コレクターも多い「切手」の世界の魅力とその歴史・価値(買取価格)
「部屋の整理をしていたら、一時期熱中していた切手が大量に出てきた。」
とくに切手収集ブームを経験した60代以上の方は、ストックブックに切手を綺麗に並べて保管していた人も多いのではないでしょうか?
ただ、古き良き思い出の品ではあるものの、今では手紙を書く機会がめっきり減ってしまったので使い道もないし、一体どうしたものかと困ることもありますよね。
今回はそんな悩みをお持ちの方に、切手の魅力や価値を歴史から紐解いていきながら、新たな使い道のヒントをご紹介していきたいと思います。
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趣味の定番「切手」の魅力とは
郵便切手は実用としてだけでなく、これまで国の行事や国家的なイベントの時だけに発行される記念切手や各都道府県のオリジナル切手、あるいは企業とタイアップした切手といった、限定シリーズがたくさん発売されてきました。
こうした期間限定性の高い切手は、「その時を逃すと二度と手に入らない」という気持ちを湧き上がらせ、これまでたくさんの人々の心をくすぐってきました。
現在でも、こうした限定切手やオリジナル切手が販売されていますし、東京豊島区にある切手の博物館には毎年1万人を超える来場者が訪れていることからも、今も昔も切手は人々の心を魅了する趣味の定番と言えるでしょう [1]。
切手の歴史と「いまの価値」
日本で切手が初めて発行されたのは、今から約150年前の1871年(明治4年)。当初は純粋に郵便料金を払った証紙でしかありませんでしたが、次第に国内外の行事の記念切手や切手趣味の普及を図る目的を持つようになっていきました。
こうして、切手は使うものだけでなく集める楽しさのあるものにもなり、現在でも続く日本郵政の「切手趣味週間 [2]」がはじまった1947年(昭和22年)から、昭和30年代~40年代はじめまで切手収集ブームが日本中で起こりました。
<現在でも人気の高い明治後期~昭和初期の記念切手・特殊切手>
- 明治天皇銀婚(1894年発行)
- 皇太子御成婚記念(不発行)
- 万国郵便連合加盟50年(1927年発行)
- 見返り美人(1948年発行)
- 月に雁(1949年発行)
- ビードロを吹く娘(1955年発行)
また、切手の面白いところは、仮に使用済みの普通切手でも価値が高いものがあることです。むしろ、消印のある切手の方がいまの価値は高いと考えるコレクターも少なくありません。
つまり、集めていた当時は価値がなかったものでも、いまでは価値が高いものが存在するのも、切手の魅力の1つと言えるでしょう。
▼はがき・切手関連はこちらの記事も参考ください。切手の使い道がない、人に譲ったり買い取りに出すのも…と思ったら
インターネットやスマートフォンの普及によって、切手本来の用途としての価値は昔と比べると低くなっているのは事実です。
しかし、若い頃のあなたがそうであったように、切手収集に情熱を注いでいる人たちにとっては、今もなお切手には思い入れがあるはずです。
その「熱中」や「こだわり」の時間をあなたも経験してきたからこそ、今は使い道がなくなったとは言え、人に譲る・買い取りに出して現金に変えるだけというのは、どこか心に引っかかるところがあるのではないでしょうか。
もしもそうであるなら、あなたの切手にかけてきた思いを、お宝エイドで支援の力に変えることも検討してみてください。換金額をもとに、NPOの活動原資として送り届けることができます。
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参考記事
[2] 切手趣味週間|日本郵便株式会社
KOBIT編集部:Fumi.T KOBIT公式サイト
広告営業のサラリーマン時代から一転、鹿児島県の離島に移住して10年。現在はWebフリーランスとして活動中。妻の無類の猫好きが高じて、先住猫と保護猫合わせて7匹を飼っている他、地域の保護猫活動にもWeb担当として参画中。
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