「ジブリパークとは、どんなところ?」をSDGsの関係性から紹介
2022年11月1日に、愛知県長久手市に開園された「ジブリパーク」。
既に足を運んだ方も、これから行ってみようと思われている方もいらっしゃると思いますが、「なぜジブリパークはこの場所に誕生することになったのか」という背景はあまり知らないかもしれません。
実はそこには、現在世界的に取り組まれているSDGs(持続可能な開発目標)と深い関係があったのです。
今回は「ジブリパークとは、どのようなところか」をテーマにSDGsとの関係性を紐解きながらご紹介していきます。
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ジブリパークとは?
ジブリパークは、愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園(愛称:モリコロパーク)」内に、スタジオジブリの作品の世界を表現した公園として作られました。
2022年11月1日は第1期として「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3つのエリアがオープンし、「魔女の谷」「もののけの里」の2つのエリアが2023年度内に開業される予定となっています[1]。
ジブリパークとSDGsに関する取り組み
ジブリパークを運営している「株式会社ジブリパーク」は、スタジオジブリと中日新聞社の合同出資によって設立され、整備・運営には愛知県も連携・協力し、全面的な支援を行っています。
この背景に、2005年に「自然の叡智」をテーマに開催された愛・地球博に掲げられた理念や成果を次世代に継承していく目的と、ジブリ作品の世界観を永続的に楽しめる場所という想いが合致してジブリパーク実現に至ったとされています。
2019年に「SDGs未来都市」に選定された愛知県は、「愛知県SDGs未来都市計画」の中でもジブリパークによる取り組みを盛り込みました。
- SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」:観光産業の振興と、地域の活性化
- SDGsの目標15「緑の豊かさも守ろう」:ジブリパークの整備
- SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」:2018年に営業が終了した温水プールを「ジブリの大倉庫」に改装
このように人や地球、生き物に対する愛というメッセージが込められているジブリ作品の世界を再現することそのものがSDGsにつながっていると言えます。
まとめ
ジブリパークは、単なるテーマパークではなくSDGsの取り組みとともに誕生した公園です。
現在はまだ開園されたばかりですが、2023年には新しいエリアが増える予定なので一層ジブリの世界観が楽しめるようになりますが、SDGsという側面からジブリパークを捉えると、また違った魅力が見えてきますので、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
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<参考文献>
[1] ジブリパーク公式サイト,「ジブリパークとは」,available at https://ghibli-park.jp/about/
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