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出てきた未使用はがき50枚を寄付へ

#はがき寄付#物品寄付してみた

タンス・本箱の代わりにコンテナボックス

新聞社勤務時代は2、3年ごとに転勤していました。その時の特殊な事情もあったのですが、7カ月というのまでありました。

頻度が頻度だけに、引っ越し荷物の梱包(こんぽう)がわずらわしくて仕方ありません。新居に着いたら着いたで荷解き作業もあります。

タンスや本箱はやめて、普段からコンテナボックスに入れるようになりました。これならば、梱包も荷解きも必要ありません。

退職後もコンテナボックス生活は続いています。先日、そのうちのひとつをほかのものに入れ替えようと整理していたら、年賀状を中心に、古くて未使用のはがきが出てきました。その数約50枚です。

送り返しさえしなかった年賀状らしい

未使用のものの多くは3枚とか5枚といった少ない枚数ずつ、買ったままの袋に入っていました。

もう記憶もあやふやなのですが、おそらくは「年賀状をいただいたけども、こちらからはお送りしていなかった。今からでも書かなければ」といったことで購入したものでしょう。

その「今からでも……」さえやらずじまいにしてしまい、残ってしまったようです。我が身のズボラさが改めて身にしみます。

故人になった恩師への書き損じ年賀状も

書き損じはがきもあります。1枚は、すでに故人になっている、大学時代の恩師にあてたものでした。

差出人である私の側の住所は、新聞社を退職した直後に引っ越した先になっています。普段から先生に年賀状を送っていたわけではありません。

おそらくは、この年ばかりは退職のあいさつも兼ねて送ろうとしたのでしょう。 先生は近現代史研究の第一人者でした。私がいた新聞社に依頼され、新刊書の紹介をする書評委員を務められたりご専門に関する記事を書いたりもしていました。

なによりも、明治時代からあるその新聞社自体が先生の研究対象です。ほかの用件でしたが私の所属部署に訪ねてこられたことがあって、先生と縁の深い新聞社で働いている私の姿を見てニコニコされていたのも、しっかりと記憶に残っています。

さすがにこれは、書き損じていないものを投函(とうかん)したはずです。薄っすらとですが、先生からも「これからもしっかりやりなさい」といったご返事をいただいたような記憶もあります。

もう一度、コンテナボックスに戻すよりは寄付で

「これらをほかのコンテナボックスに入れても、また埋もれてしまうだけ」「郵便局で交換してもらうのも面倒」と少し中ぶらりんになっていました。

そこへ友人から「寄付に回したら? そのはがきの現物のままでOKだよ。寄付先には柳本さんが取材してきたこととも関連の深い、海外援助のNPO法人も選べる」とのアドバイスをもらいました。

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▼はがき・切手関連はこちらの記事も参考ください。
この記事を書いた人
KOBIT編集部:柳本学 KOBIT公式サイト
バブル世代。新聞社2社に勤務し、当初は取材記者で後に写真部員(カメラマン)に転向した。カンボジアでの「対人地雷で足を失った人たち用の義肢製作指導をする日本人」など、東南アジア各国で青年海外協力隊員を取材した経験もある。人物取材・ポートレート撮影ならば、スティーヴン・ホーキング(理論物理学者)、稲盛和夫(京セラ創業者)、松田聖子(歌手)、長谷川町子(漫画家)など。現在は関西在住で、フリーのライター兼カメラマン。

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