2015年の国連サミットで採択された持続可能な開発目標・SDGs。

2020年から行動の10年に入り、テレビや雑誌など、さまざまなメディアを通してSDGsという言葉を耳にする機会が増えた方も多いのではないでしょうか。

本記事では、17の目標で最後に掲げられた「パートナーシップで目標を達成しよう」の大切さについて、より身近なテーマとして感じられる作品をご紹介しています。

SDGsの中でも総括的な目標とされるテーマへの知見を広げ、行動の第一歩を踏み出すきっかけとしていただければと思います。

SDGsは世界中がパートナーシップでつながらなければ実現できない

SDGsは、人間、地球及び繁栄のための行動計画として17の目標と合計169のターゲットが掲げられています。

貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会など、幅広い分野で抱えている問題を解決していくことで、よりよい世界を実現することがSDGsの目指すところですが、

そのためには、国家間だけでなく、企業や民間団体、そして私たち一人ひとりが積極的にSDGsに関心を持ち、行動を起こしていかなければいけません。

そして何より大切なのは、よりよい世界の個の力だけでは実現できないということ。

年齢、性別、人種、民族の壁を超えてつながり、互いが助け合い目標に向かっていくことで取り組みスピードを速めて、規模を拡大することができます。

SDGsの17番目の目標は、SDGsを成功させるためのパートナーシップを強固なものにする取り組み目標が掲げられています。

パートナーシップが生むパワーを実感できる漫画・映画・小説3選

SDGsの達成にはパートナーシップが必要不可欠であるとはいえ、なかなか自分の生活の範囲を超えてパートナーシップが生み出すパワーを計り知ることは難しいものです。

そこで今回は、パートナーシップの大切さをより身近に感じられる漫画・映画・小説をご紹介します。

気になった作品を実際に手にとって、パートナーシップが生み出すパワーを実感していただければと思います。

ONE PIECE

・ONE PIECE公式サイト

『週刊少年ジャンプ』（集英社）にて1997年34号より連載中の尾田栄一郎氏の作品。2021年9月3日で単行本第100巻を迎える、国内外で人気の日本を代表する漫画です。

海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィが冒険を通じて、仲間たちとの友情が1つのテーマとして描かれています。

取り巻く環境や関わる人が増えれば増えるほど、時にはパートナーシップの大切さを見失ってしまうこともあるのが人間というもの。

これまで読んだことのある方も「パートナーシップとは何か」を目的に改めて読み返してみると、さまざまな気づきが得られると思います。

スタンド・バイ・ミー

・スタンド・バイ・ミー | ソニー・ピクチャーズ公式

モダン・ホラーの大家スティーヴン・キングの短編小説『THE BODY』をロブ・ライナー監督が1986年に映画化。1959年オレゴンの小さな町の12才の仲良し4人組が「死体を探す旅」で経験した2日間の冒険が描かれています。

誰しも自分の人生を歩んでいるが、人と人とのつながりなくしては最高のストーリーは描けない。

大人になるにつれて見失いがちになってしまうパートナーシップの大切さを改めて感じられる作品です。

指輪物語

・指輪物語(評論社文庫) -Amazon

イギリスのJ・R・R・トールキンによる長編小説。2001年に映画化された「ロード・オブ・ザ・リング」の原作となった作品としてご存じの方も多いのではないでしょうか。

はめた者は影響を受け、最後には支配されるという「一つの指輪」を巡る戦いの歴史について描かれており、異種族感で生まれる信頼と仲間意識、1つの方向に向かって危機を乗り越えていくストーリーを通じて、パートナーシップの大切さを再認識できる作品です。

SDGsの目標達成に向けて私たちができること

SDGsの達成のために行動の10年に入っている現在。

お宝エイドでは、さまざまな社会課題の解決へのチャレンジするNPOやNGOといった非営利団体とパートナーシップを組み、物品寄付型ファンドレジングプログラム『お宝エイド』事業を展開しています。

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