ティファニーブルーに込められた意味。180年以上の歴史を紐解く
誰もが認める世界有数のジュエリーブランドであるティファニー(Tiffany&Co)と言えば、爽やかなブルーの箱や手提げ袋をイメージする方が多いのではないでしょうか。
今回は、この「ティファニーブルー」に込められた意味とティファニーが歩んできた歴史をお伝えします。
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ティファニーブルーの由来と意味
今やティファニーのブランドカラーやロゴ的存在にもなっているティファニーブルーは、コマドリの卵の色に由来するとされています。
このティファニーブルーは、化粧箱、巾着袋、オーダーカタログなど、あらゆるシーンで使われていますが、このカンパニーカラー選ばれた理由には、様々な意味があったと言われています。
- コマドリが「幸せを呼ぶ鳥」と呼ばれるから
- 青は真実や高潔さを表す色だったから
- 当時ターコイズのジェムストーンが人気だったから
ティファニーの創業者チャールズ・ルイス・ティファニーは、ティファニーが扱う宝石をより際立たせるため、購入した方だけが手に入れられる特別感を与えるために、このティファニーブルーのアイテムを採用したと言われています。
ティファニーの歴史とともに歩んできたブルーのシンボル
1837年にアメリカニューヨークで歴史が始まったティファニー。ブルーのシンボルが誕生したのは、創業からおよそ10年後と言われていますが、約180年のティファニーの歴史とともに歩んできたと言っても過言ではありません。
1899年のニューヨーク・イブニング・サン紙で、ティファニーは、ティファニーブルーボックスをこのように表現しています。
「ティファニーには、どんなにお金を出されても決して売らないものがひとつある。…ただし商品を購入された方には無償で提供する。それは、ティファニーの名を冠したボックスである。」
(出典:ティファニー ブルー ボックス ストーリー | Tiffany & Co.[1])
1998年には、ティファニーブルーは商標登録され、文字通りブランドのDNAとして不可欠な存在を決定づけるものとなりました。
「そんなティファニーブルーがなくなってしまうのでは?」という噂が突如勃発したことを覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
2021年4月1日にティファニー公式インスタグラムでイエローボックスの画像が投稿されたことで大きな話題となりました。
この日はエイプリルフールだったため、「ティファニーイエロー」は冗談とされていましたが、同年の6月にLVMH(モエ・ヘネシー・ルイヴィトン)に買収され、傘下のブランドに入ったことから、ユーザーの間では、ティファニーブルーがなくなるのではないかと不安に感じる方もいらっしゃるようです。
ブランドのDNAであるティファニーブルーが完全になくなることはないと思われますが、約2世紀に渡って歴史を作ってきたティファニーに、1つの転換期が起きていることは考えられるのかもしれません。
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ブランドが培ってきた価値は残り続ける。お役目を果たしたジュエリーにも使い道
世界5大ジュエラーの1つとして、長年世界中の人々に愛され続けているブランドのティファニー。その積み重ねてきた歴史から生まれたジュエリーの価値はこれからも残り続けます。
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(KOBIT編集部:Fumi.T)
<参考文献>
[1] Tiffany & Co.,「ティファニー ブルー ボックス ストーリー」,available at https://www.tiffany.co.jp/world-of-tiffany/blue-box-story/
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