カンボジアの人口は日本と比べてどのくらい?どんな国?
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カンボジアの人口は日本のどのくらい?
カンボジアの人口は現在1555万人で、日本の約8分の1(2021年統計日本の人口:1億2570億人)となっています。
2011年以降は中国からの直接投資の影響で著しい経済成長をみせ、この10年間で約220万人も人口が増えています[1]。
そんなカンボジアですが、1970年第からの人口増加率を見ると、特徴的なグラフとなっていることが分かります。
( 出典:Data Commons[2] )
1970年半ばから1980年にかけて、1975年は750万人近くいた人口が1980年には670万人まで大きく人口が減少したと言われています。
この背景には、当時のポル・ポト政権による国民の大量虐殺が深く関係しています。このようにカンボジアの人口推移を見ると、この国の歴史が垣間見えてきます。
ポル・ポト政権下で何があったのかについては、下記記事で触れていますので、ぜひご参考ください。
カンボジアとは、どんな国?
カンボジアはタイ、ラオス、ベトナムに接しており、南部は南シナ海に面していることから、豊富な魚介資源にも恵まれている国です。
平均年齢は27歳(2021年統計)と人口の約半分が30歳以下となっており、これは先に触れたポル・ポト政権下の大量虐殺によって、40代以上の人口が少なくなっていることが背景にあります。
カンボジアは近年経済成長を遂げていますが、その恩恵は全ての人々に等しく行き渡っているわけではありません。
経済成長の要因は、主に観光、衣料品製造、建設業などによるもので、これらの産業は都市部に集中しているため、大都市部、特に首都のプノンペンでは新興富裕層が増えていますが、農村部では依然として貧困が深刻な問題となっています。
水道・ガス・電気などの生活インフラ、教育や医療サービスへのアクセスが限られている地域も多く、他の発展途上国と同様に、貧困に苦しむ人々も多いのが現状です。
人口増加率は年1.4%と経済発展の伸びしろが大いに期待される一方で、地域格差の解消や貧困に苦しむ子どもたちの支援も課題となっています。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
<参考文献>
[1] 一般社団法人日本カンボジア協会,「カンボジアの人口、1555万人に」,available at https://japan-cambodia.or.jp/archives/2413
[2] Data Commons,「カンボジア – プレイス エクスプローラ」,available at https://datacommons.org/place/country/KHM/?utm_medium=explore&mprop=count&popt=Person&hl=ja
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