4種類ある12月の誕生石~各宝石の特徴と意味・石言葉~
全12回に渡って、誕生石の意味や石言葉をお届けしてきたシリーズ企画。最終回となる今回は、12月の誕生石の特徴や価値についてご紹介します。
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12月の誕生石は4種類!各宝石の特徴
これまで12月の誕生石と言えば、ターコイズ(トルコ石)とラピス・ラズリの2つが選ばれていましたが、2021年12月20日の63年ぶりの誕生石改定で、新たにタンザナイトとジルコンの2種類が加わり、計4種類となりました[1]。
それぞれの宝石について、歴史や由来を紐解きながら特徴を見ていきましょう。
ターコイズ(トルコ石)
12月の誕生石の中でも、最も有名と言っても良いのがターコイズではないでしょうか。
エジプトでは5000年前頃より装飾品として珍重されており、古代ペルシャで産出された石をトルコの商人たちがヨーロッパに持ち込んだことから、フランス語で「トルコ石(=pierre turquoise)」と呼ばれるようになったと言われています。
ラピス・ラズリ
和名で「琉璃」と言えば、その色を想像できる方も多い、美しい青色をした宝石のラピス・ラズリ。
「聖なる宝石」とも呼ばれ、古くは7000年前から採掘された記録が残っており、エジプトのツタンカーメンの「黄金のマスク」にも使用されている宝石としても知られています。
タンザナイト
12月の新誕生石として追加されたタンザナイトは、1967年にタンザニアで発見され、ティファニー社が国の名にちなんで命名したことで知られています[2]。
ゾイサイトと言われる鉱物の一種からなり、ラピス・ラズリとブルーサファイアの中間のような美しい青紫色をしている宝石です。
ジルコン
同じく12月の新誕生石として選定されたジルコンは、ペルシャ語で「金色」を意味する由来があるとされていますが、その色の種類は、無色、赤色、褐色、橙色、黄色、青色、緑色と、カラーバリエーションが豊富な宝石です。
天然石の中でダイヤモンド類似石に分類され、ダイヤモンドに近い屈折率を有していることで、無色透明のジルコンはダイヤモンドの代替品として使われてきた歴史もある宝石です。
12月の誕生石それぞれに込められた意味・石言葉
これら12月の4種類の誕生石に込められている石言葉を一覧にまとめてみました。
どの誕生石にも共通するのは、ポジティブ溢れるエネルギーを持って、成功へと導いてくれる意味が込められていることが分かります。
これまでこれら誕生石のジュエリーやアクセサリーを大切に身に着けてきた方は、たびたび訪れた人生の岐路に冷静さと正しい判断力を与えてくれ、人生の成功や幸運へと導いてきてくれたのではないでしょうか。
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生まれ月の宝石全てには意味があり、その誕生石を身に着けていると幸せが訪れると現在まで語り継がれてきました。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
<参考文献>
[1] 一般社団法人日本ジュエリー協会,「誕生石」,available at https://jja.ne.jp/aboutjewellery/aboutjewellery_inner04.html
[2] Tiffany & Co.,「ティファニーの歩み:歴史」,available at https://www.tiffany.co.jp/world-of-tiffany/the-world-of-tiffany-timeline/
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