海の宝石「珊瑚」のジュエリーに高い価値。新たな使い道を考えるなら
真珠とともに海の二大宝石と言われる「珊瑚」。
海が大好きなあなたは、白い砂浜に一際映えるような鮮やかな珊瑚の赤色に魅了され、若かりし頃にピアスやペンダントなどを購入し、大切な方とのデートや節目の機会によく身に着けていたのではないでしょうか。
ただ年齢を重ねる内にだんだんと身に着ける機会が減り、いつしかジュエリーボックスで眠ったままになっている、という方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、「珊瑚」という宝石の価値を改めて知っていただく機会として、歴史や買取価値についてご紹介していきます。
本記事を通じて、眠ったままの珊瑚のジュエリーに新たな価値を与えるきっかけとしていただけたらと思います。
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宝石珊瑚とは?実は紀元前から珍重されたジュエリーだった
珊瑚と聞けば、澄んだ浅い海に広がるサンゴ礁をイメージする方が多いと思います。
こうした光の届く浅瀬の造礁珊瑚は六放珊瑚という種類になりますが、実はジュエリーに用いられる宝石珊瑚は、深海に生息する八放珊瑚といって、私たちがイメージする珊瑚とは種類が異なります。
この宝石珊瑚の歴史は非常に古く、二万五千年ほど前の旧石器時代から宝飾品として使用されていたことが世界中の史跡から明らかになっています。
日本では奈良時代に地中海の珊瑚が正倉院宝物として確認されていて、仏教の七宝の1つに数えられていたことから非常に珍重された宝石でした。
江戸時代には一般庶民まで広がり、かんざしや櫛の飾りとして女性に人気の装飾品となり、同じ海の二大宝石と称される真珠と比べると、どちらかと言えば身近で手に入りやすい宝石として広まっていきました。
参考:意外と知らない珊瑚の種類!宝石珊瑚と造礁珊瑚の違いや特徴
年々価格が高くなっている宝石珊瑚の買取価値
ダイヤモンドやルビーなどの他の宝石と比べると、比較的手の届きやすい宝石だった珊瑚。
ただ、同じ宝石珊瑚にも赤珊瑚、桃色珊瑚、白珊瑚、地中海珊瑚、黒珊瑚と様々な種類が存在し、中でも西太平洋や日本の土佐沖で採取される赤珊瑚は「血赤珊瑚」と呼ばれ、当時から非常に希少価値が高く、高価な物でした。
現在でも上質な血赤珊瑚のジュエリーになると、数万~数十万円で買取されることも珍しくなく、過去には数千万円の値がついたこともあるくらい、その価値は世界中で認められています。
また現在では、温暖化や海洋酸性化などの影響によって、世界中に存在する珊瑚のうち、3分の1の種類で絶滅の危険性が高まっていると言われており、
これは深海に生息する宝石珊瑚も例外ではなく、ジュエリーとしての価値にとどまらず、珊瑚は生物多様性における存在価値も年々高くなっています。
▼その他ジュエリーの価値を知りたい方はこちらの記事も参考ください
珊瑚のジュエリーの新たな使い道を考えるなら「支援」の力に
ジュエリーとしてだけでなく、環境問題としての存在価値も高くなっている珊瑚。
もし、あなたが身に着けなくなってしまった珊瑚のジュエリーをお持ちであれば、その珊瑚を通じて「支援の力」に変えてみてはいかがでしょうか。
現在世界的に取り組みが実施されているSDGs(持続可能な開発目標)で掲げられている目標の14番目に「海の豊かさを守ろう」がありますが、サンゴ礁を守り、再生していくことも重要な取り組みの一つです。
こうした持続可能な世界を実現するために、国や企業だけでなく、様々な民間団体やNPOも活動を行っています。
お宝エイドでは、こうした団体の活動原資として、様々な物品を通じた支援を行っています。 あなたがお持ちの珊瑚のジュエリーを通じて、この機会に社会貢献の第一歩をはじめてみてはいかがでしょうか。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
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