使わなくなったウェッジウッドの食器。価値を知り新たな使い道を
あなたが若かりし頃、コレクションの1つとして大切にしていた洋食器。その中でもWEDGWOOD(ウェッジウッド)の食器やティーポットは、特に大事なものだったかもしれません。
しかしながら、環境や暮らしの変化とともに次第に使うことがなくなり、いつしか食器棚の奥で長い年月眠ったままになってしまっていた。
そして、断捨離や生前整理の機会に久しぶりに目をした時に、思い入れのあったものだけに処分しようか困ってしまう方も少なくありません。
そこで今回は、あなたが愛したウェッジウッドという食器のルーツや歴史、そして高級食器としての価値を改めて知り、新たな使い道を考えるきっかけとしていただければと思います。
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260年以上の歴史を持つウェッジウッドというブランド
ウェッジウッドのはじまりは今から260年以上前の1759年に遡ります。
イギリスの陶工の息子として生まれたジョサイア・ウェッジウッドが29歳の時に開業し、ロイヤルコペンハーゲンを有するロイヤルドルトン社とともに、イギリス高級陶磁器メーカーの1つとして、世界的に愛されているブランドです。
ウェッジウッドが長年に渡って陶磁器のトップメーカーとしてあり続ける原点となったのは、ジョサイア・ウェッジウッドが11歳の時にかかってしまった天然痘の後遺症で右膝が満足に動かなくなってしまったことがきっかけと言われています。
足でペダルを踏んでろくろを回すことが必須の陶工としては、足の障害は致命的。しかし、彼は自ら製作する傍ら、陶器を作るための素地や胎土、上釉、色、形の研究に力を注いだことが、ウェッジウッドのクオリティーの源だったのです。
彼の研究心・探究心は年を重ねても衰えることを知らず、現在でもウェッジウッドのバックスタンプのロゴとして有名な「ポートランドの壺」が作られたのは1790年で、彼が60歳になった時のこと。
古代ローマで作られた作品を当時の技術で見事再現させた彼の探究心とパイオニア精神は、現在もウェッジウッドのコーポレートアイデンティティとして重要なものとなっています。
その4年後にこの世を去ることとなったジョサイア・ウェッジウッドですが、正に生涯をかけて常に最先端の技術を追求し続けたことが、260年以上の時を経てもなお色褪せない理由と言えるでしょう。
ウェッジウッドの食器に高い買取価値
このように創業者ジョサイア・ウェッジウッドの研究心を受け継ぎ発展してきたウェッジウッドの高級食器の数々。
具体的に代表シリーズとして下記のようなものがあります。
- ワイルドストロベリー
- ジャスパー
- フロレンティーン
- ユーランダー
- アレクサンドラ
- インディア
- ヴェラ・ウォン
- アストバリー
- アンセミオン
- コロンビア
- グレンミスト
- スイートプラム
- プシュケ
現在でも新品を購入すれば1客数万円する正に高級食器となりますが、長い間使わずに家で眠っていたようなものでも高い価値があります。
例えば、傷や割れてなければカップ&ソーサー(受け皿)の1客でも数百円~数千円で買取
されることは珍しくなく、ティーポットセットや食器専用の箱もある場合などは1客数万円で取引されることもあります。
こうした時を経ても変わらないウェッジウッドの価値の高さは、若い世代からシニア世代まで広く愛されている証拠と言えるのではないでしょうか。
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眠ったままのウェッジウッドに「支援」の力を与えよう
このようにあなたが若かりし頃に好きで集めたウェッジウッドにも価値が眠っています。
もしあなたにとって使い道がなくなってしまったのであれば、必要とする方の元へ繋げることで、もう一度その価値を目覚めさせてみてはいかがでしょうか。
価値を繋げる方法としては、友人・知人に譲ったり、買取業者を通じて売却するなどいくつかありますが、お宝エイドでは支援寄付を通じて社会貢献にも繋げることができます。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
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