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“外出自粛。新しいペットといっしょに家で過ごす”ならば 保護猫・保護犬もぜひ視野に

#保護犬#保護猫の課題や活動に関連するお宝エイドの記事一覧#動物愛護

「緊急事態宣言」が2020年4月に出されるなど、新型コロナウイルスの感染流行による混乱が続いています。外出自粛が求められているために休業するペットショップがある一方で、「家にいる時間が長いのだから」と新しくペットを求める人もいます。もしも、ペットを探すのなら保護犬・保護猫も選択肢に入れてはいかがでしょうか。やむを得ず譲渡会などが中止されたりして、動物保護団体に問合せをするといつも以上に歓迎してくれるかもしれません。

● お宝エイドのワンポイント

お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。この機会にお宝エイドでの支援活動をはじめてみませんか。


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※もし、ご支援される際に「譲渡所得税」や「寄付金控除」についてご心配の場合は、ご支援される団体様までお問合せください。

ペットを飼い始める人が急増中

仕事がテレワークになったり、余暇にも出かけられなかったりとなると、家の中での過ごし方に関心がいくのは自然だと思います。「おうち時間をペットといっしょに過ごそう」という人が増えています。

日本では今のところ小動物に人気

国内ではとくに小動物の人気が高まっているようです。

「小池都知事が休業要請対象から外したホームセンターは在宅時間増で癒やしのペット人気」

「『おうち時間』の癒やしに メダカ・ハムスター人気 高松 コロナ禍の中で」

世界では保護犬が全部引き取られるシェルターも出始めた

海外でも同じ発想のようで、保護犬・保護猫などが引く手あまたになっている様子が伝えられています。

「すべての犬が貰われていって、フロリダ州の動物シェルターの犬舎が、創設以来初めて空になった(Florida animal shelter’s kennels empty ‘for the first time in history’ after every dog adopted)」(アメリカ)

「自宅待機のお供に、新型コロナで保護猫・保護犬の需要が急増」(オーストラリア)

ペットショップだけではない、ペットを迎える方法

今、国内の多くのペットショップが外出自粛要請の影響で休業しています。犬や猫に関心を持っても、「どこで購入すればいいのか」という人もいるでしょう。

そうした際は、「ペットを迎える文化」が日本と異なっているアメリカやオーストラリアを参考にしてみましょう。

欧米にはないショーウインドー式の販売方法

実は、ショーウインドー式のもので展示し、子犬・子猫を販売するやり方は欧米にはありません。欧米の場合、手に入れる方法は主にふたつです。

・ブリーダー(繁殖主)と直接交渉する
・動物愛護団体などが運営するシェルターで保護されている犬・猫を引き取る

そのため、シェルターが空になるほどに引き取りたいという人がいるのです。

増える保護猫・保護犬の譲渡と、 減る殺処分

保護猫・保護犬の譲渡は、痛ましい動物の殺処分を減らすことにも一役買っていると考えられます。

それらの担い手として動物愛護団体があります。日本でも動物愛護団体が増え、飼い主がいなくなった犬や猫を引き取ったり、新しい飼い主との仲介をしたりと活躍しています。

大幅に減った犬猫の殺処分

環境省の資料によると、2018(平成30)年度の地方自治体の「引き取り」は犬の場合で35,535匹でした。引き取りとは「前の飼い主が飼えなくなったなどとして、持ち込まれた」というケースを含みます。この内「返還・譲渡」となったのは28,032匹、「殺処分」は7,687匹でした。

2004(平成16)年は引き取り181,167匹、返還・譲渡25,297匹、殺処分155,870匹でしたから、持ち込まれる数は約5分の1に、殺処分になる数は約20分の1にまで減っています。

猫の場合は2004(平成16)年が引き取り237,246匹、返還・譲渡4,026匹、殺処分238,929匹でした。それが2018(平成30)年には順に56,404匹、25,634匹、30,757匹と同じ傾向です。

動物愛護団体への協力の仕方は3種類

「自宅にいる時間が長くなって、世話もできるし、癒やしにもなる。ペットが欲しい」というのであれば、シェルターにいる保護犬や保護猫に目を向けてはいかがでしょうか。外出自粛のために多くの譲渡会が中止されています。しかし、どの動物愛護団体もネットでの情報を強化するなど、未来の飼い主への情報発信を続けています。

「飼い主にまではなれないけれど」という人には、一時的な預かりといった手段を用意している団体も珍しくありません。

資金面で苦しくなる団体も出てくるでしょう。譲渡できないままの犬や猫が増えると、その分飼育費もかさむからです。こういったところへの支援・応援も考えてもいいのではないでしょうか。

● お宝エイドのワンポイント
家に眠るお宝を通じて、社会のために活動するNPO法人の支援ができる「お宝エイド」では、本記事で紹介したような「動物愛護」をテーマに活動するNPO団体も支援先に含まれます。保護猫カフェの「もりねこ」や行政との協働活動を行なっている「特定非営利活動法人もりねこ」や、災害救助活動や捨て犬・捨て猫の保護などの愛護活動を行なっている「認定NPO法人日本レスキュー協会」などの団体があなたの支援を待っています。


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「認定NPO法人日本レスキュー協会」の活動について知る


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(KOBIT編集部:柳本学 KOBIT公式サイト

参考記事

「犬猫の殺処分、愛護団体が2万匹超救う 無理重ねて努力」(朝日新聞デジタル 2018年12月2日)

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