8月の誕生石で知られるペリドット 宝石に込められた意味・石言葉
夏の太陽のような輝きと明るいグリーンが印象的なペリドットは8月の誕生石としても知られています。
本記事ではペリドットの特徴と、宝石に込められた意味・石言葉についてご紹介します。
太陽の宝石「ペリドット」とは
オリビンという鉱物からなるペリドットは、古代エジプトでは太陽の宝石として、ファラオをはじめとした王家の王冠や装飾品に用いられてきた天然石です[1][2]。
和名では「橄欖石(かんらんせき)」と呼ばれていますが、これはマグマを含む溶岩が冷えることでできる深成岩の一種で、地球上のいたるところに存在しうる石です。
しかしながら、2005年にスターダストロボットが宇宙から持ち帰った彗星塵や火星の表面から採取された隕石の中からも発見されるなど、神秘性を秘めた鉱物でもあることから、「ETペリドット」と呼ばれ、コレクターにも非常に人気がある宝石でもあります。
オリーブグリーンから明るいライムグリーンにいたる色合いは、わずかな光でも明るい輝きを放つことから、中世ヨーロッパでは「イブニング・エメラルド」とも呼ばれ珍重されてきたことでも知られています。
ペリドットの石言葉 宝石に込められている意味
ペリドットにつけられた石言葉・宝石言葉にはこのようなものがあります。
太陽の光が降り注いで輝く草原のような美しいグリーンの色合いから、ペリドットには人の心を落ち着かせ、安らぎや優しさを与えてくれる、という意味が込められてきました。
そのため、ペリドットを身に着けていれば、夫婦の固い絆や円満な家庭を築くことができると信じられており、「藁婚式・綿婚式」と飛ばれる結婚2周年の記念石として、夫婦の固い絆を結びつけるものとして贈る慣習もあります。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
<参考文献>
[1] 一般社団法人日本ジュエリー協会,「誕生石」,available at https://jja.ne.jp/aboutjewellery/aboutjewellery_inner04.html
[2] 全国宝石卸商協同組合,「誕生石の改定」,available at https://zho.or.jp/news/566/
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