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大阪万博2025は何するの?テーマ・開催目的の理解を深めよう

#SDGs(持続可能な開発目標)に関連するお宝エイド記事一覧#大阪万博#大阪府

2025年には世界中から日本が注目されるイベント「大阪・関西万博(以下、大阪万博)」が開催されます。

ニュースや各メディアで耳にする機会が増えてきたものの、「何するイベントなの?」と思ってらっしゃる方も多いかもしれません。

そこで今回は、大阪万博が掲げるテーマにフォーカスしながら、開催する意味(意義)や目的を知って、より大阪万博への知識を深めるきっかけとして頂ければと思います。

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大阪万博が掲げるテーマとは?どんな目的があるのか

大阪万博のテーマ、サブテーマはそれぞれこのように掲げられています[1]。

テーマ:いのち輝く未来社会のデザイン

サブテーマ:いのちを救う
      いのちに力を与える
      いのちをつなぐ

大阪万博は「未来社会の実験場」と題して、世界中から出展される展示ブースを通じて未来社会を「共創」、新たなアイデアを創造・発信する場というコンセプトで開催されます。

こうしたテーマ・コンセプトを基に大阪万博が目指すものは2つあります。

SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された、世界中に数多くの社会問題に対して解決していくために掲げられた17の目標と169のターゲットです。

2020年からは、これら目標の実行の10年とされ、2025年の今年は達成まで残り5年となる折り返しの年を迎えます。

課題解決の目標達成に向けて加速していくための基盤として大阪万博はSDGsへの貢献を掲げています。

日本の国家戦略Society5.0の実現

Society 5.0とは、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続いて日本が目指すべきとされる未来社会の姿です[2]。

具体的には、サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムによって、人とモノがつながることで新たな価値を生み、必要な情報が得やすい社会を作り、一方で日本で深刻化する少子高齢化の社会課題を解決する、そんな経済発展と社会課題解決の両方の実現を可能とする社会になります。

このSociety 5.0の実現によって、日本の技術向上が世界の社会課題解決に寄与する、つまりSDGs達成にもつながる重要な変革となるため、大阪万博を通じて実現への「きっかけ」を作っていくことを目的としています。

そもそも「万博」とは?何をするイベントなのかを振り返る

大阪万博のテーマの理解が深まってきたところで、そもそも「万博」とはどんな目的があって始まったイベントなのか、という疑問が出てきたかもしれません。

万博の歴史

万博の始まりは、1851年にロンドンのハイドパークで行われた「第1回ロンドン万国博覧会」です。 この時の万博は「大博覧会The Great Exhibition」としても知られており、25カ国が参加しました。

日本が初めて展示を行ったのは江戸時代の末期とされていますが、国として正式に参加したのは明治時代になってからで、1873年のウィーン万博がその初めての機会でした。

日本で万博が開催されたのは、それから約100年後の1970年、今回と同じ大阪で「日本万国博覧会」という名称で開催されましたが、意外にも長い歴史がある事に驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。

万博の目的

万博の初期には、各地の支配者が財宝や戦利品を展示し、自己の権力を誇示する目的があったと言われています[3]。

経済的な影響に注目すれば、今回の大阪万博でも、訪れる予定の人数は2820万人、経済効果は2兆円に達すると見込まれています。

しかしながら、次第に万博は世界各国が現状の課題を認識して、解決に向かって話し合うことができる交流の場としての目的が強まり、現在に至っています。

万博をきっかけに新たなイノベーションや価値創造がなされてきた過去を紐解いて見ていくと、一時の経済対策にとどまらない新たな社会へ移り変わるきっかけを作ってきたとも言えます。

2025年大阪万博の開催をきっかけに。わたしたちができるSDGsに向けた行動を

2025年の今年開催される大阪万博ですが、2025年4月13日(日)から 10月13日(月)までの184日間と、およそ6ヶ月に渡って大阪市の「夢洲(ゆめしま)」で開催されます。

本記事を通じて大阪万博のテーマや開催目的を理解した上で、世界各国の新しい技術の体験に足を運んでみてはいかがでしょうか。

また、今回大阪万博開催に向けて、企業、大学、自治体やNPO団体などがSDGs達成への貢献に向けた「共創チャレンジ」を行っています。

お宝エイドにおいても、さまざまな社会課題の解決へのチャレンジするNPOやNGOといった非営利団体とパートナーシップを組み、物品寄付型ファンドレジングプログラム『お宝エイド』事業を展開しています。

SDGs達成への貢献で、私たち個人でできることがないかとお考えの方は、お宝エイドをきっかけに、社会課題解決に向けた「支援の力」をつなげてみませんか。

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<参考文献>
[1]大阪・関西万博公式Webサイト,「開催概要」,available at https://www.expo2025.or.jp/overview/
[2] 内閣府,「Society 5.0 – 科学技術政策」,available at https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/
[3]外務省,「万国博覧会とは?」,available at https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hakurankai/banpaku.html

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