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SDGs12世界中の「もったいない」を無くすために|支援先におすすめのNPOまとめ 2022年3月度

#SDGs(持続可能な開発目標)に関連するお宝エイド記事一覧#SDGs12に関連するお宝エイド記事一覧#おすすめの寄付先紹介

私たち人間全てにとって住みよい世界を作ること、そして、地球全体の環境を維持するために、2030年までに17の目標のもと、取り組みが進められているSDGs(持続可能な開発目標)。

本記事では、その12番目の目標である「つくる責任 つかう責任」について、どういった課題があるのか、そしてこの課題に向けて取り組みを行っているNPOをご紹介します。

SDGs12「つくる責任 つかう責任」と現状の課題

私たちはこれまで、生活を豊かにするために地球上のさまざまな天然資源やエネルギーを活用してきました。

この地球上の天然資源が消費された量を示す指標をマテリアル・フットプリントと呼びますが、この数値が2000年~2007年までの間に70%も増加しています。

何より深刻なのは、資源の活用したものが再利用されずに廃棄されている現状であるということ。

日本に目を向けて見れば、プラスチックごみ問題が最も分かりやすい例と言えるかもしれません。

日本はプラスチックごみの消費量がアメリカに次ぐ世界で2番目に多いのにも関わらず、リサイクル率では先進国の中で大きく遅れを取っています。

この問題を受け、2020年7月からレジ袋を有料化したことは記憶に新しいところですが、2022年にはコンビニや飲食店が無料で出すスプーン、ストロー、マドラーといったカトラリー類、ホテルのアメニティーのヘアブラシや歯ブラシ、クリーニング店のハンガーなど12品目が有料化や再利用の対象になるなど、脱プラの動きが加速されています。

しかしながら、この取り組みはSDGs12で掲げられている中の一角に過ぎず、衣食住のために作られたさまざまな物が大量に廃棄されている現状が、先進国を中心とした課題となっています。

「つくる責任 つかう責任」の実現に向けて、日本の改善に取り組むNPO

こうしたSDGs12の課題に向けて世界各国ではさまざまな取り組みが実施されていますが、具体的にどのようなことが行われているでしょうか。

つい私たちは、国や企業が取り組む大きなことに目が行きがちですが、NPOや地域団体でもさまざまな活動を行っています。

そこでここでは、日本で「つくる責任 つかう責任」の実現に向けて取り組みを行っているNPOをご紹介します。

フードバンクとやま

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2009年より富山県を中心に食料廃棄(フードロス・食品ロス)の問題に取り組むNPO団体です。

「もったいない」を、なんかせんなん(富山弁:なんとかしなければいけない)。

を理念に、賞味期限のまだ先の物や、規格外という理由で捨てられてしまう食材を集めて、福祉施設や団体に届ける活動をしています。

NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム

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ごみがもたらす影響は、川や海の汚染にもつながります。

1930年に放水路として作られた東京の下町を流れる荒川は、日本の高度経済成長期には著しく水質が悪化したことで知られています。

長きに渡って水質改善に取り組んできた中で、1994年に荒川放水路の通水70周年を記念して荒川の一斉清掃をきっかけにクリーンエイドが立ち上がりました。

以降、日本中の河川ごみ問題につながるモデル事例となるべく、河川ごみに関する調査を重ね、効率的な回収活動を続けています。

公益財団法人ふじのくに未来財団

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静岡県内のさまざまな社会課題や活動を支援するために発足された寄付団体のふじのくに未来財団。

SDGs12につながる支援として、2020年に静岡市内のNPO法人まちなびやが開催した子どもが商品販売やサービスを提供する「こども10円商店街」があります。

次世代を担う子どもたちが「つくる責任 つかう責任」を体感するためには、このような地域に根ざした取り組みを地道に行う必要があり、ふじのくに未来財団はこうした事業を運営するための支援という重要な役割を果たしています。

SDGs12の達成に向け私たちにできること

SDGs12の目標達成に向けて私たちにできることは何があるでしょうか。

世界的な取り組みと考えると、何か大きなことをしなければならないと思ってしまいますが、私たちひとりひとりが考えなければいけないことは、「物を大切にすること」これに尽きるのではないでしょうか。

すべての物をずっと維持し続けることはできませんので、処分しなければいけない時は必ずくるものです。

しかしながら、その時に「何か別の価値につなげることはできないだろうか」と考えることが「つくる責任 つかう責任」の実現に向けた一歩につながります。

お宝エイドでは、あなたのお役目を終えた物やご自宅に眠ったままで使用していない物を換金し、ここでご紹介したようなNPOの活動原資として支援寄付する活動を行っています。

この機会に、あなたが集めてきた物に目を向けて、SDGsの実現につなげてみませんか。

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※もし、ご支援される際に「譲渡所得税」や「寄付金控除」についてご心配の場合は、ご支援される団体様までお問い合わせください。

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この記事を書いた人
KOBIT編集部:Fumi.T KOBIT公式サイト
飼い猫のさんごちゃん
広告営業のサラリーマン時代から一転、鹿児島県の離島に移住して10年。現在はWebフリーランスとして活動中。妻の無類の猫好きが高じて、先住猫と保護猫合わせて7匹を飼っている他、地域のTNR活動にもWeb担当として参画中。

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