大判・小判に高い価値。使い道や処分に困ったら支援の力に
長い間手付かずだった実家の蔵や倉庫を整理していたら、いかにも古そうな大判・小判が見つかった。
今は流通していない当時のお金。果たしてどのくらいの価値があるのか想像がつかない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、大判・小判の価値をテーマにお伝えしていきたいと思います。
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日本における金貨の歴史。大判・小判の価値
大判・小判の価値を考えて行く前に、そもそも日本の貨幣として金貨が使われたのはいつ頃くらいからでしょうか。
日本の金貨の歴史は、760年ごろに作られた「開基勝宝(かいきしょうほう)」だったと言われています。
ただ当時は貨幣で物を交換するという文化は根付いていなかったため、金貨や銀銭・銅銭といった貨幣は、富や権力を示すために造られていたようです。
本格的に金を使った貨幣が流通しはじめたのは、それから800年ほど経った戦国時代のこと。武田信玄の甲州金や、豊臣秀吉の天正長大判と言った金貨が知られていますが、この時の貨幣価値はまだ基準が曖昧だったと言われています。
貨幣制度として全国で統一されたのが、太平の世を迎えた江戸時代に入ってからのことでした。
この時の貨幣価値を現在に換算すると、大判は1枚あたり約290万円、小判は1枚あたり約29万円の価値に相当すると考えられています。
しかしながら、当時は貨幣として用いられたのは小判のみだったと言われ、大判は贈答用として使われていたようです。
大判・小判の現在の価値は?
このように当時の大判・小判には非常に高い価値があることが分かりましたが、現在は果たして価値が残っているのでしょうか。
現在の大判、小判には、純粋な金製品としての価値と歴史的な価値の両面があります。
金製品としては、金の純度の高いもの、低いもの、他の金属が混ざったものによって価値が変わります。
しかしながら、大判・小判にも中には外側に金の色味をつけただけのレプリカ、いわゆる偽物も当時造られていたのですが、こうした金としての価値がないものであっても、歴史的価値として、1枚数万円で買取されることもあります。
一般的には、1枚数万~数十万円、現存数が少ない小判では数百万円以上になるものもあり、現代でも大判・小判の価値は、当時と変わらず高いものとなっています。
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現代ではお金としての用途はなくなってしまった大判・小判。しかし、金製品として、さらには歴史的なものとしての価値は残っています。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
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