バブル景気で日本の経済が急成長をしていた1980年～1990年代初頭。

ルイ・ヴィトンをはじめ、海外の高級ブランド品が次々と日本人に定着していったのは、好景気を表す象徴の1つでした。

本記事をご覧のあなたも、当時、給料やボーナスが支給された日に高級ブランドバッグを思い切って購入した経験があるのではないでしょうか？

それから30年以上が経った今、いつしか押入れの奥にしまったままになっていたブランドバッグの数々。時代や流行もすっかり変わってしまったため、もう処分してしまおうと思っているかもしれません。

しかし、あなたがお持ちのような当時のブランドバッグには、現在でも価値があるものが多く存在するのです。

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ヴィンテージのブランドバッグに買取価値はある？

1980年～1990年代に製造されたハイブランドバッグは、現在では生産終了しているものがほとんどなことから、「年代物」や「希少価値が高い」という意味でヴィンテージバッグと呼ばれています。

現在こうしたヴィンテージバッグは、人と被らないおしゃれを追求したいと思う女性から人気を集め、買取市場でも高く評価されています。

では、こうしたヴィンテージバッグには具体的にどの程度の価値があるのでしょうか。

高級の海外ブランドで名高いルイ・ヴィトン、エルメス、シャネルの3つのブランドを例に、それぞれの買取価値についてまとめてみました。

ルイ・ヴィトンの買取価値

80年代～90年代のヴィトンと言えば、現在でも定番のモノグラム全盛期。その中でもスピーディ、アルマ、ドーヴィルといったタイプのバッグが人気でしたが、現在でも買取価値があります。

• スピーディ
• ドーヴィル
• アルマ

ヴェルニやエピのような色が豊富なライン（柄）は、時代や流行に左右されやすく価値は安定しないと言われていますが、モノグラムやダミエといった定番のラインは、商品状態によりますが年数が経っても価値が下がりにくいのが特徴です。

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エルメスの買取価値

80年代～90年代のエルメスのブランドバッグと言えば、代表作のケリーバッグ、ショルダータイプのエヴリン、そして1984年に発売され、今やエルメスの代名詞となるまで成長したバーキンが人気を博しました。それぞれ現在でも買取価値の高い製品です。

• ケリー 32
• エヴリン I（アン）
• バーキン トゴ30

定価が高いエルメスのバッグはヴィトンほど全体の流通量が多くないため、買取価値も下がりにくいのが特徴です。また、流行にも影響されにくいため、商品状態、サイズ、カラー、さらに素材に希少性が加わると、数百万円以上の買取価値になる物も珍しくありません。

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シャネルの買取価値

バブル時代の高級海外ブランドの代名詞といえばシャネルでしたが、バブル崩壊以降は影をひそめてしまいました。しかし、ここ数年バブル期のファッションが再燃していることから買取価値の相場も上昇しています。

当時のファッションを知る方にとってみれば、「まさかあのマトラッセに、今これだけの買取価値があるとは…。」と思う方もいるのではないかと思います。

また、シャネルの場合、流行が過ぎて以降は、ほぼ使わずにそのまま保管していたという方も比較的多く、中には数十万円で買取されるマトラッセシリーズもあるほど、現在の需要が高くなっています。

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もう使わないブランドバッグに「支援」という新しい価値を

若かりし頃のステータスとして購入した海外の高級ブランドバッグ。

時の流れとともに、あなたへの役目は果たしましたが、現在ではヴィンテージバッグという新しいニーズが生まれています。

また、こうしたヴィンテージバッグを「支援」という形で社会貢献へとつなげていくことで、使い道のなくなったバッグに新たな価値を与える方法もあります。

お宝エイドでは本記事で紹介した「ブランドバッグ」をはじめ、様々な物品を通じたNPO団体の支援を行うことができます。

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（KOBIT編集部：Fumi.T）