世界中にある外国切手(海外切手)の種類と買取価値
郵便物の料金前納を証明する際に用いられる切手。日本のみならず世界中で切手は使われています。
こうした諸外国の切手は「外国切手」「海外切手」と言われていますが、日本以上に歴史が古いものもたくさんあり、中には希少性の高い切手があることで知られています。
もしかしたら、あなたも若かりし頃に外国切手の収集に勤しんだ経験があるかもしれません。
そこで今回は、外国切手(海外切手)をテーマに、歴史や価値についてお伝えしていきます。
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世界各国にコレクターがいる外国切手(海外切手)の歴史
切手が世界で初めて発行されたのは今から180年以上も前のこと、1840年5月1日にイギリスで発行された「ペニー・ブラック」「ペンス・ブルー」です。
ヴィクトリア女王の肖像が印刷されたこれらの切手は、当時のお札にも相当する、高い偽造防止対策の技術が使われたことでも知られています。
切手制度が始まったのがイギリスであったこともあり、切手発行国はヨーロッパや、イギリス植民地を中心に広がっていきました。
1874年に世界各国で郵便物が送れる国際郵便制度を確立するべく万国郵便連合(UPU)が設立されたのをきっかけに、世界各国で切手発行の動きが高まりました。
日本では1871年(明治4年)の竜文切手が国内初の切手が発行されて以降、普通切手だけでなく、グリーティング切手、写真付き切手、記念切手、ふるさと切手など、証紙としてだけでなく、切手そのものが価値を持ったことから、多くのコレクターを生み出すに至りました。
海外でも同様に、オリンピックの開催を記念した記念切手が発行されたり、キリスト教の文化が根強い国ではクリスマス切手が発行されるなど、切手には文化や歴史的価値もあることから、世界各国に切手コレクターがたくさんいることでも知られています。
価値の高い外国切手(海外切手)の種類と買取価格
冒頭でも触れましたが、外国切手(海外切手)の中には、発行枚数が少なかった希少な切手や歴史を知る上で貴重な資料となる切手など、高い買取価値が付くプレミア切手が数多くあります。
ここではその一例として、イギリス、アメリカ、中国の3つの国で価値が高いとされる切手をご紹介します。
イギリスの切手
- ペニー・ブラック
- ペニー・ブルー
- ペニー・レッド
世界で初めての切手が発行された国として、最初に発行された切手は歴史的にも非常に価値が高いとされています。
消印付きで数千円~数万円、未使用品で状態が良ければ数十万円の買取価格が付く切手もあります。
アメリカの切手
- 逆さまジェニー切手
- ツェッペリン
アメリカにも数多くのプレミア切手が存在すると言われていますが、最も有名なのが1918年に3種類発行されたカーチス・ジェニー機の切手ではないでしょうか。
理由は、この時発行された中で24セント切手の1シート100枚だけが上下逆にプリントされてしまった、いわゆる「エラー切手」が出回り、2005年のオークションでは297万ドル(日本円で約4億円)で落札されたことでも話題となりました。
また、アメリカの航空切手として65セント、1ドル30セント、2ドル60セントの3種類が各100万枚ずつ発行されたツェッペリンも、状態の良いものでは1枚数万円で買取されているなど、アメリカの古い切手には、今なお高い価値が眠っています。
中国切手
- 赤猿切手
- 毛沢東切手
- オオパンダ切手
諸外国と比べると歴史の浅い中国切手ですが、1950年代~1980年代の文化大革命前後の切手は、発行枚数が少なく、かつ中国文化の大変革が起った歴史的背景も相まって、非常に希少価値が高いとされています。
上記でご紹介したものは、いずれも買取市場で現在でも数十万円で推移しています。
かつて趣味で集めた価値の眠る切手の新たな使い道
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
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