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年賀状離れが進む今。起源や歴史に触れて価値を改めて考えてみよう

#ハガキの寄付#はがき寄付#年賀状の寄付#書き損じハガキ

新年の挨拶として日頃お世話になっている方に送る年賀状。ここ最近では、SNSの普及などで、ピーク時の4割ほどの発行枚数に減少しており「年賀状離れ」と言われるようになりました[1]。

これも時代の移り変わりとも言えますが、年賀状を交わす習慣は日本で長年に渡って行われてきた大切な文化の1つです。

そこで今回は、年賀状の起源や歴史を触れることで、改めて年賀状を送る価値を考えるきっかけとしていただきたいと思います。

年賀状の歴史は浅い?年賀状の起源と意味

日本で年賀状を送る習慣が始まったのは、郵政制度が確立された明治時代からと思われている方も多いのではないでしょうか。

日本にさまざまな近代文化が入ってきたこの頃、ヨーロッパで広がっていた低額の簡易郵便であったポストカードにならって、日本で初めて「はがき」が発行されたことから年賀状は広く普及したと言われています[2]。

しかしながら、実は日本における年賀状の歴史はもっと古く、紙と文字が普及しはじめた7世紀後半の飛鳥・奈良時代が起源とされています[3]。

平安後期には貴族階級の間で年賀の書状を交わすことが一般的となり、江戸期になると「飛脚制度」が確立されたことから、庶民にも年賀の挨拶を書状で送る文化が浸透していきました。

平和の象徴でもあった日本の年賀状文化

年賀状の歴史は想像以上に古いことに驚かれた方もいらっしゃったかと思いますが、現在まで続く年賀状の歴史の中で、一度その文化が途切れた時期がありました。それは「災害」と「戦争」です。

具体的には、1923年9月に近代化した首都圏を襲った巨大地震の「関東大震災」、そして1939年9月から1945年8月にかけて世界中で多くの犠牲者を出した「第二次世界大戦」です。

以降、現在まで年賀状文化が途切れることはなく続いていますが、この歴史を知れば、年賀状には「1年の始まりを無事に迎えられた感謝と平和な世界への願い」という意味が込められていると考えることができるのではないでしょうか。

年賀状には「支援」という価値もある

近年デジタル化の影響で年賀状離れが加速し、「いずれ年賀状という文化がなくなるのでは?」という声も多くなってきました。

しかしながら、年賀状には書く人の想いや願いが込められ、これまでの日本文化において人と人とのご縁をつないできた価値あるものであることには間違いありません。

また、年賀はがきをはじめ、使わずにそのままとなっていた未使用の古いはがきや書き損じてしまったはがきなどにも、実は価値が残されていることをご存知でしたでしょうか。

参考:未使用・書き損じ「はがき(ハガキ・葉書)」で支援寄付する方法

お宝エイドでは、こうしたはがきを通じて「支援寄付」という新たな価値を与える活動を行っています。年賀状の文化を大切にするとともに、この機会にはがきを通じた社会貢献もはじめてみませんか。

● お宝エイドのワンポイント

本記事で紹介した「年賀はがき、未使用・書き損じはがき」をはじめ、お宝エイドでは様々な物品を通じたNPO団体の支援を行うことが出来ます。お宝エイドでは郵送いただいた「お宝」を換金し、ご指定いただいたNPO団体の活動原資として送り届けます。あなたもお宝エイドでの支援活動をはじめてみませんか。


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KOBIT編集部:Fumi.T)

<参考文献>
[1] 株式会社テレビ朝日,「年賀状の受け付け始まる 発行枚数減少16億4000万枚」,available at https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000279888.html
[2] 年賀状博物館,「郵便制度とはがきの誕生」,available at https://futabanenga.jp/blog/hakubutsukan/376/
[3] 年賀状博物館,「年賀状前史」,available at https://futabanenga.jp/blog/hakubutsukan/373/

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