意外と知らない珊瑚の種類!宝石珊瑚と造礁珊瑚の違いや特徴
「珊瑚」と聞いてあなたは今どのようなイメージを持ちますでしょうか?
海に漂う珊瑚礁の方もいれば、赤く美しいジュエリーやアクセサリーの珊瑚をイメージされた方もいらっしゃると思います。
実は、宝飾品に使われている珊瑚と海でゆらゆらと揺れる珊瑚礁の種類は「宝石珊瑚」と「造礁珊瑚(ぞうしょうさんご)」と言われ異なります。本記事では、その違いについて詳しく触れていきたいと思います。
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宝石珊瑚とは?
宝石珊瑚と呼ばれる珊瑚は、主に水深100m以上の深海に生息する触手が8本に分かれた「八放珊瑚(はっぽうさんご)」に属する種類とされています。
太陽の光が届かない海の底で生息する珊瑚は、骨格が人の歯と同じモース硬度3.5と非常に硬く、加工に適していることから古くから宝飾品として使用されてきました。
この宝石珊瑚には、赤珊瑚、桃色珊瑚、白珊瑚、地中海珊瑚、黒珊瑚といった種類が存在し、最も価値が高いとされているのが、西太平洋や日本の土佐沖で採れる赤珊瑚で、「血赤珊瑚」と呼ばれて世界最高の評価を受けていることで知られています。
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造礁珊瑚とは?
造礁珊瑚は、水深50mまでの浅瀬に生息する触手が6本またはその倍数に別れた「六放珊瑚(ろっぽうさんご)」に属する種類が大部分と言われ、「珊瑚礁」を形成するテーブル珊瑚、すり鉢珊瑚、石珊瑚等数百種類とイソギンチャク類など、世界中に800種類以上存在していると言われています。
このうち日本海域には、約400種類の珊瑚が生息していると言われていますが、その9割以上が沖縄県で見られ、世界有数の珊瑚の生息地域と言われています。
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まとめ
私たちが知る珊瑚にも様々な種類があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。宝石珊瑚は天然宝石としての価値が、造礁珊瑚には、私たちの暮らしを守ってくれる価値をそれぞれ持っています。
もし、生前整理や断捨離をきっかけに、あなたがこれまで身に着けてきた珊瑚のジュエリーやアクセサリーを手放そうと思っているならば、その珊瑚に込められた価値を社会課題の解決へとつなげてみてはいかがでしょうか。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
<参考文献>
[1] 日本珊瑚商工協同組合,「宝石珊瑚について」,available at https://www.japan-coral.net/about/
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