみや製品プラスチックに分類する地域もあります。

居住地域の公式な分別案内を確認してください。

プラスチック資源として出せますか?

自治体が製品プラスチックを回収しており、サイズや汚れなどの条件を満たしていれば対象になる可能性があります。

容器包装のみを回収する地域では、リコーダーは対象外となることがあります。

古いリコーダーでも売れますか?

一般的な使用済み教材用リコーダーは、買取が難しい傾向にあります。

一方、未使用品、木製品、専門メーカー品、工房製作品、廃番モデルなどは査定対象になる可能性があります。

メーカーと型番を確認してから、楽器の取り扱いに詳しい業者へ相談しましょう。

まとめ

リコーダーの捨て方は、本体の素材と自治体のルールによって異なります。

樹脂製品は可燃ごみや不燃ごみ、製品プラスチックなどに分類されるため、「プラスチックだから資源ごみ」と自己判断せず、自治体の公式情報を確認することが大切です。

ケース、掃除棒、クリーニングクロス、運指表などは、本体とは別に素材ごとに分別します。

また、学校で使用したものは、氏名や学年などの個人情報が残っていないか確認してください。

まだ演奏できるものや価値のある木製モデルは、譲渡、寄付、売却によって次の使い手につなげられる可能性があります。

すぐにごみとして扱うのではなく、メーカー、型番、材質、保存状態を確かめ、そのリコーダーに合った手放し方を選びましょう。

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KOBIT編集部:Fumi.T)

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