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寄付先はどこがいい? 「おすすめの寄付先紹介」 2020年3月度|お宝エイド

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寄付先は「共感できる」で選ぶ人が多い

2014(平成26)年6月に内閣府の市民活動促進担当が出した「社会貢献・寄付等への意識」によると、「NPO法人に寄付をする際に重視する点」は高い順に次のようになっています(複数回答、単位パーセント)。

  • 目的や活動が共感できる=69.0
  • 寄付金が有効に使ってもらえる=47.7
  • 活動の成果をあげている=36.3
  • 信頼できる役員やスタッフがいる=26.4
  • 積極的に情報発信(呼びかけ)している=18.6

実際には、初めての寄付であれば「信頼できる役員やスタッフがいる」かどうかはわからないことも多いでしょう。そこで今回は、NPOと個人をつなぐ専門家である「准認定ファンドレイザー」が運営するお宝エイドから、おすすめのNPO法人をいくつかご紹介します。あなたが共感できる団体を見つけてみませんか。

NPOの活動ジャンルは様々

今まで関心のなかった人ほど、「NPOの活動は、こういった分野にまで及んでいるんだ」とびっくりするかもしれません。ここに挙げたもの以外では、「男女共同参画社会の形成」「科学技術の振興」、さらには「NPOの運営・活動に関する助言や援助をするNPO」というのまであります。

NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえ

「子どもの貧困」と「地域のつながりの希薄化」が進んでいます。

「こども食堂」とは、子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂です。「地域食堂」「みんな食堂」という名称のところもあります。民間発の自主的・自発的な取組みで、2012年に大田区のだんだんが名付け親とされ、その後、2019年6月には、すべての都道府県に少なくとも3,718か所あることを発表しました。(2019年6月むすびえおよび全国の地域ネットワーク共同調査)

こども食堂は、7人に一人の子どもが相対的貧困状態にあることがOECDの調査でも発表になっていますが、それと同時に、核家族化、単身世帯の増加に伴い、地域のつながりも希薄化している状況を、なんとかしようという人たちの力で広がっています。

子どもを中心とした地域づくりをすることで、あたたかなつながりづくりをし直す活動が、全国各地で広がっていることを受け、各地のこども食堂の活動を後押しをし、こども食堂とそれを応援する企業や団体との間をつなぐために活動しているのが、「NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえ」です。

「子どもがいつでも栄養満点のあたたかいごはんを食べられる環境が必要だ」と考える方は、ぜひ以下から「全国こども食堂支援センターむすびえ」を支援してみてください。

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認定NPO法人 日本レスキュー協会

NPOが日本でも盛んになるきっかけとなったのは1995(平成7)年の阪神・淡路大震災でした。全国各地から復旧のためのボランティアが集まり、その受け入れのために作られた市民団体が母体となりました。

同年の9月といち早く立ち上げられたのが「日本レスキュー協会」で、災害救助犬の訓練や派遣のほか、今ではセラピードッグまで同様の活動をしています。もちろん、2011(平成23)年の【東日本大震災】、2016年【平成28年熊本地震】、翌年の【平成29年7月九州北部豪雨】にも災害救助犬を派遣したほか、パキスタン・トルコ・ネパールなど海外での災害現場まで活躍の場が広がっています。

近年は日本各地が災害に見舞われ、NPO法人の活動の重要性も高まっています。身近な方が被害を受けたり、影響を被った方も少なくないはずです。少しでも災害で傷つく方を減らしたいと考える方は、まずは「日本レスキュー協会」の支援から始めてみることを検討してみてはいかがでしょうか。

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特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン

日本での設立は2013年ですが、国際NGOとして1981年にイギリスで設立されました。世界中に清潔な水・衛生的なトイレ・正しい衛生習慣を普及させることを目的とし、世界34ヵ国で活動しています。

現在でも世界人口の10分の1にあたる約8億人が清潔な水が手に入らない環境で暮らしていると考えられています。また、適切なトイレについては世界の4分の1、約20億人が利用できません。この状態では、「遠くに水をくみに行かなければいけないので不便」というだけではありません。水くみは子どもの仕事となることも多いために、時間を取られて学校へ通えない場合も少なくありません。また、不衛生な水を飲んだり、適切なトイレがなかったりすることは、生活環境の悪化、衛生問題に直結し、感染症や疾病のために命を落とすことさえあります。

ウォーターエイドでは、給水設備やトイレの設置を支援するだけではなく、現地のパートナー団体と協力し、住民たちがこれらの問題を解決できるように設備を管理・維持できる人材育成、長期的な計画を立てる上での指導などにも力を入れています。

「どんな人も生まれた地域を問わず清潔な水にアクセスでき、子どもが学校に通える環境をつくりたい」と考える方はぜひ、「ウォーターエイドジャパン」への支援を検討してみてください。

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最初は情報量の多いところから選ぼう

「NPO団体の支援に興味はあるが、相手をどこにしたらいいかわからない」は初めての人の多くが悩むところでしょう。

初心者は、やはり情報の多いところを選ぶのが鉄則です。というのは、情報発信量が多いのは単に判断材料が多いだけはなく、そのまま「活動が盛ん」ということでもあるからです。この両方の理由で、自分のお金が何に使われるのかも理解しやすいでしょう。その分、寄付したことで得られる満足感も高いはずです。

また、「長く付き合いたい相手かどうか」も判断材料に入れてみてはいかがでしょうか。「今までに自分が持っていなかった形で社会参加したい」と考えている場合は特にそうです。寄付をきっかけにさらに興味を持ち、そのNPOが用意している会員となったり、自分自身もボランティアとして参加したりすることになるかもしれません。

寄付先選びにはまずは、このお宝エイド内にリストアップされているNPOをチェックしてください。比較しやすいように、情報の項目や内容量を統一しています。

● お宝エイドのワンポイント
お宝エイドのNPO団体紹介では、「ビジョン」(未来像)や「寄付金の使い道」についての情報を掲載しており、あなたが関心のある団体や活動に対して選んで寄付をすることができます。また、物品寄付を受け付けているため、家に眠っている「お宝」を通じた支援活動ができ、身辺整理をしながら社会の役に立つ活動をすることができます。


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(KOBIT編集部:柳本学 KOBIT公式サイト

記事監修 ※ あいうえお順

  • 特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン
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  • 認定NPO法人 日本レスキュー協会

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