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カルティエが築いてきたジュエリーブランドとしての歴史と価値

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世界5大ジュエラーの1つとして知られるジュエリーブランドのカルティエ(Cartier)。高級ブランドとして築き上げてきた長い歴史とは、どのようなものだったのでしょうか。

本記事では、カルティエの歴史を紐解きながら、ジュエリーが持つ価値について迫ります。

カルティエ誕生と王室・皇室御用達ジュエラーの歴史

1847年のフランスパリでルイ・フランソワ・カルティエが、ジュエリーブティック(宝飾店)を開いたのが「カルティエ」の始まりです。

創業から12年後の1859年にイタリアン大通りに移転し、フランス皇帝ナポレオン3世の皇后ウジェニーが顧客となったのをきっかけに、カルティエは大きな飛躍を遂げていくことになります。

その飛躍を決定づけたのは、孫で3代目のルイ・カルティエの時代となった1904年、イギリスのロンドン支店を開店させるなど、順調に拡大していたカルティエが英国王エドワード7世とスペイン国王アルフォンソ13世の御用達ジュエリーブランドとなります。

その後も、1905年にはポルトガル国王カルロス1世、1907年にはロシア皇帝ニコライ2世、1908年にシャム国王ラーマ5世、1921年にはエドワード8世と、1900年代前半までに15カ国の王室・皇室の御用達を受けるまでに至りました。

カルティエの価値が世界で認められる理由とは

このようにカルティエの歴史は、王室・皇室御用達ブランドとしての認知で拡大していきましたが、ブランドとしての価値はそれだけではありません。

カルティエは、世界5大ジュエラーの1つとして知られていますが、ジュエリーだけの価値だけではない点が、他のジュエリーブランドと大きく異なる点です。

例えば、3代目のルイ・カルティエ時代には、友人であり発明家・飛行家として知られていたアルベルト・サントス・デュモンのために、レザーストラップの腕時計をデザインしたことから、カルティエの高級時計ブランドとの歴史が始まったことでも知られています。

また、シガレットケースやライター、筆記具やサングラスなどのメンズアイテムも多く世に送り出したことから、王侯貴族に加え、経済を牽引する企業家の顧客も増やして言ったのです。

こうして現在までカルティエは、老若男女問わず、誰もが憧れる高級ブランドとしての地位を確立してきました。

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お役目を終えたジュエリーの価値を紡いでみませんか

まもなく創業から180年を迎えようとしているカルティエ。その長い歴史で世に送り出してきたジュエリーや時計の価値は、形ある限りこれからも残り続けます。

もし、生前整理や断捨離をきっかけに、あなたがこれまで身に着けてきたジュエリーを手放そうと思っているならば、その製品に込められた歴史と価値を次の方につなげてみてはいかがでしょうか。

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