図書カードNEXTはセルフレジで使える?対応店舗と使い方を解説

図書カードとは、書籍などの購入に利用できるプリペイド型の商品券であり、主に全国の書店で使われている身近なギフトです。近年は紙タイプの「図書券」に代わり、「図書カードNEXT」というICチップを内蔵したカード型の商品券が主流になりました。
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図書カードNEXTは文教堂、紀伊國屋書店、ジュンク堂書店、丸善、未来屋書店など多くの加盟書店で利用可能ですが、全ての店舗やレジ形式で対応しているわけではありません。
そこで本記事では、「図書カードNEXTはセルフレジで使えるのか?」をテーマにお伝えしていきます。
セルフレジとは?従来レジとの違い
セルフレジとは、購入者自身が商品のスキャン、支払い操作を行うレジシステムです。
有人レジに比べて人件費削減や待ち時間の短縮が可能なため、多くの書店やスーパー、ドラッグストアで導入されています。
セルフレジには以下2つのタイプがあります:
- 完全セルフ式:購入から支払いまで全て利用者自身が行う。
- セミセルフ式:商品スキャンのみスタッフが行い、支払いは利用者が端末で実施する。
書店においてもこのような方式が導入されていますが、図書カードを扱えるかはシステムや運用方針により異なります。
図書カードNEXTはセルフレジでも使えるのか?
結論から言えば、「図書カードNEXT」は一部のセルフレジで使用可能ですが、対応していないケースも多々見受けられます。
例えば、以下のような対応状況があります(執筆時点の情報となります)
- 紀伊國屋書店:多くの店舗で有人レジのみが図書カードを受け付け、セルフレジは非対応
- 未来屋書店:一部セルフレジで対応、ただし店舗ごとに異なる
- 文教堂:カードリーダー付きのセルフレジでは使用可能
これらの違いは、店舗の設備導入状況や決済端末との連携の有無によります。
また、図書カードがセルフレジで利用できない主な理由には、以下のようなものがあります。
- ICチップ読み取り端末の未設置
- 決済システムがプリペイドカードに未対応
- 不正利用防止のためスタッフの確認が必要
- 店舗システムの標準化に伴う限定的対応
とくに、大手チェーンであってもテナント店舗(ショッピングモール内など)では本部の決済システムではなくモール全体のPOSに従っているケースがあり、これが非対応の要因となることがあります。
図書カードNEXTがセルフレジで使えない場合の対処法とおすすめの使い方
図書カードがセルフレジで使えなかった場合でも、以下のような選択肢があります。
- 有人レジに案内してもらう:スタッフに声をかけると対応してくれる
- ネット書店で使う:図書カードNEXTは一部オンライン書店でも使用可能(例:honto)
- 家族や友人にギフトとして渡す:再利用できる点もカード型の魅力
使える店舗かどうかは、図書カードNEXTの公式Webサイトで検索するか、店舗スタッフへ事前に確認すると安心です[1]。
まとめ
本記事では、図書カードをセルフレジで利用を検討する方に向けてお伝えしてきました。
図書カードの真の価値は「読書」という体験を贈る点にあります。子どもへの教育資源として、自ら本を選んで購入する楽しさが得られること。また記念日や贈答品としても根強い人気があります。
この機会に金券としての利用価値のみならず、読書啓発や教育的側面、文化的意味づけを持つ図書カードは、単なる“モノ”を超えた独自の“価値”を考えてみてはいかがでしょうか。
本記事で紹介した「図書カード・図書券」をはじめ、お宝エイドでは様々な物品を通じたNPO団体の支援を行うことが出来ます。お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。あなたもお宝エイドでの支援活動をはじめてみませんか。
(KOBIT編集部:Fumi.T)
<参考文献>
[1]日本図書普及株式会社,「取扱店検索」,available at https://www.toshocard.com/bookstore/
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