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2月誕生石「アメシスト」の価値と宝石に込められた石言葉

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全12回に渡って、各月の誕生石の意味や石言葉を毎月お届けするシリーズ企画。

第2回目の今回は、2月の誕生石「アメシスト」の特徴や価値についてご紹介します。

また、2月の誕生石は、2021年に63年振りの誕生石改定で「クリソベリル・キャッツアイ」も追加されました。こちらについては、下記の記事で詳しく解説していますので、あわせてご参考ください。

参考:新2月の誕生石クリソベリル・キャッツアイの特徴と石言葉

2月の誕生石「アメシスト」という宝石の特徴

2月の誕生石に選ばれているアメシストは、「お酒に酔わない」という意味のギリシャ語「amethystos(アメティストス)」が語源であるとされています。

月の女神アルテミスに仕えるアメシストが酒の神であるディオニュソスの家来である獣に襲われそうになった際、アルテミスがアメシストを水晶に変えて救いました。

当時酒に酔っていたディオニュソスでしたが、後に酔いから醒めて起きた自体に深く反省し、酒を断つ意味でブドウ酒を水晶に注いだところ、美しい紫色に染まったとされています。

それ以来、「アメシストで作られた杯でお酒を飲めば悪酔いがしない」という逸話が後世へと伝わっていったと言われています。

ちなみに、アメシストはアメジストとも表記され、日本では後者が一般的な呼称として使われるため聞き慣れている方も多いと思いますが、日本ジュエリー協会と宝石鑑別団体協議会(AGL)が共同で発表した「定義及び命名法に関する規定」では「アメシスト」で表記されています[1]。

いずれの表記も間違いではありませんが、本記事では「アメシスト」で統一させていただきます。

アメシストの歴史や石言葉、宝石としての価値に触れる

アメシストが宝飾品として用いられるように鳴った歴史は古く、今から3,000年以上前の古代エジプト時代には、ツタンカーメンの墓に「スカラベ」に見立てたアメシストのブレスレットが埋葬されていたことが分かっています。

スカラベとは昆虫のフンコロガシのことで、当時のエジプトでは日の出を司る神のシンボルとされていました。

かつては希少な石として扱われており、守護石としても中世の兵士たちが身に着けられていたアメシストですが、日本でも古くから紫色は特別な色とされ、聖徳太子が定めた「冠位十二階」では最高位の色として使われていることでも知られています。

そのため、アメシストには「高貴・誠実・心の平和」など、高貴な女性らしい印象で、心に癒しや安らぎを与えてくれる石言葉が込められています。

また、「愛の守護石」とも呼ばれており、アメリカでは6年目、日本では17年目の結婚記念に贈られるジュエリーにも選ばれています。

お役目を果たした宝石に「支援の力」という新たな価値を

生まれ月の宝石全てには意味があり、その誕生石を身に着けていると幸せが訪れると現在まで語り継がれてきました。

もし、生前整理や断捨離をきっかけに、あなたがこれまで身に着けてきた宝石を手放そうと思っているならば、その宝石に込められた幸せと価値を次の方につなげてみてはいかがでしょうか。

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KOBIT編集部:Fumi.T)

<参考文献>

[1] 宝石鑑別団体協議会(AGL),「定義と命名法」,available at https://www.agl.jp/pages/10/

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