2023年に入って以降、今や各所で話題の中心となっている「ChatGPT」という言葉。興味はあるものの、まだ実際に触れていない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ChatGPTに触れるきっかけとして、ChatGPTとは何か、どのようなことができるのか、そして面白い使い方として、実際にChatGPTに聞いてみた内容をご紹介します。

ChatGPTの仕組みとできることを知ろう

ChatGPTとは？

ChatGPTとは、アメリカのOpenAIが開発した人工知能を導入したチャットサービスです。

●ChatGPTの公式ページ

「Generative Pre-trained Transformer」の略称で、膨大なテキストデータを自然言語処理することで、まるで人間のように質問に対して回答してくれることが最大の特徴です。

このような会話型AIは次世代の検索方法としても注目されており、大手IT企業のMicrosoftは2023年2月からChatGPT機能を搭載した最新の検索エンジンとして「Bing AI」を、Googleが独自の対話型AI「Bard」をリリースするなど、世界的に急速な拡大をしています。

●Microsoft Bingの公式ページ

●Google対話型AI「Bard」の公式ページ

ChatGPTを使ってできること

ChatGPTは、「プロンプト」と呼ばれる命令文を打ち込むことで、応答文を生成してくれます。これだけ聞くと小難しく感じるかもしれませんが、あなたの質問や疑問に何でも答えてくれるツールで、ドラえもんのような存在と言えばイメージしやすいのではないでしょうか。

ChatGPTでできることは、質問に対しての回答だけでなく、文章の作成から校正、要約、プログラミング、コードや関数の生成、翻訳、楽譜の作成など、実に多岐に渡ります。

現在の技術ではリアルタイムの情報は扱えなかったり、回答の正確性は担保できるものにはなっていませんが、ビジネスシーンや日常生活の効率化を促す補助ツールとして様々な場面で活用できる可能性を秘めています。

ChatGPTの面白い使い方を実際に聞いてみた！

ChatGPTは様々な使い方ができると言っても、いざ使おうと思うと活用シーンが浮かばないものですよね。

そこで今回は、その悩みを直接ChatGPTに聞いてみることにしました。

※使用した言語モデルは「GPT-4」になります。

ここでは「面白い使い方」という抽象的な質問を与えてみましたが、面白いアイデアをいくつか答えてくれますよね。

さらにここから気になるトピックを深掘りすることも可能です。例えば「15.ダイエットやエクササイズの提案を行う」をもっと具体的に知りたいと思ったらこのような質問をしてみましょう。

このように、より具体的な悩みや知りたいことをChatGPTにプロンプトとして与えていくほど、求める回答が得られやすくなります。

日常生活で活用するなら、仕事帰りにChatGPTへこんな質問をするのも1つです。

このようにChatGPT使い方はまだまだ無限大にありますので、あまり形式張らず、柔軟な発想をして、ぜひあなたなりの面白い使い方を探してみてはいかがでしょうか。

ChatGPTに期待される産業発展への貢献

現在世界中で盛り上がりを見せるChatGPTをはじめとしたAI技術ですが、メディアやSNSなどではAIが社会にもたらすデメリットや懸念にフォーカスする内容も多く見られます。

しかしながら、ChatGPTを活用することでポジティブにつながる分野は多数あり、現在世界中で取り組まれているSDGs（持続可能な開発目標）の9番目に掲げられている「産業と技術革新の基盤をつくろう」にも貢献しています。

例えば、ChatGPTを使用することで、多くの産業分野で効率的な意思決定や業務プロセスの最適化に貢献でき、経済成長や新たな雇用創出につながったり、製造業、農業、エネルギー、医療、教育など、多くの産業分野でのイノベーションを支援することも可能です。

私たち1人1人が実際に使ってみることで、活用方法の発展や今後の課題も見つかると思いますので、ぜひ本記事をきっかけに触れてみて、社会貢献につながるChatGPTの使い方を考えてみてはいかがでしょうか。

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