図書カードNEXTのPIN番号削っても大丈夫?必要なシーンと注意事項

図書カードとは、全国の書店で書籍や雑誌を購入する際に使えるプリペイド型のギフトカードです。かつては紙製の「図書券」の形で親しまれていましたが、現在では主に「図書カードNEXT」と呼ばれる電子式のカードに移行しています。
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この図書カードNEXTは電子式となり、カード番号とPIN番号による照会機能が備わっています。この移行により、オンラインでの残高確認や使用履歴の確認ができるようになり、利便性と安全性が大きく向上しました。
本記事では、このPIN番号について詳しくご紹介します。
図書カードNEXTのPIN番号って何?図書カードに付いている理由
PIN番号とは「Personal Identification Number」の略で、個人認証に使用される4桁の暗証番号です。
図書カードNEXTではこのPIN番号がセキュリティの中核を担っています。カード番号と組み合わせることで、不正利用を抑止し、利用者本人の認証に役立つ仕組みです。
盗難・不正利用からの防止対策
PIN番号の導入により、カード番号が第三者に知られても、PIN番号がわからなければ残高を確認したり使用履歴を確認することができません。
この仕組みによって、盗難やカード紛失時の被害を防ぐ対策になっています。
PIN番号が必要な場面
PIN番号は主に「図書カードNEXT倶楽部」(公式ウェブサイト)で残高や使用履歴などを確認する際に必要です。
また、カードが本物かどうかを調べたり、有効期限の照会といった情報を取得するのにも活用されます。
図書カードNEXTのPIN番号の確認方法
図書カードNEXTの場合、裏面に銀色のスクラッチが付いており、その部分を削るとPIN番号が現れます。
注意点として、一度削ると再度隠すことはできないため、取り扱いには注意が必要です。
スクラッチを削る際の注意点
スクラッチを削る際は、硬貨など先が丸いもので優しく削るのがポイントです。
力を入れすぎたり鋭利なもので削ると、PIN番号そのものを削り取ってしまい、判読不能になる恐れがあります。
PIN番号を紛失した場合の対処
PIN番号を紛失すると、残高確認やカードの使用履歴などの一部サービスが利用できなくなります。
図書カードを紛失した場合と同様、再発行は基本的に行われません。PIN番号の記録を安全な場所に控えておくことが肝要です。
PIN番号の控え方と安全な保管方法
一度削ったPIN番号はスクラッチによって再び隠すことができません。
そのため、目視できるようになった時点で「記録」や「写真撮影」などの方法で控えておくと安心です。
なお、スマートフォンに保存する場合は、端末にロックをかけたり、クラウドにアップしないよう注意が必要です。
PIN番号もカード番号も“資産”として管理すべき対象です。
第三者に渡すときの注意点
未削り状態のPIN付きカードは、安心して人に贈ることができます。
ただし、スクラッチを削った状態での譲渡・交換は、第三者にPIN番号が知られた状態となるため、金券ショップやフリマアプリなどでは取り扱われないこともあります。
リユースを前提とする場合は「未削り」であることが基本ルールです。
図書カードNEXTのPIN忘れ・削りすぎトラブル時の対応法
PIN番号はオンラインでの照会や残高確認の際に必須です。
もしPIN番号を忘れてしまった場合でも、カード本体があれば書店での支払いには利用できますが、残高がいくら残っているのかを知ることができないため不安がつきまといます。
スクラッチを削りすぎて読めないときの対処
削りすぎてPIN番号を判読できなくなった場合、そのカードはオンライン照会がほぼ不可能となります。
復元も極めて困難なので、削る際は細心の注意が必要です。
発行元への問い合わせ窓口と対応範囲
図書カードNEXTの発行元である「日本図書普及株式会社」では、紛失やPIN番号の確認についてのサポートは原則行っておらず、利用者の自己責任となっています。
使用履歴や残高情報を含め、PIN番号の管理は非常に重要です。問い合わせ先は公式HPに記載されていますが、原則として再発行やPIN再通知は行っていません。
まとめ
図書カードNEXTのPIN番号は、オンライン照会や確認操作に必要不可欠であると同時に、漏洩しやすい情報でもあります。
図書カードのPIN番号はただの「暗証番号」ではなく、安心・便利な図書体験への入口です。
この仕組みを理解して、よりスマートな読書ライフを楽しみましょう。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
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