年末の大掃除を前に。片付けや整理整頓の意味を考え豊かな暮らしを
年の瀬が近づいてくると、そろそろ大掃除をしなければと思い始めますが、年を重ねるごとに掃除というものは億劫に感じてしまいますよね。
その理由には、何のために家の片付けや不用となった物を処分するのか、目的が見出だせなくなってしまっていることも一因としてあるのではないでしょうか。
そこで今回は、改めて「片付けや整理整頓する意味」を考えるきっかけとしていただけたらと思います。また、段取り良く年末の大掃除を行っていくコツもお伝えして参りますので、ぜひご参考いただければ幸いです。
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改めて考えよう!家の片付けや整理整頓する意味
まずは、日常的に行うことも含めて「掃除」はなぜする必要があるのか、今一度考えてみましょう。
物理的な側面で考えれば、家の汚れや劣化を防ぐことだったり、体のことを考えればほこりやダニなどのハウスダストによる健康被害を引き起こさないために掃除は非常に大切なことです。
一方、掃除や片付けには私たちの精神面にも寄与することも知られています。
スピリチュアルな概念で「掃除をすると運気がアップする」などと言われることがありますが、家が綺麗になることで何となく気持ちがスッキリすると感じる方も多いのではないでしょうか。
長年タンスや物置にしまい込んでいた物を年末の大掃除などを機に処分したことで、今までの胸のつかえが取れ、人生を前向きに考えられるようになったという話を耳にすることがあります。
また、アメリカのラッシュ大学の研究では、掃除などの身体活動を継続することでアルツハイマー病リスクが1/2〜1/3に減少したと言う発表もありました[1]。
このように物の取捨選択をすることと身体を動かすことを伴う掃除や片付け・整理整頓は、
”私たちの生活向上に様々な効果をもたらしてくれるもの”
こう理解できれば、年末の大掃除をする意味や目的を持ち、前向きに取り組もうという気持ちが出てくるのではないでしょうか。
忙しい年末の大掃除。片付けや整理整頓の基本とコツ
さて、大掃除に向けて片付けや整理整頓の大切さや目的が見えてきた所で、具体的な掃除のやり方について考えていきましょう。
最近では片付けや整理整頓に関する書籍やYouTube等を通じてコツを紹介している動画がたくさんあります。どれが正解というものはないですが、
ここでは一例として「長年タンスや収納に眠っていた物を目覚めさせる」というテーマを持った片付け・整理整頓の方法をお伝えします。
閉まってある物を全部出す
長く家に住んでいる方ほど、引き出しやタンス、収納棚などには使われずに眠っている物がたくさんあるはずです。
まずはそうした物を目覚めさせるために、テーブルや床、あるいは別の部屋に全部出すことから始めていきましょう。
この際、家全体を一度に行おうとしたり、1日で全て終わらせようとするのではなく、今日はキッチンだけ、午前中は衣装部屋だけなど、スペースごとに時間を決めて行うようにすると、効率的でストレスも溜まりにくいと思います。
使う物とお役目を終えた物に分類する
閉まってあった物を全て外に出したら、仕分けを行っていきましょう。
仕分けで大事なのは、あなたにとって「使うもの」と「お役目を終えた物」をしっかり考えていくことです。
「使おうと思えば使えるのにもったいない」と思ってしまい処分ができないという方もいらっしゃいますが、現在使っていないほとんどの物は、あなたにとってお役目を終えた物である可能性が高いので、この機会に思い切って処分してみましょう。
ただし、今は使わない物でもパートナー様や大切な人からの贈り物、想い出の品など迷う物も出てくると思います。こうした物は、一旦保留にして別の場所に分類しておきましょう。
眠ったままにならない収納を考え整理整頓をする
最後は仕分けによって「使う物」「迷った上で一旦保留にした物」を片付ける・整理整頓する作業を行います。
この時点で全体の物の量は最初と比べると減っているはずですから、これまで使っていた収納棚やケースが必要なのかも考え、不要な収納グッズも減らしていくようにしましょう。
これによって無駄になっていたスペースを広げることにつながったり、「迷った上で一旦保留にした物」の中から、お別れをしようと決意できる物が出てきたりすることもあります。
これら全てが終わったら物をあるべき場所に戻していきましょう。
その際のコツとしては下記の3つがポイントです。
- 使いたい物はすぐ使えるように
- 必要な時に必要な物がすぐ使えるように
- 大切な物はどこに何を閉まっているか忘れないように
このように「物を再び眠ったままにさせない収納」を考えて片付け・整理整頓をしていくようにしましょう。
もう使い道のないあなたのお役目を終えた物品に新たな価値を
大掃除を機会に処分を決めた物品の数々。まだ使えたり、着ることができたり、中には購入当時は高かったのでもったいなくて捨てるのを躊躇してしまう物もあるかもしれません。
そうした物を手放すのであれば、必要性を感じる方に譲ったり、買取などを通じて、他の方に価値をつなげるという考え方をしてみてはいかがでしょうか。
お宝エイドでは、そうしたあなたのお役目を果たした物品を支援の力に変えて、社会貢献という新たな価値を与える活動をしています。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
<参考文献>
[1] 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会,「運動を続ければ80歳になっても認知症を予防できる」,available at https://seikatsusyukanbyo.com/calendar/2012/002045.php
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