図書カードの有効期限はいつまで?種類別の期限と確認方法を解説

図書カードには有効期限はあるの?
図書カードNEXTの有効期限
現在主に流通している「図書カードNEXT」には、有効期限があります。
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これは発行日から10年間と定められており、期限を過ぎるとたとえ残高が残っていても使用ができなくなります。有効期限はカード裏面のQRコードを読み取り、利用者専用ページで確認することが可能です。
旧タイプ(磁気式/図書券など)の取り扱い
旧タイプの磁気式図書カードには原則、有効期限は設定されていません。
そのため、古いカードでも読み取りが可能であれば、今でも使用できる場合があります。
また、それよりさらに前の紙タイプの「図書券」も、対応している書店では利用可能の場合があります。
ただし、いずれも取り扱いできる店舗が年々減ってきているため、事前に確認が必要です。
有効期限後は使えない?
有効期限が過ぎた図書カードNEXTについては、基本的に再発行や残高の払い戻しはできません。
ただし、マイページからの利用履歴の閲覧や、残高照会については期限後もしばらく可能な場合があります。
思い出の品として保管するか、別の形での再活用を考えるのも選択肢のひとつです。
手持ちの図書カードの有効期限が「ある・ない」を見分ける方法
カードの種類による判別方法
お手元の図書カードが「NEXT」か「磁気タイプ」かは、カードのデザインで判別可能です。
NEXTの場合はQRコードと裏面にURLが印字されており、新しいデジタル対応型です。
磁気カードは銀色の帯があり、スキャン方式の旧型カードです。紙の図書券には額面表示があり、手触りも異なります。
残高確認とQRコード読み取りの方法
図書カードNEXTは、スマートフォンやタブレットでQRコードを読み込むことで、残高と有効期限がオンライン上で確認できます。
旧型カードは、書店の端末で残高を照会するか、店舗に確認を求める必要があります。
不明な場合の問い合わせ先
株式会社図書カード(旧:日本図書普及)では、図書カードや図書券についての問い合わせ窓口を設けています。
カード下部に記載されている発行番号やデザインの特徴を伝えることで、対応可能な場合があります。
不要になった有効期限内の図書カードを活用する方法
家族・知人に贈る
読書習慣がないからといって放置しておくのはもったいないことです。
使わない図書カードは、家族や知人に進呈することで有効活用ができます。
特に子どもや学生に贈ると学びへの支援にもつながります。プレゼントとして封筒に包むだけでも、十分に喜ばれます。
教育機関・施設に寄付する
図書カードは学習支援の一環として寄付することが可能です。
地域の学校、図書館、児童館、NPO法人の中には、図書カードの寄付を受け入れているところがあります。
読みたい本が買えない子どもたちにとって、カード1枚が貴重な一冊を届ける架け橋になります。
フリマアプリや買取で手放す
メルカリやラクマといったフリマアプリでは、未使用・有効期限内の図書カードが需要を持っています。また、金券ショップや買取専門店でも買取可能な店舗があります。
不要なカードを手放す方法として、現金化という選択肢もあります。
図書カードを通じて得られる価値と楽しみ
本との偶然の出会いを楽しむ
図書カードを持って書店に行けば、自分では普段買わないようなジャンルの本に出会うことがあります。
思わぬ発見や知識につながる、そうした「偶然の出会い」は、図書カードならではの醍醐味です。
子どもや若者への読書習慣づけに
スマホやタブレットに囲まれた現代、子どもの読書習慣が減少傾向にあります。
図書カードを通じて「自分で本を選ぶ体験」を提供することは、学習へのモチベーションや語彙力・理解力の向上にも寄与します。
思い出や気持ちが詰まったギフトとして
図書カードは単なる金券以上の意味を持ちます。進学・卒業・感謝の気持ちなどの節目で贈られた図書カードは、その時の思いと共に記憶に残りやすい贈り物です。
デザインやメッセージ入りのカードもあり、形に残る心のギフトと言えるでしょう。
まとめ:図書カードの活用で広がる可能性
図書カードは換金価値が先に注目されがちですが、それ以上に「本を読む機会」「学ぶ動機づけ」を提供するツールとしての重要性があります。
本が売れにくい時代と言われて久しい今、図書カードは出版文化を支援する一翼です。
余っているカードも「眠らせておく」のではなく「文化資源」として世に送り出すことで、自分も社会も豊かにできます。
本記事で紹介した「図書カード・図書券」をはじめ、お宝エイドでは様々な物品を通じたNPO団体の支援を行うことが出来ます。お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。あなたもお宝エイドでの支援活動をはじめてみませんか。
(KOBIT編集部:Fumi.T)
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