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SDGs9・イノベーション(技術革新)の必要性がわかるアニメ・映画・漫画3選

#SDGs 9#SDGs(持続可能な開発目標)に関連するお宝エイド記事一覧

2030年までの世界的な取り組みである持続可能な開発目標・SDG。17個掲げられている目標の9番目に「産業と技術革新の基盤をつくろう」があります。

あなたはこの技術革新(イノベーション)という言葉を聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか。

今回は、このイノベーションの必要性をより身近に感じられるアニメ・映画・漫画をご紹介します。

イノベーションの基盤づくりがなぜ必要なのか、そしてSDGs9の達成に向けて私たちができることは何があるのか、本記事を通じてこれらを考えるきっかけとして頂ければと思います。

未来が発展し続けるために必要な産業とイノベーションの基盤作り

あなたが今、この記事をご覧になる際に使用されているパソコンやスマートフォン。

今や生活や仕事になくてはならないものとなりますが、これらもイノベーションによって生み出されたものの1つです。

私たちが住む日本では、ほぼ1人1台インターネットにアクセスできる通信機器を持っていると言われておりますが、世界に目を向けると、世界総人口の約半分にあたる37億人の人々がインターネットを使えない環境で暮らしています。[1]

情報インフラに限ったことではありませんが、国や地域によって大きな技術の差が生まれているのが現状で、世界全体で持続的な経済成長には、イノベーション(技術革新)の拡大が欠かせない要素の1つとなっています。

日本をはじめ、先進国が積極的にイノベーションの拡大を図っていくことで世界全体の産業化の底上げができ、経済力の向上、雇用の創出と安定した収入へとつながり、SDGs達成の連鎖につながっていくのです。

イノベーションの未来がわかるアニメ・映画・漫画3選

途上国がイノベーションを拡大するために、その基盤作りやインフラ整備が必要なことは何となく理解できるものの、常に最先端のイノベーションの恩恵を受けられる日本に暮らす私たちにとって、それがどれほど必要なものかということはわかりにくいものです。

そこで、イノベーションというものをより身近に感じられるよう、ここではアニメ・映画・漫画の3つの作品をご紹介したいと思います。

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜

映画「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」オフィシャルサイト

2017年に公開された神山健治監督によるアニメ映画。岡山在住で父親と二人暮らしの女子高生、森川ココネが夢の世界と現実の世界をまたいで「自動車産業」をテーマに冒険を繰り広げるストーリーです。

ハードウェアが「リアル」で、ソフトウェア(IT技術)が「魔法」という対比を用いることによって、過去の世界にイノベーションを起こすと、どのような未来(現実)が待っているのか。イノベーションが持つ力を感じられる作品となっています。

マイノリティ・リポート

マイノリティ・リポート-Amazon

フィリップ・K・ディックの短編小説『マイノリティ・リポート』をスティーヴン・スピルバーグ監督が2002年に映画化したSF作品です。

劇中で登場した音声認識システムや生体認証など、公開当時には非現実的だった未来技術が20年後の今になってみると、私たちはスマートフォンを通じて普通に利用できている現実。

まるで未来を予測していたかのような驚きを感じるとともに、イノベーションによってもたらされる利便性や生活の向上を実感できる作品と言えます。

島耕作シリーズ

課長 島耕作 (モーニングコミックス)-Amazon

1983年から2021年現在も連載中の弘兼憲史氏によるシリーズ漫画。日本が経済成長を遂げるバブル期から現在までの、いわゆる団塊の世代のリアルを描き続けている作品です。

主人公の島耕作は大手電器メーカーの「初芝電器産業」に勤務するサラリーマンという設定から、日本国内のイノベーションの変遷、さらには海外のインフラ格差も時代ごとのリアルが鮮明に描かれています。

「産業と技術革新の基盤をつくろう」が言わんとすることを学ぶには、うってつけの作品と言えるでしょう。

SDGs9「産業と技術革新の基盤をつくろう」で私たちにできること

日本では既に当たり前の技術でも、途上国の環境下では技術革新になりえること。SDGsの9番目の目標を達成するために、先進国の積極的な行動が必要となりますが、私たち個人では一体何ができるのでしょうか。

1つの行動としては、現在の当たり前の技術やインフラ構造に興味・関心を持ち、そこで得た知識を友人、知人、子どもに広げていくこと。それが自国の持続的なイノベーションの拡大にもつながっていくのではないでしょうか。

イノベーションが必要な国や地域に対して、私たち個人でできることは少ないかもしれませんが、経済的、技術的支援を行っている団体へ支援寄付することで貢献することは可能です。

「お宝エイド」では皆さまから郵送いただいた物品を換金し、本記事で紹介した民間団体やNPOの活動原資として送り届ける取り組みをしています。 あなたが使わなくなって処分を考えているものが途上国のイノベーション拡大の力になります。ぜひ、お宝エイドを通じてあなたができることをはじめてみませんか。

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[1]9.産業と技術革新の基盤を作ろう | SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会)
この記事を書いた人
KOBIT編集部:Fumi.T KOBIT公式サイト
飼い猫のさんごちゃん
広告営業のサラリーマン時代から一転、鹿児島県の離島に移住して10年。現在はWebフリーランスとして活動中。妻の無類の猫好きが高じて、先住猫と保護猫合わせて7匹を飼っている他、地域のTNR活動にもWeb担当として参画中。

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