運動会の人気お弁当おかずを栄養学の観点から紹介！
例年秋と言えば運動会シーズンです。朝早くから子どもの応援のために場所取りしたり、お弁当を作ったりとご両親にとっても忙しい1日ですよね。
また、今年はお弁当のおかずを持ってお孫さまの応援に行くという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、「運動会のお弁当のおかず」をテーマに、お子様・お孫さまが目一杯頑張れる栄養満点のレシピをご紹介したいと思います。
運動会のお弁当おかず作りで気をつけておきたいこと
9月や10月の開催が多い運動会ですが、秋と言っても最近では残暑が厳しい日も多いです。
普段の料理やお弁当と違って、炎天下の中で昼食時まで保管しておく必要がありますので、お弁当のおかずは食中毒を防ぐことも考えておきたいものですよね。
- 汁気や水気の少ないおかずにする
- 食材にしっかり火を通す
- お弁当箱に詰める時はしっかり冷ましてから
- 素手で盛り付けはしない
- 自然解凍で食べられる冷凍食品を上手に活用する
こうしたことも考慮しながら、栄養満点のおかずを考えていきましょう。
栄養満点！運動会におすすめのお弁当おかず3選
今回は運動会のお弁当に入れるおかずとして、当日たくさん運動するお子様・お孫さまにぴったりのおかずレシピを3つご紹介します。
エネルギー源と疲労回復に抜群の「いなり寿司」
運動会のお弁当には欠かせない、消化が良くてエネルギー補給抜群の食材と言えばご飯です。
定番のおにぎりも良いですが、今年は「いなり寿司」にしてみてはいかがでしょうか。
いなり寿司は糖質、脂質、たんぱく質が組み合わさっているため、糖質の再補充が行えるため、午前中目一杯頑張った子ども達の疲労回復にもうってつけです[1]。
感染症対策の一環として、人数分に分けてパック詰めして持っていくのも良いかもしれません。
ちょっと工夫して、お子様、お孫さまが好きなキャラクター風にアレンジすれば、きっと楽しさも食欲もアップするはずですよ。
暑さを乗り切るための「豚肉おかず」レシピ
ごはんなどの糖質をエネルギーに換える働きとして欠かせないビタミンB1。肉類に多く含まれる栄養素ですが、中でもトップクラスの含有量を誇るのが豚肉です[2]。
手軽に作れて食べやすい定番のベーコン巻。アスパラや長ネギ、いんげんなど巻く野菜もいろいろ応用が効きますよね。
こちらもお弁当のおかずで定番の唐揚げですが、生姜をたっぷり効かせたり、味付けを変えた運動会お弁当オリジナル唐揚げを作ってみてはいかがでしょうか。
塩分も補給できて、食中毒対策にもなる「梅干し」と合わせたおかずとして豚しそ巻きもおすすめです。
熱中症対策にもなるので、運動会当日が暑い日になりそうでしたら、ぜひおかず候補としてセレクトしてみてくださいね。
ビタミン補給のデザートにも工夫を
運動会のお弁当のデザートにはビタミンCたっぷりのフルーツを持っていく方も多いですよね。今年はデザートにもちょっと工夫を凝らしてみてはいかがでしょうか。
ビタミンCたっぷりのフルーツを使ったゼリーなら、見た目もカラフルで酸味と甘味で疲れた体にぴったりです。
秋の食材であるさつまいももデザートにはおすすめです。柑橘類ほどではないものの、さつまいもには100ｇあたりに1日に必要なビタミンC量の1/3が含まれています[3]。
また、通常のビタミンCは熱に弱いですが、さつまいもに含まれるビタミンCは熱に強いと言われているので、スイートポテトにして持っていくのもおすすめです。
運動会でいっぱい動いた後のお子様たちは、きっとペロリと食べてしまうと思いますよ。
運動会のお弁当を通じて「食」の大切さをあらためて考えよう
運動会のお弁当作りは、前日や当日の朝早くからの準備で大変ですが、お子様やお孫さまにとって欠かせないイベントの1つです。
運動会で最高のパフォーマンスができるよう、栄養面もしっかり考えたおかずを今年は考えてみてはいかがでしょうか。 お宝エイドでは、「食」の大切さを通じて国内外様々な場所で支援活動を行っているNPOをサポートする取り組みを行っています。
● お宝エイドのワンポイント
※もし、ご支援される際に「譲渡所得税」や「寄付金控除」についてご心配の場合は、ご支援される団体様までお問合せください。
お宝エイドでは様々な物品を通じたNPO団体の支援を行うことが出来ます。お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。あなたもお宝エイドでの支援活動をはじめてみませんか。
（KOBIT編集部：Fumi.T）
＜参考文献＞
[1] 「いなり寿司」をアスリートに勧める理由とは？ | スポーツ栄養Web
[2] 豚肉は健康のもと！豚肉の栄養を知って、おいしく効果的に食べよう。 | ハイライフポーク
[3] さつまいもの主な7つの栄養素と100mg当たりで取れるその量 | おいも美腸研究所
あわせて読みたいおすすめ記事
RECOMMEND
