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お宝エイド参加団体の声

所信表明:認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)

#お宝エイド参加団体の声#子どもの貧困

ひとり親家庭のSOSに応えるために

新型コロナウイルスの影響により、ひとり親家庭は経済的にも精神的にも、益々厳しい状況に陥っています。

「仕事はないのにお腹は空く。中学生の息子は170センチで55キロあったのが47キロとかまで落ちてしまい、自分が死んだときの保険の計算までしてしまいました。」

「子供がお金をかなり気にするようになり、うちにはまだお金はあるの?クリスマスプレゼントは欲しいものがないからいらない。ご飯ももっと少なくていいよ!お菓子もお金ないからいらないと、言うようになりました。親としては本当に悲しくなりますし、悔しいし、情け無いしで子供の前で泣いてしまう事が多くなりました。」

私たちグッドネーバーズ・ジャパンがひとり親へ実施したアンケート調査では、コロナ前と比べて6割以上の人が、収入が「減った」「なくなった」と答え、その内7割以上が「食事に影響が出ている」と答えています。

中には「1日1食のみ」「何も食べられない日があった」と答えた人もおり、現在、ひとり親家庭が厳しい現実に直面していることは明らかです。

私たちは、そうした悩みに苦しむ低所得のひとり親を支援するため、2017年から実施している食品を無料で配付するプログラム「グッドごはん」により一層力を入れています。

2020年度ではのべ4850世帯以上へ食品を配付しました。

「グッドごはん」利用者の方からは

「誰も頼れる人がいない私にとっては、皆さんの思いがとても温かく感じ、食品が入った箱を開ける時は宝箱を開ける思いでした。」

「食べ物が届いた時、子どもは満面の笑みになっています。」

といった沢山の感謝のメッセージをいただいています。

私たちは、これからもひとり親家庭に寄り添い、一緒に新型コロナによる危機的状況を乗り越えられるよう努めてまいります。

海外の子どもたちの安全と笑顔のために

海外には、早すぎる結婚や過酷で有害な労働、また清潔な水不足等によって、教育機会を奪われ健康を害している子どもたちが大勢います。

私たちは「子どもスポンサーシップ」によって、そうした子どもたちを支援し、こころと身体の成長を支えてきました。

そんな中、グッドネーバーズ・ジャパンが支援している7か国(インド、インドネシア、カンボジア、ネパール、バングラデシュ、エチオピア、チャド)にも、新型コロナウイルスの影響が及び、より一層厳しい現実と戦っている子どもたちがいます。

例えば、アメリカに次いで世界で2番目に感染者数が多いインド(2021/2/28現在)。

昨年3月末に全国で実施された移動制限以降、日払いの収入に頼って生きている貧困ライン以下の人々が最も困難を強いられています。

グッドネーバーズは、職を失い、食料品や生活必需品の購入に困難が生じた貧困家庭に対し、小麦粉やビスケットを含む食糧キットを配付しました。

また、各地域における支援対象の子どもと地域住民へ、衛生用品の提供や手洗い・消毒などの感染予防教育の実施、更には家庭訪問による子どものケアも行っています。

2020年10月、世界銀行は、1日約200円未満で暮らす極度の貧困層が7億人を超え、過去20年以上続いてきた貧困の改善傾向が、新型コロナウイルスの影響で悪化に転じるという報告書を発表しました。

私たちは、こうした状況下においても子どもたちが教育の機会を失うことの無いよう最大限の努力を尽くし、子どもたちの心と身体の健康を守るための支援活動を進めてまいります。

全ての子どもたちに明るい将来を

「お腹いっぱいご飯を食べたい」「学校で友達に会いたい」

そう願う子どもたちは、海外にも日本にも沢山います。

貧困は、途上国だけでなく、先進国の日本も抱える問題です。

飢餓など生命の維持に影響する、途上国の『絶対的貧困』。

一方、その国の生活水準と比べ、困窮した状態の『相対的貧困』。

いずれにしても、当事者はそれぞれの悩みや不安を抱え、誰かの助けを必要としています。

グッドネーバーズ・ジャパンは、国内外のパートナーと共に、教育や医療、衛生など、世界が抱える様々な課題に多角的に取り組むことで、全ての子どもたちが、生まれた環境に関わらず明るい将来を切り開いていけるように、そして不安な日々の中に少しでも希望を届けられるように、これからも支援活動を続けていきます。

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