5月の誕生石「エメラルド」と「翡翠」に込められた意味・石言葉
全12回に渡って、各月の誕生石の意味や石言葉を毎月お届けするシリーズ企画。
第5回目の今回は「5月の誕生石」の特徴や価値についてご紹介します。
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5月の誕生石はエメラルド以外に翡翠も!各宝石の特徴
5月の誕生石と言えば、「エメラルドグリーン」で知られる、鮮やかな緑色が特徴のエメラルドをイメージされる方も多いかもしれません。
しかしながら、5月の誕生石はエメラルド以外にも、翡翠(ヒスイ)という宝石も選定されています[1]。それぞれの誕生石の特徴を見ていきましょう。
エメラルド
エメラルドは、3月の誕生石であるアクアマリンと同じベリル(緑柱石)という鉱物の一種で、クロムやバナジウムという元素によって鮮やかな緑色に発色する宝石です。
世界の四大宝石のひとつに数えられ、古くから女神の御神体として崇められていたと言われ、エジプトの女王クレオパトラが愛していた宝石としても有名です。
また、古代ローマでは、エメラルドは愛と美の女神ヴィーナスの象徴とされ、恋人たちに贈られました。中世ヨーロッパでは、エメラルドは真実や予言の力を持つと信じられ、魔法や錬金術にも用いられました。
エメラルドは現在でも高い人気を誇っており、世界中で採掘されていますが、最も有名な産地はコロンビアで、中でもムゾー鉱山で産出されるエメラルドは最高級の価値を得ていることでも知られています。
参考記事:役目を終えた緑の宝石「エメラルド」の指輪やピアスにも高い価値
翡翠
翡翠は英語でジェード(Jade)と表現されますが、「硬玉(ジェイダイト)」と「軟玉(ネフライト)」の2種類の総称として使われる言葉で、宝石としての翡翠はジェイダイトを指すことが一般的です。
翡翠という名前は、赤と緑の美しい羽が特徴のカワセミが由来とされ、緑色、薄紫色、白、黒、赤、黄、オレンジといったカラーも存在します。
その中でも、エメラルド同様に鮮やかなグリーンの翡翠は「インペリアルジェイド」と呼ばれ、最も価値のあるものとされています。
また、翡翠は親油性が高く、肌の油分と馴染んで艶が増していくことから「色を育てる宝石」とも言われ、身に着ける期間が長いほど美しくなることでも知られている宝石です。
参考記事:翡翠(ジェイド)にはどんな特徴が?宝石に込められた意味・石言葉
5月の誕生石に込められた意味・石言葉とは
5月の誕生石であるエメラルドと翡翠には、それぞれ石言葉が込められています。
- エメラルド:「幸福」「幸運」「愛」「希望」「癒し」
- 翡翠:「幸福」「繁栄」「長寿」「安定」「調和」
エメラルドは愛の石とも呼ばれ結婚55周年に贈られる宝石として、翡翠も結婚35周年に贈られる宝石としても知られていますが、2つの宝石には、幸せや安らぎが長く続くという意味が込められています。
また、日本で5月は若葉や新芽が一斉に広がる季節で、エメラルドと翡翠の鮮やかな緑色は、新緑を象徴するに相応しい誕生石としても親しまれています。
お役目を果たした宝石に「支援の力」という新たな価値を
生まれ月の宝石全てには意味があり、その誕生石を身に着けていると幸せが訪れると現在まで語り継がれてきました。
もし、生前整理や断捨離をきっかけに、あなたがこれまで身に着けてきた宝石を手放そうと思っているならば、その宝石に込められた幸せと価値を次の方につなげてみてはいかがでしょうか。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
<参考文献>
[1] 一般社団法人日本ジュエリー協会,「誕生石」,available at https://jja.ne.jp/aboutjewellery/aboutjewellery_inner04.html
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