ヴァンクリーフ&アーペルが高い理由が分かるブランドの歴史と価値
ヴァンクリーフ&アーペルというブランドの名前を聞いて、あなたは「価格が高い」というイメージを持たれるかもしれません。
なぜこんなにもヴァンクリーフは高いのか、今回はブランドの歴史を辿りながら、その価値について考えていきたいと思います。
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ヴァンクリーフ&アーペル誕生の歴史
ヴァンクリーフ&アーペルは、1906年にフランス・パリに誕生したジュエリーブランドです。
創業者は、宝石商の娘であったエステル・アーペルとダイヤモンド商で宝石細工職人の息子だったアルフレッド・ヴァン クリーフが結婚したのを機に、パリのヴァンドーム広場22番地にブティックを開いたのが始まりです。
1925年には「アールデコ博覧会」とも言われる国際博覧会で、ルビー、エメラルド、ダイヤモンドをあしらった「ローズ ブレスレット」がグランプリを受賞。1930年代に入ると、英国のエドワード8世、エジプトのファウジア王女とナズリ王妃など、王室が身に着けるためのジュエリーを依頼されるようになります。
1939年にアメリカへと進出したヴァンクリーフ&アーペルは、女性モチーフの起源と言われる「スピリット オブ ビューティ クリップ」を制作し、1942年にニューヨークのロックフェラーセンターにブティックをオープンします。
1956年に、モナコ公国皇太子レーニエ3世は、新婦グレース・ケリーとの結婚式でパールとダイヤモンドのアンサンブル ジュエリーを贈ったことをきっかけに、モナコ皇室御用達ブランドになります。
この1950年~1960年代にかけて、ヴァンクリーフ&アーペルは、皇室や世界的な著名人から1点もののオーダーメイドジュエリーを数多く依頼されるようになり、高級ブランドとしての地位を確立した時期となりました。
日本には1973年に進出し、パリの宝飾店として日本初のブティックとして大きな注目を集めました。
ヴァンクリーフ&アーペルが高いと言われる理由
ヴァンクリーフ&アーペルの歴史を紐解いていくと、徹底的に素材とこだわり、高い職人の技術力で制作した1点ものに注力してきたことが分かります。
- 高級ブランドとして歩んできた歴史
- 品質を徹底的に重視した宝石・素材の使用
- 機械には頼らない職人の卓越した高い技術力
こうした唯一無二のブランドとしての価値を確立し、世界5大ジュエラーであり、パリを代表する5大宝飾店を指すグランサンクにも選ばれていることが、価格という目に見える価値に反映されているのです。
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歴史を紡いできたブランドには価値が残り続ける
ヴァンクリーフ&アーペルは、数あるハイブランドの中でも、物価の変動や時代のニーズに左右されにくく、資産価値が高いことでも知られています。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
<参考文献>
[1] Van Cleef & Arpels,「物語のはじまり」,available at https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/the-maison/timeline/origins.html
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